平成16年1月1日発行

育成会だより

                   第69号

西脇市手をつなぐ育成会
 会長  竹中 敏文

広報  西脇市大野175
  ワークホームタンポポ内
 

市町合併に伴う今後の育成会のあり方について!

会長  竹中 敏文

新年、あけましておめでとうございます。
 昨年度は、支援費制度がスタートし福祉制度も大きく変わりました。当初は、利用者や市の対応も手探り状態でしたが、半年も過ぎようやく制度の仕組み・利用の仕方などわかってきた状態です。制度そのものは、まだまだ、知的障害者にとって不十分な部分が多く改善の余地があると思われます。
 西脇市の現状では、利用者も少なく、制度そのものが浸透していないように思われます。すでに利用している方の要望としては、利用時間が非常に少ないとの意見が多く、利用時間増を要望していかなくてはいけないと思っております。
 本年度の育成会の取り組みとして、黒田庄町との市町合併時に育成会組織をどのようにしていくのかを、黒田庄町の育成会と話し合っていかなくてはいけないと思っております。「作業所・宿泊訓練ホームの運営をどうするのか?」「育成会の会費・預金をどうするのか?」「障害者支援センターの設立をどうするのか?」など協議事項はたくさんあります。ただ単に一緒になればいいというのではなく、将来を見据えた育成会のあり方を決めておくべきだと思います。
 例として、西脇市には2つ、黒田庄町には1つの作業所がありますが、この小規模作業所を「軽度・中度・重度」用に施設運営をし、施設を3つに分類すれば理想だと思います。ただ、現実としては、通所時間・通所距離などの問題があり、協議していかなくてはいけない点が出てくると思います。
 その一方、運営方法をまちがえれば、合併時に今の施設を統合されるかもしれませんし、補助金の削減を要求されるかもしれません。
 このように、社会情勢は刻々と変化しております。いつ何時も育成会の活動を休める時はありません。育成会組織の充実と発展のためには、会員全員の協力しかないと思っております。協力とは、会議の参加・行事の参加・各施設運営のお手伝いだと私自身は思っております。
 是非とも、この難しい状況下を乗り越えるために育成会活動にご協力お願いいたします。 



楽しかった育成会旅行(11月30日)

旅行前日には大雨があり、天候が心配されましたが、小雨があったものの楽しい旅行をすることができました。行きのバスの中では、ビンゴゲームに盛り上がりました。旅行の幹事の船田さんの発案で、豪華な賞品が用意されていました。最初の目的地 ヒルゼン高原センターについた後、ボリュームたっぷりの山菜おこわ定食を食べました。その後、みやげを買ったり、ジョイフルランドを見て回ったりしました。それから、とっとり花回廊に行きました。みんなで写真を撮影した後、全長1qにおよぶ回廊を散歩したり、温室の中で蘭やユリの花を観賞しました。帰りの車中では、ビデオを見たりして過ごしました。
 今後も、旅行を続けていきたいと思いますので、企画調整部の方まで、出要望など出していただけたらと思います。また、会員皆様方の積極的な参加を期待します。

 

有料道路における身体障害者等割引制度について

1.改正のあらまし 
  (1)現行の割引証を廃止し、身体障害者手帳または療育手帳のみで割引します
  (2)ETCでのノンストップ走行時の割引
  (3)割引措置に有効期間(2年間)を設定します。更新可能です。
2.対象者
  (1)障害者本人が運転する場合(身体障害者)
  (2)障害者本人以外の方が運転され、障害者ご本人が同乗される場合
    身体障害者手帳または療育手帳の交付を受けている方のうち、重度の方
3.改正の時期について
  (1)身体障害者手帳または療育手帳のみでの割引・・・平成15年12月1日(月)〜
  (2)ETCノンストップ走行時の割引・・・平成16年1月20日(火)午前0時〜
※市町村福祉事務所等において、新たに手帳に対象となる自動車の自動車登録番号または車両番号・割引有効期限等の記載を受けていただく必要があり、この手続きは平成15年12月1日(月)から受付開始されます。(2)については、市町村福祉事務所等での手続き後に、有料道路事業者の設置する窓口への事前登録が必要となります。
※経過措置として、平成16年5月31日(月)まで旧制度(割引証と手帳)での通行による割引を適用しますが、それ以降は割引が適用されなくなりますので、それまでに新制度の受付手続きを行っていただく必要があります。
4.利用方法について (ETCを利用しない場合)
  (1)事前の手続き
@平成15年12月1日以降に身体障害者手帳または療育手帳を管理している市町村福祉事務所等へ必要事項(氏名、住所、生年月日、手帳の番号、自動車登録番号または車両番号、自動車の所有者、続柄等)を記入した「有料道路障害者割引申請書兼ETC利用申請書」を提出し、審査を受けてください。
A割引を受ける要件を満たしていると認められた場合は、身体障害者手帳または療育手帳に、対象となる自動車の自動車登録番号または車両番号、割引有効期限等が記載されます。
  (2)通行方法
料金所で、係員が記載事項等(本人の写真、登録自動車の自動車登録番号または車両番号、割引有効期限等)を確認させていただきます。確認後、所定の料金をお支払いください。
5.申請時に必要な書類等
  (1)身体障害者手帳または療育手帳
  (2)登録を希望される自動車の自動車検査証(車検証)
  (3)運転免許証(障害者ご本人が運転される場合のみ)

ETCを利用する場合
ETCカードとETC車載器が必要となります。車載器購入については、10.000円補助金がでます。ただし、全国で先着15万人までとなっています。機器を購入し、書類の確認ができてからとなりますので、補助金が出るのは2ヵ月後くらいになります。手続きが少し複雑になりますので、詳しくは西脇市役所福祉総務課にお尋ねください。