平成15年10月1日発行

育成会だより

                   第66号

西脇市手をつなぐ育成会
 会長  竹中 敏文

広報  西脇市大野175
  ワークホームタンポポ内
 

育成会の要望書についての市からの回答(9月2日付け)

市からの回答文を太字で書いています。

1.生活支援センター設立について
 支援センターにつきましては、従来から当市の大切な施設であると考えております。社会情勢、 経済情勢をみるとき、非常に厳しい状況であり、今後の大きな課題といたしたいと思います。

2.西脇病院の改築について
 西脇病院の改築につきまして、昨年の要望事項がどの程度設計に反映されているか、とのこと ですが、昨年要望の(1)身障者が使いやすいトイレの設置、(2)雨にぬれない専用駐車場と通 路の確保は、計画に盛り込んでおります。また、この件につきましては、昨年の要望を受けた後、 ご説明申し上げたところですが、再度の説明をご要望でしたら説明に伺います。

3.支援費制度について
 支援費制度につきましては、平成15年4月からの新制度への移行に伴い、昨年の9月から3月 号まで広報にしわきに掲載するとともに、対象者には、「支援費制度が始まります」のお知らせを 配布するなど広く周知徹底を図ってまいりました。現在、居宅支援サービスは48名の方が支給 申請をされておりますが、市といたしましても、皆さまからの申請によりまして実態調査を行い、 障害の程度や日常生活に支障をきたされていること等を十分考慮し、支給量に不公平等が生じ ないよう調査結果の協議を重ねた上で支給決定を行っております。具体的な使用例等のご質問 ですが、必要に応じて個々に窓口に来ていただいても対応させていただきますが、ご要望があれ ば、日程等の調整をさせていただき説明会を計画したいと思います。

4.福祉医療受給者証について
 重度心身障害者福祉医療費助成制度につきましては、厳しい財政状況により、市単独で実施し ておりました重度心身障害者に対する特例を本年4月から廃止し、県並みの所得による制限を 設ける見直しを行いました。経過措置として、すでに、改正前の受給者証をお持ちの方につきま しては、本年6月末日までその効力を有することといたしました。また、市単独事業の見直しによ り、7月から所得限度額を超えたため非該当となられた方には「重度心身障害者医療費支給事 由消滅通知書」を6月25日付けで送付したところです。ご要望のありました制度変更理由の説 明につきましては、今後、適正な時期に貴会へもご説明できるよう努めたいと考えます。

市よりの回答を読んで
 今回の要望に対して、「西脇病院の改築」・「支援費制度」・「福祉医療受給者証」については、市からのより具体的な説明を求めたところ、誠意ある回答を得ることができました。会員の皆さまに説明してもらえる場を早めに設定したいと思っています。一番肝心な「生活支援センター」については、当たり障りのない回答しかもらえず、具体化されていないのが残念でなりません。今後とも、先進地の生活支援センターをモデルとして、要望していきたいと思っています。
 そのためには、育成会で現在取り組んでいる3つの施設「ワークホームタンポポ」・「杉の子ルーム」・「わっしょい」の連携をより一層図っていき、育成会で取り組めることと市の援助がなければ難しいことを整理をして、訴えていくことが必要ではないかと思います。



10月の父親の会について

10月23日(木)午後7時30分〜 新しい「わっしょい」で予定しています。
西脇病院改築についての説明会をしてもらう予定にしています。



大河内ダム見学旅行(9月6日)

会員17名、保護者10名、兄弟姉妹2名、ボランティア14名、合計43名の参加で、10台の車に分乗をして、大河内ダムの見学にいきました。太田ダムの畔で、ミーティングをした後、みんなでお弁当を食べました。雨が少し降ってきて、散策があまりできませんでしたが、記念撮影をするときは雨も上がり撮ることができました。それから、雨プログラムで進行することにし、エル・ビレッジを見学して、予定の時刻の3時半頃、市役所駐車場まで帰ってきました。
 今回のように、たくさんのボランティアの人に来ていただくのは、初めてだったので、行事がうまく進行するか心配だったのですが、事故なく終えることができました。これから、継続していくことで、少しずつよくなっていくのではないかと思います。スマイルのボランティアのみなさん本当にありがとうございました。
 また、今回の行事を通して、登録者の数が27名になりました。「わっしょい」の登録は、年会費が原則ですが、月会費(1.000円)を払っていただいての利用も可能ですので、詳しくは、「わっしょい」まで、連絡してください。


「わっしょい」で取り組んでいるサービスについて

 
 今年の夏休みの期間中、「わっしょい」では、障害児の一時預かりを実施しました。延べ人数にして、35人の利用がありました。この中には、自宅まで迎えに行って、天神池のプールに連れて行き、再び自宅まで送っていくという形の一時預かりもありました。
 そのようなことから、2学期が始まり、平日に関しては一時預かりをするのは、放課後と休日にしてもらえないかというニーズが出てきました。放課後に関しては、鳶谷さんの勤務からして問題ないわけですが、休日ということになると、考慮せねばならないことがたくさんありました。
 「わっしよい」の運営委員会や育成会の役員会で話しあった結果、鳶谷さんの勤務を、平日は午後からにし、一時預かりのあるときは、土・日に勤務していただくことで了解を得ました。もちろん、一時預かりのない時は、土・日は休んでいただく予定なので、前もってわかっている場合は、早めに「わっしょい」へ連絡してもらいたいと思います。また、複数の一時預かりがある場合は、ボランティアさんの応援を頼む予定にしています。それから、「わっしょい」や育成会で、行事を持つときは、一時預かりができませんので、了承願いたいと思います。

        一時預かり  100円(1時間につき)
        平日・休日に関わりなく、一律の値段です。
       事前に、生活上の注意点を出してください。 用紙は「わっしょい」にあります。
送迎について
 会員が北はりま養護学校やわかあゆ園に在籍の場合、西脇市外となりますが、生活支援ということから、送迎を同じ料金(1回150円 今年度中)で実施したいと思います。



育成会旅行について

        日 時 : 平成15年11月30日(日) 午前9時30分 出発
        行き先 : とっとり 花回廊
               ヒルゼン高原センター  ジョイフルランド

        費 用 :1.000円(昼食代)  

       後日、ハガキにて出欠を確認したいと思います。多数の方の参加を期待します。