平成14年8月1日発行

育成会だより

                   第52号

西脇市手をつなぐ育成会
 会長  竹中 敏文

広報  西脇市大野175
  ワークホームタンポポ内
 

「わっしょい」交流会(7月14日 天神池プール)

 平成14年度第1回の交流会が天神池プールでありました。コーチの藤浦さん、ボランティアの鳶谷さんを含め総勢22人(男子5名 女子17名)の参加がありました。プールサイドに座り準備運動をした後、入水し、プール内をウォーキングしました。それから、水に親しみました。ときおり、コーチの藤浦さんから、水泳の指導をしていただきました。また、鳶谷さんには、男子の世話をおもにしていただきました。藤浦さん、鳶谷さんのおかげで楽しいひとときをもつことができました。本当にありがとうございました。  天神池のプールを障害者が利用する場合、浮き輪等を使用してもいいとなっているのですが、今回使用許可とならず、残念な思いをしました。この件については、再度確認したいと思っています。




西脇市への要望事項(7月20日 例会)

 本人・保護者あわせて20数名の参加があり、西脇市への要望について、日頃の思いを話し合いました。下記にその内容を記しますが、これ以外にありましたら、お知らせください。
1.北田マンションの寄付について
 今年3月、後見人の方を通して、西脇市に寄付の申し入れがあったが、育成会から再三再四要請しているにもかかわらず、事務処理がいっこう進んでいない。この件に関して、一日でも早く、受け入れをしてほしい。
2.西脇病院の工事に関して
 西脇病院の工事がまもなく始まろうとしている。障害者が利用しやすいトイレの設置や雨天の時に、車椅子の方が雨に濡れないで、病院内へ入れるよう屋根付き駐車場の整備など、障害者にとって利用しやすい病院を建設してほしい。
3.西脇市の防災計画について
 西脇市の防災計画が出されたが、障害児者を抱える家族が安心して避難できる避難場所が配慮されていないように思われる。また、避難可能な人数が6.070人となっており、市民すべての受け皿を考えていないが、この6.070人という数字の根拠を示してほしい。
4.福祉タクシー以外にガソリン券の配布について
 先のアンケートで、障害者の外出は自家用車が多いとの結果が出ている。アンケート結果を考慮して、障害者が外出しやすいようガソリン券を配布してほしい。また、タクシーが必要な人には、タクシー券が配布されるよう、選択制にしてほしい。
5.障害者福祉計画の見直しについて
 前回の福祉計画の時も要望したが、見直しを行うための方法が福祉計画の中に盛り込まれていない。そのために、ニーズが反映されにくくなっている。障害者福祉計画の中に、見直しをするための方法を明記してほしい。
6.生活支援センターについて
 これからの障害者福祉は、3障害(身体・知的・精神)すべて市町村が取り組むことになっています。そのための拠点となる施設として生活支援センターが考えられているが、今回の福祉計画の中では何らそのことが明記されていない。何らかのビジョンを示してほしい。 
7.ガイドヘルパー制度の拡充について
 ガイドヘルパー制度は視覚障害者が対象になっているが、近隣のところでは知的障害者に対してもガイドヘルパー制度を取り入れているところがある。知的障害が全身性の障害であるとの理解に立ち、制度の拡充を考えてほしい。
8.支援費制度について
 平成15年度より支援費制度が始まるが、西脇市に住む知的障害者(18歳以上)の中で、35人(入所31人・通所4人)の人が市外の福祉施設を利用している。市内に住む知的障害者(18歳以上)の数を知らせてほしい。ワークホームタンポポや杉の子ルーム利用者は、支援費の対象ではないので、費用について検討してほしい。また、18歳未満の知的障害児の数についても、今後の進路を考える手だてとしたいので教えてほしい。
9.福祉課・施設の窓口の対応について
 職員個々によっても違うが対応に不適切な場合がある。人事異動等があるときは、配慮をお願いしたいと思います。プール使用に関して、以前は使用可能であった知的障害者の浮き輪使用や用具貸し出しの対応が変わっている。
 


企画調整部からの報告

1.育成会の旅行について
 11月4日(月)振り替え休日 倉敷チボリ公園の予定
 会員の多数の参加を期待しています。後日案内します。
2.障害者の啓発映画について
 障害者の理解を図るために、映画会を開催したいと思っています。映画のフィルムは、市の人権教育室の中にあるものを借りる予定にしています。それで、参加費はいりません。最初は、アニメなど理解しやすいものから上映する予定です。

 

困ったときはお気軽に相談してください

 先日、JR加古川線を使って通勤していた会員のMさんが、運転手さんの対応のまずさから、あやうくドアに挟まれそうになりました。彼は、JRを20年以上利用して通勤していただけに、その話を聞いた親御さんのショックは大きいものがありました。大きな事故にならなかったのは不幸中の幸いでしたが、このようなことを繰り返さないためにも、JR西日本に文書等で伝えていく必要があるように思います。先月の育成会便りの中でも、警察プロジェクトを紹介しましたが、本人の情報を伝え、適切な対応をしていただくためにも、個人だけでなく会としても考えていく必要があるように思います。何か心配なことなどがありましたら、お気軽に育成会事務局(ワークホームタンポポ内)におたずねください。

 

へそ祭りバザーの案内

 8月18日(日)へそ祭りに育成会よりバザーを出店します。お手伝いいただける方は、午前9時に総合市民センター事務室付近にお越しください。