平成13年8月1日発行

育成会だより

                   第40号

西脇市手をつなぐ育成会
 会長  竹中 敏文

広報  西脇市大野175
  ワークホームタンポポ内
 
西脇市への要望事項
 
7月20日の育成会の例会で話題になり、西脇市へ要望としてあげる事柄をまとめてみました。秋頃には、西脇市より回答がいただけるものと思っています。
@西脇病院の施設設備について  昨年度に引き続き
 洋式の便所が一カ所増えましたが、さらに増やしていただきたい。また、障害者用の屋根付き駐車場についても考えていただきたい。改築計画についても知らせてほしい。
Aタクシー券について  2年前からの要望事項
 タクシー券かガソリン券か、選択できる制度にしてほしい。この制度に関して、予算について明示してほしい。タクシー券が配布されているが、その利用状況等教えてほしい。
Bアンケートの集約結果について
 育成会総会の時に、アンケートについて結果を尋ねたのですが、集計中ということで、明確な返事がもらえませんでした。このアンケートをもとに、福祉計画が勘案されると思いますので、アンケート結果をもとに、育成会と話し合う場を設定してください。このことについては、従来お願いしているところです。
C北播磨圏域の障害福祉について
 県民局の改組があり、北播磨県民局ができました。三木市より以北がその範囲になりましたが、そのなかで、西脇市が果たす役割を含め、この圏域において、障害者の福祉に関してどのような構想があるのか教えていただきたい。
D公共施設の施設整備について
 西脇市にある公共施設の中で、障害者用のトイレが設置されていなかったりして、実際に障害者が利用できないところがいくつかあります。新しく作られている施設については、そういったことはありませんが、古い施設の中に多いように思います。すべての公共施設において、福祉のまちづくり条例の基準を生かしてください。
E国際シンボルマークの導入について
 今秋をめどに、国の方でトイレのマーク等、いくつかの国際シンボルマークが発表されると思います。西脇市においても、その主旨を生かし、一刻も早く国際シンボルマークの導入を図っていただきたいと思っています。
F高齢の知的障害者の介護保険について
 知的障害者については、従来、障害者福祉法の中でケアされてきていましたが、ノーマライゼーションの主旨から、高齢者に関しては、介護保険の中で、ケアできることが多いと思います。高齢の知的障害者を抱える家族が、介護保険を利用できるよう、詳しい説明を当事者に行っていただきたいと思います。
 
例会参加者は21名でしたが、参加されなかった育成会会員の中で、西脇市への要望事項がありましたら、役員等へお知らせください。個人の意見だと、いくら声を大きくしてもなかなか取り上げてもらえません。みなさんの声を期待しています。
 
 
  
レクレーション大会(旅行)について
昨年に引き続き、今年も育成会で旅行することになりました。昨年同様、今年も11月中に実施したいと思っています。行き先など、希望がありましたら、役員に連絡してください。保護者よりも、本人が楽しめる計画を考えたいと思っています。
 
 

「わっしょい」親睦会
7月19日(木)12時より、「わっしょい」で親睦会を開きました。本人を含め、9名の参加がありました。食事をとった後、情報交換を行いました。今のところ、土日を中心に、女性のメンバーが利用していますが、男性のメンバーも利用できるよう、男性のボランティアを募集しています。また、夏休みということもあり、学齢期のお子さんをお持ちの親御さんからのニーズもあるように思います。知り合いの方で、ボランティアに来てくださる人がありましたら、「わっしょい」(24−1458)まで、連絡してください。
 
 

西脇まつりバザーについて
8月19日(日)総合市民センターで、今年もバザーが開かれます。育成会からも例年通り参加する予定ですので、お手伝いいただける方は、午前9時に、総合市民センター体育館前にお越しください。なお、例年9月上旬に行われている健康福祉まつりは、今年は中止となりました。

 
 
相談活動のネットワーク化
育成会が運営している施設は、「ワークホームタンポポ」・「杉の子ルーム」・「わっしょい」の3つの施設があります。そのうち、相談活動の場として「ワークホームタンポポ」が設定されています。相談件数そのものは、最近それほど多くないのですが、障害児・者を取り巻く環境はそれほどよくはなっていません。「杉の子ルーム」や「わっしょい」でも、相談の窓口にはなりますので、少しでも相談したいことがありましたら、どしどしご利用ください。
 
 

育成会だよりに載せる原稿を募集しています。
この育成会だよりも、40号を数えることになりました。私(高田)が、広報担当になってから、まる2年がたちました。そのときに話題になった記事や福祉の仕組みや利用の仕方など、掲載してきました。しかし、会員の生の声については、ほとんど掲載できていません。
どんなことも結構ですので、育成会だよりに載せる原稿がありましたら、
FAX 0795−22−9563
e-mail saoriyuk@d1.dion.ne.jp
まで、送信くださるよう、よろしくお願いします。