平成13年5月1日発行 |
育成会だより 第37号 |
西脇市手をつなぐ育成会 会長 竹中 敏文 広報 西脇市大野175 ワークホームタンポポ内 |
西脇市知的障害者生活訓練ホーム「わっしょい」開所式 4月22日(日)西脇市長・西脇市会議長・西脇市社会福祉協議会理事長ほか10数名の来賓を迎え、 「わっしょい」の開所式が西脇市総合市民センターで行われました。4月現在「わっしょい」の登録者は 19名ですが、より多くの方に登録・利用していただきたいと思います。 青い鳥郵便はがきの発行・配布について 1.配布の対象 重度の身体障害者(1級または2級のかた) 重度の知的障害者(療育手帳 A)
2.受付期間 平成13年4月2日〜5月31日まで
3.配布枚数 20枚
4.申し込み 近くの郵便局に身体障害者手帳または療育手帳を提示し、所定の用紙に必要事項を
記入してください (代理人可 印鑑不要)。用紙は、郵便局・福祉事務所の窓口にあります。 この制度も利用が少ないとなくなるかもしれません。できるだけ活用しましょう。
第3次西脇市総合計画について
4月号の続き
3.施設福祉サービスの充実
(1)施設福祉の充実
○施設入所を希望する障害者の把握に努め、適切な入所指導を行います。
○通所施設・入所施設の利用状況や待機者状況等を勘案し、必要に応じて施設の整備を
検討します。 利用状況・待機者状況を教えてほしい
4.保健・医療対策の充実 (1)早期発見と早期療育
○保健所・医療機関・福祉施設との連携を図りながら、妊産婦や乳幼児を対象とする健康診査、
健康相談、健康指導などを充実し、障害の予防および早期発見・早期療育が受けられるよう 努めます。 早期療育に対して、どのようなサービスがあるのか教えてほしい。
○障害のある乳幼児を持つ家族等を支援・援助するため、保健所、児童相談所等の相談機関
との連携を図り、早期からの継続的な相談・援助体制の充実を図ります。 (2)成人保健対策
○成人病に起因する障害者が増加する傾向にあることを踏まえ、健康管理に関する啓発を行う
とともに、心身機能の低下の防止と健康の保持増進を図ります。 (3)精神保健対策の推進
○地域における精神保健については、中核機関である保健所と連携を図り、正しい精神保健
思想の普及啓発を推進し、広域的に精神障害者の社会復帰施設等の整備を推進します。 (4)療育体制の充実
○保健所、医療機関との連携を図り、障害の予防、発見から治療、機能回復訓練、社会復帰
までの一貫した療育指導体制の充実を図ります。 療育指導体制について教えてほしい。
5.社会参加と生活の安定 (1)意識啓発の推進
○市民の理解向上を目指した障害者福祉に対する意識啓発を一層充実し、「ノーマライゼーション」
理念の定着を図り、すべての障害者が差別・偏見を感じることなく社会参加できる地域社会の 形成を目指します。 (2)自立環境の整備
○障害者の雇用の促進を図るため、関係機関と連携を図り、雇用の情報提供や就業相談を
充実します。 ○民間企業、事業主に対して障害者雇用に関する啓発活動を実施し、理解の促進と雇用の確保に
努めます。 ○障害者の持つ能力を最大限生かせるよう、関係機関との協力のもと能力開発訓練等を
充実します。 ○重度の障害者の就労や社会参加を促進するため、広域的な対応も含め授産施設や共同作業所
などの就労の場の整備に努めます。 (3)社会参加の促進
○地域の中での交流が深められるよう生涯学習・スポーツ活動等への参加を促進します。
○社会参加が容易になるようガイドヘルプサービス等の支援を充実します。
(4)生活安定施策の充実
○障害者やその家族の経済的・精神的安定を図るため、公的年金・各種当ての充実及び適用範囲
の拡大を国・県に要請します。 3月号から3回にわたって西脇市総合計画について掲載してきましたが、計画の文言からわかるように、計画そのものは目標を述べたようなもので、具体的なことはあまり書かれていません。これをより具体化するには、議会の方で審議をしてもらう必要があります。また、市の福祉課のビジョンを尋ねることが大切になってきます。そういった意味でも、5月20日の育成会の総会に、一人でも多くの会員が参加し、育成会としてどのように取り組んでいくのか共通理解を図りたいと思っています。
たとえば、「意識啓発の推進」ということに対して、どのようなものを使って啓発していくかというと、やはり「市政便り」の占めるウエイトが大きいと思いますが、何月号の市政便りに掲載するかというと、全くわかりません。このようにより具体的なものが約束されていないと、努力目標だけで終わってしまうのです。とりわけ、福祉というものは申請主義と言われています。言わなければ何も変わらないわけです。ただ、私たちが要求しているものは、総合計画で定められたことに対して、実際にどうするのかということだけなのです。
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