平成11年11月1日発行

育成会だより

                   第20号

西脇市手をつなぐ育成会
 会長  竹中 敏文

広報  西脇市大野175
  ワークホームタンポポ内
                         
小規模作業所に関するアンケートの結果について(続き)
(平成10年10月実施 兵庫県手をつなぐ育成会)

調査対象 県下94作業所 回収 県下60作業所 回収率63.8%
V 作業所の開設運営並びに運営経費について 
 @開設日数(5日開設56作業所)時間帯
9〜15時 55、 9〜17時 1、 10〜16時 2
 A職員数について     5人 19、 4人 19、 3人 21
 B指導員数        3人 29、 2人 23、 1人 4
 C指導員・年齢層
24以下 17、 25〜30 20、 31〜40 43、 41〜50 45
 51〜60 24、 61〜70 14、  71以上 6
 D指導員の採用状態について
選任職員 46、 公的職員 4、 育成会会員 4、 その他 12
 E指導員月給与について
12〜15万円 44、 16〜18万円 7、 20万円以上 3、 その他 13
 F通所者本人の工賃(月額)
2千円以下 5、 2〜3千円 2、 3〜5千円 14、 6〜1万円 19
 1〜2万円 15、 2万円以上 6、 その他 6
 G指導員の社会保険加入について
加入している 40 、加入していない 27、 その他 5


 小規模作業所に対する補助事業運営費と施設整備費等基準額(兵庫県)
 
 事務費基準額
  平均初日在籍人員5〜16人未満 職員1人 2.655.000円×開設月数÷12 
  平均初日在籍人員5〜16人未満 職員2人以上 4.470.000円×開設月数÷12
  平均初日在籍人員16人以上   職員3人以上 6.285.000円×開設月数÷12
 事業費  8.270円×初日在籍人員   (県1/2 市町村1/2)


市より育成会の要望についての回答が来ました。

Q1平成12年度の障害者福祉計画についての話し合いへの育成会の参画について
A1具体的見直しの日程などは決定しておりませんが、障害者福祉計画見直し時期には、策定時と同様育成会代表者の方の参画は考えております。
*平成12年度はまもなくきます。早く日程を知らせてください。
 
Q2紙おしめの無料配布に関して(昨年度に引き続いて)
  年間使用枚数が把握できているのでその枚数を先に購入しておけば?
  大人サイズとの単価に差があるのなら差額を支払ってもよい。
A2前回回答と同様西脇市のおしめ給付は在宅の寝たきり老人などおしめ給付事業の枠を拡大し適用しています。個人のサイズに合わせたおしめ給付は、この制度上での適用にも限界があり、契約上も個別サイズの契約は、高単価となるため難しい点がありますが前向きに検討していきたい。
*育成会の方もいろいろ考えています。前向きの検討に期待します。
 
Q3福祉タクシーに関して(昨年に引き続いて)
  介護者が自分で運転する場合、タクシー券をガソリン代支給にかえてほしい。
A3現在における車社会の中で、移動には車を使用されることはよくわかりますが、高齢や一人暮らしの方の移動手段はタクシーによるところが多いことから、市としましても地域福祉基金の利息を運用してタクシー券の交付を行っています。
*タクシーの制度を否定しているのではありません。ただ、選択できるようにしてほしいのです。また、前年度の予算額を明示してください。現状から考えて、利息の運用では限界があるように思います。
 
Q4ワークホームタンポポへの重度加算などの配慮について(運営資金不足のため)
  高砂・加古川・稲美・加美などで実施
A4育成会として小規模作業所の運営には大変ご苦労をいただいておりますことには敬意を表するところであります。事業の運営資金につきましては、従来通り県の補助要綱並びに市の補助要綱に規定する額の補助以外は考えておりません。なお、補助金については来年度所員の数が16名を超える予定のようですので要綱に照らし合わせ補助額を決定する予定です。なお、重度加算の支給につきましては、今後の検討課題としたい。
*所員が増えて、額が増えるのは当然です。バザー等の売り上げに依存している現状を考えてほしい。