小谷山(おだにやま)
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 写真奥の山が、小谷山系の主峰大嶽(標高495m)。右手前の少し低い山に浅井長政の小谷城跡がある。城跡のすぐ近くまで車で登れる。
 姉川の合戦で敗れた浅井長政の妻お市の方は戦国時代で最も美しい女性だったと言われる。その娘、おちゃちゃは後の淀君、おはつは京極高吉の妻、おごうは徳川二代将軍秀忠の妻として歴史に残る。
 石垣が残る城跡を抜けて山王丸の先へ行くと、道は一度下って六坊跡から再び登り、大嶽山頂に至る。
 六坊跡から清水谷に下りる道もあるが、名前通りの谷道で見晴らしが悪い。夏は蒸し暑くて虫が多い。紅葉の季節にはよいかもしれない。
 大嶽山頂には大嶽城跡がある。と言っても広場と土塁が残るのみ。広場には木が繁って見晴らしは悪い。
 なお、小谷山系には熊やカモシカが生息するので注意。
 大嶽への途中から見下ろすと西池が見える。野鳥の観察施設があるので、季節が良ければ帰りによってみると良い。
 小谷山麓の須賀谷温泉もこじんまりして良い。