渡り廊下
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斜面に立つ高時小学校の2階の「渡り廊下」を渡ったところは一段高い地面で、そこには「文庫」が建っていた。
地元の名士が母校に寄付したたくさんの本が収蔵されていた。子供には難しすぎる本だったが、薄暗いその建物(ネバーエンディングストーリーでセバスチャンが本を読む場面を想像して欲しい)の本を読むことが楽しみで、早く掃除当番が回ってこないかと思った。
今は取り壊されて石碑と渡り廊下が残るのみ。名士が母校に寄付をする、古き良き時代。