TOTO
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TOTO
1. Child's anthem
2. I'll supply the love
3. Georgy Porgy
4. Manuela run
5. You are the flower
6. Girl goodbye
7. Takin' it back
8. Rockmaker
9. Hold the line
10. Angela
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記念すべきTOTOのデビューアルバムです。
どうも先にDavid Paichがきっちりアレンジを決めてから作ったようで、
どの曲もまとまっています。シングルカットできそうな曲が多い。
Steve Lukatherのプレイは、今よりもFusion寄りで、しっかりスタジオ
ミュージシャンしています。デビュー曲「Hold the line」も良いですが、
早弾きではなくとも、「You are the flower」のソロも一聴の価値あり。
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Hydra
1. Hydra
2. St. George and the dragon
3. 99
4. Lorraine
5. All us boys
6. Mama
7. White sister
8. A secret love
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TOTOの2枚目。他よりプログレ色が強いところが好きです。
同時に、スタジオ版でありながらライブ的な面も強いアルバムです。
個人的には"TOTO IV"よりもこのアルバムのほうが好きで、
セールス面では良くなくとも、これがTOTOの最高傑作だと思います。
このアルバムのWhite Sisterのソロを聞いてからSteve Lukatherの
ファンになりました。
Mamaのソロを聴いてもわかりますが、技術的には簡単なことを
やっている部分でも、しっかり歌っていてさすがです。
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Turn Back
1. Gift with a golden gun
2. English eyes
3. Live for today
4. A million miles away
5. Goodbye Elenore
6. I think I could stand you forever
7. Turn back
8. If it's the last night
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3枚目は見事なロックンロール・アルバムです。
ノリノリでカッコイイGoodbye Elenoreが最高ですが、
この後、ライブで必ず演奏されるEnglish Eyesなど、
他の曲も良くできていて捨て曲は一つもありません。
このアルバムは特にSteve Lukatherのギターが前面に出ていて
ギタリストならば必ず聴くべし!
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TOTO IV
1. Rosana
2. Make believe
3. I won't hold you back
4. Good for you
5. It's a feeling
6. Afraid of love
7. Lovers in the night
8. We made it
9. Waiting for your love
10. Africa
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TOTOの最も売れたアルバムで、82年のグラミー賞を席巻した傑作です。
全体にミドルテンポでスケールの大きい曲が多いですね。
ホーンセクション、オーケストラなども動員して壮大に仕上げています。
Steve Lukatherのギターは、このアルバムで急に一段と
速くなったような気がしました。また、作曲面でも素晴らしいバラード
"I won't hold you back"を生み出しています。
また、"Make believe"では簡単なフレーズながらSaxに負けない
表現力も示しました。"Afraid of love"は彼がボーカルを取る曲の
中では、欠かせない一曲です。
Jeff Porcaroも"Rosana"のゴーストノート入り16分3連シャッフル、
Africaの複雑でいて繰り返しのパワーが光るビートなど
もうサスガとしか言いようのない演奏をしています。
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ISOLATION
1. Carmen
2. Lion
3. Stranger in town
4. Angel don't cry
5. How does it feel
6. Endless
7. Isolation
8. Mr.Friendly
9. Change of heart
10. Holyanna
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大ヒット作の後で煮詰まったのか、メンバーが変わりました。
ボーカルがBobby KimballからFargie Frederiksenへ
ベーシストがDavid HungateからMike Porcaroへとチェンジ。
内容的にはハードロック・アルバムになっています。
("Holyanna"みたいな肩透かしもありますが^_^;;)
"Carmen""Angel don't cry"などアップテンポの曲の
出来が良い("Angel don't cry"はLukatherのソロも良いです)
ですが、前作の延長線上を期待した人には、ちとつらいかも...
個人的には"Stranger in town"を1stシングルにしたのは疑問かと...
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Fahrenheit
1. Till the end
2. We can make it tonight
3. Without your love
4. Can't stand it any longer
5. I'll be over you
6. Fahrenheit
7. Somewhere tonight
8. Could this be love
9. Lea
10. Don't stop me now
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再度ボーカルがJoseph Williams(あのJohn Williamsの息子)に交代。
FargieがもろHR系だったので、このチェンジは正解と思います。
作曲面でもなかなか貢献しています。
Steve Lukatherのギターは少し引っ込み気味ですが、
その分、名曲"I'll be over you"のボーカル・作曲で頑張っています。
この曲はマイケル・マクドナルドのコーラスも効いていますね。
個人的にはLeaのイントロのキーボード?の音も好きですが、
全体的にはちょっと地味というか、暗い感じがします。
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The seventh one
1. Pamela
2. You got me
3. Anna
4. Stop loving you
5. Mushanga
6. Stay away
7. Straight for the heart
8. Only the children
9. A thousand years
10. These chains
11. Home of the brave
12. The seventh one
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タイトル通りの7枚目、Steve Porcaroが脱退しました。
マツダ・カペラのCMに使われていた"Pamela"や、
来日時に「夜のヒットスタジオ」で歌っていた"Stop loving you"以外にも、
リンダ・ロンシュタットに叫んでもらった"Stay away"とか、
故Jeff Porcaroの複雑かつ続けて聞くうちにはまっていく
(本人も叩きつづけるうちにトランス状態に入ることがあったようですが)
すごいリズムの"Mushanga"とか、良い曲が集まっています。
"TOTO IV"以降では一番良いアルバムです。
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Past to present
1. Love has the power
2. Africa
3. Hold the line
4. Out of love
5. Georgy Porgy
6. I'll be over you
7. Can you hear what I'm saying
8. Rosanna
9. I won't hold you back
10. Stop loving you
11. 99
12. Pamela
13. Animal
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ベスト版。個人的には納得の選曲だと思います。
Jean-Michel Byronの4曲も入っています。(1,4,7,13)
彼は元々マネージメントサイドが勝手に入れたメンバーだったようです。
TOTOのカラーとは少しずれてる感じですが、私は逆にそこが面白く
感じました。もう少し一緒にやってみると良かったのではないかと...
特にAnimalは好きです。この曲はギターも冴えてます。
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Kingdom of desire
1. Gypsy Train
2. Don't chain my heart
3. Never enough
4. How many times
5. 2 hearts
6. Wings of time
7. She knows the devil
8. The other side
9. Only you
10. Kingdom of desire
11. Jake to the bone
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Jeff Porcaroの死の直前に完成したアルバム。
これをひっさげて日本公演に来るはずだったのに...(;_;)
しかし、はっきり言って出来は良くないです。
相変わらず演奏は素晴らしいんですが、曲に恵まれない...
これ以降は単発で良い曲もあるんですが、通して聴けるような
アルバムはありません。
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Steve Lukather関連セッション
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Another Night
(Wilson Brothers)
1. Feeling Like We're Strangers Again
2. Another Night
3. Thanking Heaven
4. Shadows
5. Just Like A Lover Knows
6. Lost And A Long Way From Home
7. Can We Still Be Friends
8. Ticket To My Heart
9. Take Me To Your Heaven
10. Like Yesterday
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Wilson Brothersの1979年のアルバムです。
このころはSteve Lukatherが参加しているアルバムで、ある程度
雑誌で取り上げられているものは、信用買いしてしまっていました。
このアルバムもその内の一枚ですが、買って良かった!
Steve Lukatherのギターだけでなく、全体として素晴らしく出来が良い。
"Feeling like we're strangers again"はヤング・ギター誌に
スコアが載ったりして、割と認知度は高かったかも。
"Just like a lover knows"はLukatherのセッションでは
1,2を争うほど素晴らしい演奏をしています。
"Shadows"のクリーントーンでのJazzっぽいソロも絶品です。
でも、最大の拾い物は"Another night"。これのソロはLukatherでは
無いのですが、頭のピッキング・ハーモニクスの絡んだチョーキングの
フレーズには唸ってしまいました♪ こんなギタリストがいるなんて、
アメリカは広いな縲鰀(笑)
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Baked Potato Super Live
(Greg Matison Project)
1. Bomp me
2. Thank you
3. First time around
4. I don't know
5. Go
6. I'm home
7. The spud shuffle
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グレッグ・マティソンというキーボーディストのセッション盤ですが、
私ははっきりいってスティーブ・ルカサーのアルバムとして
買いました。ライブハウスでのインストということで、
もう弾きまくり縲怐噤磨I!という感じです。最高!
(でも、多分廃盤です^_^;;;;)
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Middle man
(Boz Scaggs)
1. Jojo
2. Breakdown dead ahead
3. Simone
4. You can have me anytime
5. Middle man
6. Do like you do in New York
7. Angel you
8. Isn't it time
9. You got some imagination
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Bozのアルバムでは、これが一番好きです。
Steve Lukatherが全面的にフィーチャされているのも良いですが、
それを別にしても良い曲が揃っています。
"Jojo""Breakdown dead ahead""You can have me anytime"など。
"Middle man"のリフは疾走感バリバリで、バッキングでも十分
存在感を示しています。
"You can have me anytime"のソロはLukatherではないですが、
名演ですね。Carlos Santanaが弾いています。
トヨタ・クレスタのCMで使われていたので、
聴いたことのある人も多いのでは。
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Time No Longer
(Kazu)
1. Overture(Rainy MOON)
2. Sunset and the minstrel
3. Voise from the dark
4. Dwarfs' workshop
5. Goblin hunt
6. Farther on(Song from the Prison)
7. Bonfire(Centerdance)
8. The desert
9. Time no longer
(The great time-giant wakes up)
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リーダーが日本人という以外は完全に洋楽のアルバムです。
松居 和(マツイ カズ)さんという尺八プレイヤーの
アルバムですが、音は完全にフュージョンです。
何といっても、ゲストのギタリストが豪勢で、
スティーブ・ルカサー、ラリー・カールトン、リー・リトナー、
ロベン・フォード(イエロー・ジャケッツの人です)。
個性の違いがそれぞれの曲に良く反映されています。
蛇足ですが、最近は奥さんでキーボーディストの松居慶子さんも
頑張っているようですね。
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