火山豆石 2006年4月11日作成

Newton 2006年5月号の火山豆石の記載(埼玉県立松山高校・奥雄一)が気になった。

火山豆石が成層構造で雲の中で上下する間に成層構造になるのでは、と言うことである。

検索すると新しい説ではなかった奇石博物館説明もほぼ同じである。

火山豆石 奇石博物館収蔵品

さらに火山豆石を検索で調べる、横須賀の観音崎博物館の説明も同じだ。

観音崎博物館の画像(リンク)

観音崎付近の海岸で見つかるそうだ。

 

雲仙普賢岳での 白尾元理(写真家・サイエンスライター)の報告がある。

「直径数mmの凝集した火山灰の粒がパラパラと雨のように降ってきた。それが火山豆石(まめいし)だった。」

でも添付写真が降下物かどうかはっきりしない。

 

石垣島の火山豆石の分析

火山豆石の成分分析を探すと地質調査所 2000.08.31:伊藤[順]・浜崎 ↑が有った

灰と豆の成分比較は【2】と【3】を比べればいいと思う。 灰には石膏が無く豆には多い。

火山弾の熱の影響が有るというのは豆石が落ちた時は有水の石膏だったと言う事だ。

66℃以上に加熱され一旦無水になった! 赤いのは同時に水酸化鉄が酸化鉄に変わったのだろう。

 

以上のデーターから私の立てた火山豆石の成因の推測は、

降下火山灰の上に上空で出来た石膏の粒が落下した。

三宅島の降下物のようにその時は粒も小さく必ずしも球形ではない。

そのご何千万年も水を含んだ状態で圧縮される。

石膏は水に溶けて緩やかに拡散し周囲の珪酸質と反応し球形の石を作る。

同じような拡散で出来たと思われる石には鈴石があります。

この仮説からするとモットぎっしり詰まった豆石も出来る筈だ。

 

横須賀市長井松ヶ崎の火山豆石

神奈川の大地から借りてきました。  画像が大きかったので部分的にコピーしました。

研磨切断面が欲しいが、豆と豆が達磨のようになっているのも有るようだ。

中央部は石膏リッチで溶けやすく凹んだり中空に成るのだろう。

積層構造もリーゼガングのように拡散で出来るのか、

拡散条件が地温などで変化して出来たのではと推測する。

 

ココまで来て後からの降下物がなぜ石膏リッチなのかも推測しなくてはいけない。

石膏の気化? 大量に降るにはあまりにも蒸気圧が低すぎる!

そこで石膏を検索で調べる、火山の噴気孔付近にできるのだ。

噴火した時高温の水に溶けていた石膏が噴気と共に飛散し無水の微粉となって上昇する。

それが雨滴が出来る時の付着・有水化して硬い有水石膏の粒として落下する。

 

ココまで考えてもう一度 Newton 131 ページの火山豆石の画像を点検する。

Newton の火山豆石

よく見ると左上部分に層の不連続面が見える、拡散によったリングではなくやはり空中で出来たものらしい。

不連続面は空中での衝突による破損の跡だろう。

なお、この埼玉県西部の堆積層は1200万年前のものとされている。

 

火山豆石はポンペイの遺跡からも発見されている、空中で丸い石が出来るのは普通のことらしい。

 

以上、参考とした資料は断っていませんが全てリンクしておりますのでお許し下さい。

 

私が調べた麻生山の火山豆石

 

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