カタカムナ文献

太古の日本列島に栄えたカタカムナ文明の直観物理学の高度な内容を歌の形で伝えたもので、
「科学の書」

世に知らしめたのは楢崎皐月(ならさきこうげつ)という科学者で、
昭和24年初頭、大地電気測定という研究目的のため、全国各地を調査していた際、兵庫県六甲山系金鳥山附近の山中において、助手の青年数人と共に、2ケ月余にわたって穴居中、「カタカムナ神社の宮司」と称する平十字(ヒラトウジ)氏に逢い、「カタカムナ神の御神体」として、「開けては目が潰れる」と堅く秘匿されて来た巻物を見せられたという。

巻物には、円と十字からなる暗号のような図象文字が、渦巻状に書かれていた。

楢崎皐月はかつて陸軍の科学技術者として満州にあったとき、親しく交際していた慮有三という道教の老師から、「日本の太古にアシヤ族という人々が存在し、特殊な鉄をつくり高度な文明をもっていたという話を聞いた。

アシヤ族の創造した八鏡化美津文字は、実によく整い、自由に変換する機能があるので、
物の理を弁じ、様々の技術の便を生じ、物事の仕組・仕掛けを知り、天地万物の成り立ちや経過まで、明らかに示すことができた」という話を聞いていたため、この「カタカムナの御神体」(=カタカムナ文献)に記された図象を一目見て、慮有三の語った「アシヤ族の八鏡文字」ではないかとひらめき、書写を乞い許されたという。

この楢崎写本は現在も後継者である宇野多美恵女史が保管している。

『カタカムナ文献』は、『カタカムナのウタヒ』とも呼ばれるように、カタカムナ図象文字で、渦巻き状に記された八〇首のウタヒから成り、それらのウタヒがまた全体的に見ると、渦巻き状に配されている。

そのなかに「ミトロカエシ」ということ言葉?があるが、
これは、「三つの異相界面作用の働きが、物質系の原子転換と、生命質系の生素
子転換という反応に関わる」原理で、「反電磁場に於ける六種基本量の干渉」を意味した天然理とのこと、
無機物から生物を自然発生せしめることが可能であり、檜崎氏は、無菌処理を施した被験料で、
ミトロカエシ固定池の反応により、生物が発生する事実を確認したという。
「ミトロカエシ」技法を応用すれば、電気、石油等の内燃機関の類によるのではなく、
人間の同様の食物を摂取して動くロボットを作ったり、核エネルギーを無力化させる反電磁場振動子
などを作ることが可能だという。

楢崎氏は縄文以前、今から一万年以前の頃の書だと考えている。

楢崎氏は昭和49年7月に亡くなり、
『カタカムナ文献』の研究は、宇野多実意女史の「相似象学会」により組織的に行われている。

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