いとういっとうさいかげひさ
 

塚原卜伝柳生宗厳と並び称される剣豪でありながら、生国については伊豆大島説、西国説、近江堅田説、加賀金沢説などがあり、生年についても天文十九年(1550)八月五日説がある。

 

通称弥五郎、偉を景久斎号を一刀斎。江戸に出て中条流の名手 鐘捲自斎通宗から同流の小太刀及び通宗工夫の中太刀を学び、自斎より中条流の極秘剣ある妙剣・絶妙剣・真剣・金翅鳥王剣・独妙剣の五点を、すべて伝えられたという(《一刀流極意》)。

彼自身、一刀流を称したかは疑問で、「唯一刀流伝書」によれば、一刀斎は一刀流といわず、外他流と称していてという。小野忠明(小野派一刀流創始)に一切を伝授。

   

 

終焉地は丹波篠山、下総小金原の二説があり、死亡日は承応二年(1653)六月二十日とあるが不詳。
 
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