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臍帯血移植日記

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@ 入院〜前処置開始

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2003年11月〜1月

基本的にまあくんのおとうさんによる記録になっています

2003年
11月21日(金)

 まあくんと二人で大学病院の特殊診断治療部へ入院。東4階病棟。移植を受ける方が入るところだ。エレベーターを降りると金属枠のガラス戸がある。開けると、下足室になっていて、スプレー式の殺菌消毒剤がその入口に設置されている。板敷きの下足室に履物を置き、そこを通って奥にあるガラス戸を開けて内履きに履き替え(新しいものを買うように言われ、あわてて売店で買った)、病棟に入る。頑丈そうな金属製の両開きの自動扉を入ると、すぐ左手にまたもや置かれているスプレー式の殺菌消毒剤で手をきれいにする。そこで備え付けのマスクをして廊下を行くとすぐに病室の扉が並んでいる。ナースステーションを過ぎるといろんな機械がそのまま置かれているスペースがあって、小児病棟と違って、冷たく、物々しかった。
病状によって違うようだが、子どもは基本的に個室のようで、親の付き添いも認められている。また、前処置が始まって、どこまで抵抗力がなくなるか(なくすか)によって低菌状態、無菌状態など、レベルの違いによって、部屋の状態もちがってくるとのこと。
 荷物の整理(すべて消毒。疲れるほど拭きまくった)の後、今後の治療についての説明などを受ける。まあくんの状態が以前より進行しているように感じるところを伝える(ほとんど歩けない。よく手が震えることなど)。
 心臓のエコーの検査をする。
 三連休に入るので明日の昼から帰って月曜の午後に戻ることにする。

つづきは、しばらくお待ちください。