井の頭公園・動物園
井の頭公園・池 その1
栄えある第一回目は「井の頭公園」です。ここは「池」と「動物園」があります。まずは池の方から。
吉祥寺駅南口から丸井脇を通って行くとすぐ井の頭池に出られます。この通りは楽しいお店がある
ので今度紹介します。池の周りは緑がいっぱいで、4月にはお花見ができます。すごいですよ、辺り
一面酒臭くて(笑)それだけ良いお花見スポットなんです。
池は貸しボートがあります。昔から有名なのは、池の辺に弁天様をお祭りしているのでカップルが
ボートに乗ると別れると言われている事。本当かは分かりません。悲しいことに試したことありません
ので。ボート乗り場の向かいに「水生物館」があります。ここは淡水生物や白鳥のいる水族館です。
井の頭公園・池 その2
今の季節(11〜3月頃)は池に沢山のカモが飛来しています。カルガモは年間いるのでおいときます。
一番多いのは「オナガガモ」。オスの頭はこげ茶色、メスは全身うす茶っぽいですが、どちらも尾っぽが
長いのですぐに分かります。次に「マガモ」はオスの頭が鮮やかなグリーン、メスがうす茶っぽい。「キン
クロハジロ」はオスは頭が黒で体がこげ茶色。メスは少しオスより薄い色。「コガモ」はオスは頭が茶色で
グリーンのサングラスのような模様があります。メスは他のカモと同じくうす茶っぽいかな。あとは「オシド
リ」が池の隅っこにちらほら。「カイツブリ」も池の中央を横切ってチャポンと潜ってます。丸井から降りて
きて池に沿って右に行くとオナガガモの大軍に会えるところがあります。
<アクセス> ・JR吉祥寺駅南口徒歩約5分
井の頭動物園 〜その1〜
正式名は「井の頭自然文化園」と言います。井の頭池と併せて「井の頭恩賜公園」であり、その一角が
文化園(動物園と分園の水生物館)になります。動物園内には(1)動物園(2)彫刻園(3)童心居などの
展示があります。また分園は井の頭池・中野島にあり魚類水鳥類の展示があります(詳しくはその2で)。
(1)動物園
何と言っても象のはな子でしょう。もう50年くらいは居るのでしょう。とても元気にしています。動物と触
れあえる「モルモットコーナー」「リスの小径」、日本の身近な鳥を集めた「和鳥舎・ヤマドリ舎」、熱帯の
植物や放し飼いの熱帯鳥のいる「熱帯鳥温室」、日本産の動物(カモシカ、キツネ、ハクビシン、)やアラ
イグマ、フェネック、ワラビーなどがいます。また「熱帯鳥温室」の前にはミニ遊園地があります。メリーゴ
ーランド、観覧車、新幹線などがあります。
(2)彫刻園
故北村西望氏の作品を屋外・室内に展示、アトリエを当時のまま保存し道具類の展示がしてあります。
長崎平和祈念像の原形、笑う少女等があります。
(3)童心居
詩人野口雨情の書斎を動物園内に移築しました。有料にて借りることもできます。大変落ち着いたた
ずまいです。
動物園内にはシャクナゲ園、ツバキ園、日本庭園があり、武蔵野の面影を残す雑木林に囲まれていま
す。目の前は車の多い大通りですがうそのように静かな所です。
<アクセス> ・JR吉祥寺駅南口より徒歩約10分
・有料駐車場あり(休日はかなり混むので電車をお勧めします)
井の頭動物園 〜その2〜
井の頭池の方に下り、中之島に分園があります。橋を渡ってボート乗り場の目の前にです。ここには
水鳥類(白鳥、カモ、ツル類等)と水生物館内には淡水魚、両生類の展示がしてあります。珍しいところ
ではトウキョウサンショウウオやタナゴ類が飼育されています。動物園と併せて(動物園で入園券を買う
と分園の入園券が付いています)見に行ってください。大きな水族館ではなく、小さな身近な魚に会うの
もまた良いでしょう。