加入プロバイダの評価
田舎の橋本では、常時接続がフレッツISDN位しかなく、泣く泣くエリアプラス料金を払い、56kMODEMで隣接の和歌山市にアクセスしていました。
今回、カード型PHSによる64k同時接続サービスである、ケイ・オプティコムのEO64エアに乗り換え3ヶ月程度使用した感想を記します。
1.接続形態
私の所有パソコンは、インターネットのMAINがi-Mac(初代:ボンダイブルー)、ZLOG、HAMLOG用にTHINKPAD(A4、400MHz)です。
EO64エアの提供サービスは、Aセットのノートパソコンに接続するPHS内臓カードがMAINで、BセットがUSB変換アダプタつき、Cセットがシリアルポート変換アダプタ付きとなっており、B,Cセットがアダプタの5千円分余計に費用がかかります。
しかし、ノートパソコンは長時間使用していると疲れるので、Bセットを選択してどちらでも使用可能にしました。
2.電界強度の測定
EO64エアはPHSを使用するため、電波の弱いところでは使えません。
従って、PHSカードを持ってくるときに電界強度の測定が行われます。
これは、実際に設置している場所での測定をすることにより、顧客とのトラブルを防ぐのが目的のようですが、私がいない間に来られたのでどんな機器でどんな測定が行われたのかはわかりません。
でも、とりあえず問題ないとのことでPHSカードを置いて帰られました。
3.接続設定
カラーの画面のハードコピーを中心としたマニュアルが添付されており、問題なく接続設定できました(THINKPADの方は私の妻が先にしてしまっているほど簡単みたいです)。
4.実際の使用
MAINがi-Macだもので、そちらでまず使用してみましたが問題が出てきました。
(1)よく切れる
(2)切れたあとMODEMをリセットしないと再接続ができないことが多い
(3)つながらなくなると、何度リダイヤルしてもつながらない。
(1)については、普通のPHSを使用していることもあり、想像どおりでした。
これだけなら、電話代が安くなると思えば我慢できる範囲です。
パワーアンテナが秋頃発売(無料レンタルじゃないの?)されるらしいとのことですで、使えるようになれば問題ないかと思います。
(1)の現象については、ケイ・オプティコムに問い合わせましたが、電波の状況が悪いためだということでした。
しかし、THINKPADでやっている分にはそんなことはありませんので、自然と疑いの目は、自然とUSBアダプタにいきます。
今のところ原因はわかっていませんが、事象からi-Mac、USBアダプタの相性が悪いのか、USBアダプタ自体の問題かと思っています。
大きいファイル(数メガ〜数十メガ)のダウンロード時は、途中でまったく切れず成功するのですが、MAILの送信時や大きいファイルのアップロード時はすぐにデータが送信できなくなり、(2)の現象に陥ります。
たまにUSB接続のキーボードがおかしくなったりもしてます。
(3)の現象も困り者で、キレそうになることもありますが、THINKPADでもおきており、2Fに持っていけば問題ないので、電界強度の問題のようです。
5.今後の対応
気が付けば、ADSLがすごい勢いで全国展開してきており、EO64エアの工事が不要で持ち運べるだけでは、私の用途には不満が残ります.
でも、慌ててADSLに乗り換えずに、光ファイバ接続ができるようになるのを待とうかな。
6.番外(コスト)編
今までは、月にプロバイダ固定料金2000円と、電話代が20時間程度として4000円程度で6000円程度払ってきていましたが、今はあわせて3000円とかなり軽くなりました。
特に、電話代を気にせずいつでも接続できるのがいいです。