2004年電通大コンテスト参加記
参加部門:マルチバンド 93局246pts×57マルチ=14,022
天候:曇り時々晴れ〜雷雨〜曇り
移動地:伊都郡
今回はひどい目にあったので、記録に残すべく書いてみました。
準備編
季節外れの台風来襲のため固定のANTを降ろしっぱなしで、次期ANTを検討中だったので、上げ直さず移動することにしました。
といっても、フルセットを持って行くだけの気力もなく、手抜き設備で参加することにしました。
FT-100と3BAND DPは積みっぱなしなので、VDPとF9FT、マスト、発電機、PC等を積み込むだけです。
設営編
ルール変更で、開始時間が中途半端に早くなったので、昼頃に出かけました。
天候は、曇り時々晴れ。アブとスズメバチが飛んでいましたが、なぜか曇るとどこかに行ってくれます。
そんなに暑くもなく、第1マストに3BAND DPとF9FT、第2マストにVDPをあげて設営完了。
発電機を回してSWRチェックもOKと非常に順調。
コンテストまで後1時間あるので、BANDでもワッチしようとすると、怪しい雲が広がってくると共に雷が!!
あわてて同軸を外に放り出し、そのままじっとしているだけの状態が続きます。
そのうち、コンテストの開始時間が来ましたが、雷雨は弱まる兆しなし。あたりの鉄塔などに落ちている音が聞こえます。
今回あげたアンテナは以下のとおり。
1.9〜7MHz:IV 11mh
14〜28MHz:VDP 8mH
50MHz:F9FT 12mH
運用編
待っているだけでは暇なので、危険だけどATAS-100でワッチを開始。
空電はとても激しく、だんだんノイズレベルが上がって行って落雷があると一気にノイズレベルが下がるのが手に取るようにわかります。
そんな中、ハイバンドは何も聞こえなかったので、7MHzでぼちぼちと上の周波数から呼びに回り始めました。
リターンがない局もありますが、皆さん結構耳がいいようで着実にQSOできていきます。
しかし、発電機が突然停止。雨が激しすぎて水が入ったようです。
雷の中無謀にも再始動を試み、何とか復活。頭の上では雷が光り続けていて生きた心地がしませんでした。
そのうちネタ切れになりましたが、RUNする気も起こらず。
20mをワッチすると2局聞こえたので苦しいながらも何とか取ってもらいました(VY TNX)。
17:50になって、明らかに雷が遠ざかっているのがわかったので、ようやくANTを繋いで本格的にQRV。
しかし、時既に遅しかCONDXも悪くあまり伸びず、不完全燃焼に終わった感じです。
<反省など>
せっかく移動したので無理やり出た感じですが、今考えれば無謀な行動でした。後戻りの出来ない性格は何とかならないものでしょうか。
不完全燃焼だったので、その後80mと160mでJCGサービスをしましたが、なぜかそちらのほうが圧倒的にレートが良かったので複雑な気分になりました。
<結果>
バンド 交信局数 得点 マルチ
3.5 MHz 29 76 20
7 MHz 53 144 26
14 MHz 4 8 4
21 MHz 4 10 4
50 MHz 3 8 3
合 計 93 246 × 57 = 14022
<タイムチャート>
| 17 18 19|合計
----+---------+----
3.5| - 14 15| 29
7| 14 26 13| 53
14| 3 - 1| 4
21| 1 1 2| 4
50| 1 - 2| 3
----+---------+----
合計| 19 41 33| 93
累計| 93|
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