2002年ALLJAコンテスト結果
参加部門:CMM 680局×193マルチ=131,240
天候:曇、明け方豪雨
移動地:伊都郡
準備編
仕事で、3月後半から新しいシステムの移行作業を、土日も夜もなくやっていて、和歌山・ALLJAに参加できるかどうか、非常に微妙でした。
和歌山コンテストは、何とかQRVして機材を車に積みっぱなしておいたので、ALLJAは休むことさえ出きれば最悪準備なしで出られるはずと考えました。
結局何も準備せずに4/28を迎えることとなるのでした。
うまい具合に、4/28と29だけ何とか休めることになったので、参加することにしました。
ガソリンは、和歌山コンテストの残りで十分足りるはず、食料と着替え、PC、パドルさえ持てばオペレートはできるはずと考え、積み込みして出かけます。
場所は昨年の全市全郡と同じ場所にしました。
懸案は、LOWBANDのANTのSWRが高かったことで、今回時間が取れず、調査・対策が取れていません。
現地で対応することにしました。
設営編
この場所は、マルチでは2度目なので、慣れたものです。
高くなったところに杭打ちし、6mの4eleHB9CVと滑車を付けて上げます。
Loopは、車で踏み台を踏んでそちらの方に上げます。
早速SWRを計ってみると、3.5、7Mが、やはり昨年同様SWRが悪くディップ点が見つかりません。
3.5Mの長さを変えてみるも効果なし。もしやと思って3.5のIVの片エレメントを外してしまったところ、ばっちり下がるではないですか。
2本のIVがお互い干渉してしまっていたようです。
しかし、この場所では、2本のIVをずらすのは難しかったため、結局3.5Mフルサイズをあきらめて、3.5/7Mの2バンドIVのみにしました。
設営が終わって食事にしようと思ったら、買ってきた食料が1食足らないではないですか。
どうも、勘違いして昼食を買い忘れてしまったようです。
まあ、余分に買ってあるので何とかなるかと気楽に考えることにしました。
運用編
いつものように、7Mスタートするため適当な周波数でCQを出します。
21時よりスタートですが、最初の1分強は誰も呼んでこず、時間が非常に長く感じました。
立ち上がり20分はスロースタートでペースがあがりませんでしたが、そこからがすごかった。
今回3.5MのIVを下ろしているため7Mが非常に良く飛んでいたようです。
過去最高のペースで、しかも22時台は、21時台よりペースがあがるではないですか。
いつまでも7Mで引っ張るわけもいかず、6mにQSYしますが、こちらはGWがのびていませんでした。
いつも取ってもらえる1エリアの各局にも取ってもらえず、マルチがのびません。
仕方がないので、3.5MにQSYするとまずまずのペースでQSOできます。
と調子の良かったのは、最初の4時間程度でした。この辺から呼びにまわらないといけないのですが、日頃の疲れからか集中してCALLできません。
そのうち意識ももうろうとしてきて、とうとう2時半にダウンして寝てしまいました。
寝たのは想定より早かったですが、大体予定どおりと思っていたら4時半に目覚めたあとも集中力が出ません。
レートを維持するのに呼びにまわらないといけないところを、CQばかり出してのびず、3.5,7,50Mを使い切ってしまった状態になり、7:30頃14MにQSYしました。
しかし、昨年の全市全郡のCONDXを期待していたところがスキャッター中心のCONDXで、精神的ショックを受けます。
そのままCONDXもそんなにあがらず、ずるずるいっていって、12時頃重大なミスに気づきました。
ガソリンが夕方までしか持たないのです。
記憶が定かではありませんが、和歌山コンテストのとき満タンにしていたつもりが適当にしか入れていなかったようで、明らかに足りない状態でした。
最悪車のバッテリーでと考えましたが、パソコンなしではきつい。
どうするか、悩みながらオペレートしているうちに、ついに13:30頃?(ログを見る限り)に意識を失ってしまっていました。
16時前に気がつき、再度気を取り直して呼びにまわろうとするも、まだ気力が全くわかない状態になってしまっていたのと、ガソリン、食料等の関係から今回はここでうち切ることに決意しました。
反省点
前の週末、土日を徹夜で仕事していたのに、そのまま毎晩終電で帰る生活を送っていたため、コンテストに耐えられる体調ではありませんでした。
準備のことなど頭になく、思いこみで何も確認せずに移動地に出かけてしまったことで、すべてが終わっていたことになります。
今回は、参加することに主眼をおいていた(言い訳)ということにしておきますが、立ち上がりが過去最高のペースだっただけに本当は残念です。
アンテナの配置については、工夫が必要なことがわかりました。複数のアンテナを上げる限りは永遠の課題のような気もします。
IVをトラップを使って1本にするのと、干渉しているのを無理矢理つかうのではどちらが良いのでしょうね。XPOまでには、時間を取って比較してみたいと考えています。
<結果>
バンド 交信局数 得点 マルチ
3.5 MHz 127 127 39
7 MHz 255 253 43
14 MHz 118 118 41
21 MHz 63 63 26
28 MHz 18 18 14
50 MHz 101 101 30
合 計 682 680 × 193 = 131240
<時間ごとの交信局数> (括弧内は電信の内数)
3.5 7 14 21 28 50 ALL
[21] 0 78(78) 0 0 0 0 78(78)
[22] 0 87(87) 0 0 0 0 87(87)
[23] 20(20) 0 0 0 0 40(40) 60(60)
[00] 41(41) 0 0 0 0 10(10) 51(51)
[01] 9(9) 15(15) 0 0 0 13(13) 37(37)
[02] 30(30) 0 0 0 0 0 30(30)
[03] 0 0 0 0 0 0 0
[04] 4(4) 0 0 0 0 0 4(4)
[05] 19(19) 10(10) 0 0 0 10(10) 39(39)
[06] 4(4) 31(31) 0 0 0 4(4) 39(39)
[07] 0 0 40(40) 0 0 1(1) 41(41)
[08] 0 10(10) 13(13) 13(13) 0 2(2) 38(38)
[09] 0 15(15) 0 14(14) 15(15) 4(4) 48(48)
[10] 0 9(9) 25(25) 0 0 4(4) 38(38)
[11] 0 0 2(2) 25(25) 2(2) 0 29(29)
[12] 0 0 9(9) 5(5) 1(1) 13(13) 28(28)
[13] 0 0 28(28) 6(6) 0 0 34(34)
[14] 0 0 0 0 0 0 0
[15] 0 0 1(1) 0 0 0 1(1)
Total 127(127) 255(255) 118(118) 63(63) 18(18) 101(101) 682(682)
<時間ごとの累積交信局数> (括弧内は電信の内数)
3.5 7 14 21 28 50 ALL
[21] 0 78(78) 0 0 0 0 78(78)
[22] 0 165(165) 0 0 0 0 165(165)
[23] 20(20) 165(165) 0 0 0 40(40) 225(225)
[00] 61(61) 165(165) 0 0 0 50(50) 276(276)
[01] 70(70) 180(180) 0 0 0 63(63) 313(313)
[02] 100(100) 180(180) 0 0 0 63(63) 343(343)
[03] 100(100) 180(180) 0 0 0 63(63) 343(343)
[04] 104(104) 180(180) 0 0 0 63(63) 347(347)
[05] 123(123) 190(190) 0 0 0 73(73) 386(386)
[06] 127(127) 221(221) 0 0 0 77(77) 425(425)
[07] 127(127) 221(221) 40(40) 0 0 78(78) 466(466)
[08] 127(127) 231(231) 53(53) 13(13) 0 80(80) 504(504)
[09] 127(127) 246(246) 53(53) 27(27) 15(15) 84(84) 552(552)
[10] 127(127) 255(255) 78(78) 27(27) 15(15) 88(88) 590(590)
[11] 127(127) 255(255) 80(80) 52(52) 17(17) 88(88) 619(619)
[12] 127(127) 255(255) 89(89) 57(57) 18(18) 101(101) 647(647)
[13] 127(127) 255(255) 117(117) 63(63) 18(18) 101(101) 681(681)
[14] 127(127) 255(255) 117(117) 63(63) 18(18) 101(101) 681(681)
[15] 127(127) 255(255) 118(118) 63(63) 18(18) 101(101) 682(682)
<マルチプライヤーの獲得状況>
3.5 7 14 21 28 50 ALL
[21] - 34 - - - - 34
[22] - 8 - - - - 8
[23] 15 - - - - 16 31
[00] 12 - - - - 3 15
[01] 5 - - - - 6 11
[02] 5 - - - - - 5
[03] - - - - - - -
[04] 1 - - - - - 1
[05] 1 - - - - 3 4
[06] - 1 - - - 2 3
[07] - - 26 - - - 26
[08] - - 4 11 - - 15
[09] - - - 5 13 - 18
[10] - - 4 - - - 4
[11] - - 2 8 1 - 11
[12] - - 2 2 - - 4
[13] - - 2 - - - 2
[14] - - - - - - -
[15] - - 1 - - - 1
Total 39 43 41 26 14 30 193