2002年6m AND DOWN コンテスト参加記
2002年7月6日〜7日
参加部門:X50 612局×55マルチ=33,660
天候:設営時風雨→晴れ→夜中風雨→昼間晴れ→撤収時雨
移動地:伊都郡
デジカメを忘れたので、写真はありません。
準備編
仕事の方で、新システムが4月に運用開始したばかり、しかもトラブルだらけで7/3も夜間バッチの処理確認で徹夜でした。
このままでは、ALLJAの二の舞になると思い、出来ることだけでも先にやろうと前の週末に機材の積み込みを終えておきました。
と思っていると、今度は台風が接近して天候が荒れそうです。
設営時に強風で苦労しそうなのでステーも確実に張れるかの確認も済ませました。
RIGは昨年のフィールドデーコンテストと同じ構成にすることにしました。
アンテナは、4eleHB9CV×2、HB9CVは昨年どおりにしました。
後一本を最後まで悩みましたがALLJAで使ったコメットの4eleの調子がいまいちに思えたので、西向けのみ自作のF9FTもどきを投入することにしました。
HB9CVも、学生時代から使っているものでかなり錆が出てきていましたが、結局そのまま利用しました。
CQマシンを投入したかったのですが、PCインターフェースを作っている暇がありませんでした。
また、MICもSHUREの526Tを10年以上使い続けていますので、移動用のものを入手しようと考えていましたが円安傾向で為替が動いていたので購入に踏み切れませんでした。
設営編
台風がを日本海の北よりをとおるようだったので、近づく前に設営しようと早朝から出かけました。
家を出るときは、晴れ間ものぞいていたのに、現地近くから雨が降ってきました。
どうせ天気は悪くなる一方と考え、小雨のうちに設営を済ませようとしました。
7時過ぎから設営を始め、風が強いのでいつもより高さを1段低くしてあっさりと設営完了です。
早速、発電器を回してワッチしながらアンテナを切り替えていくと、どうも空白の方向があるようです。
昨年は、問題なかったのですが。。。。
HB9CVとF9FTは1本のマストにあがっているので、今更修正をするのもなんなので、4eleHB9CV×2と方向の調整をしますが、結局うまくいきませんでした。
F9FTのパターンの問題でしょうか?
そうしているうちに、なんと天気は回復してしまいました。でも風は強くなってきたので、早く設営して正解だったと思いました。
昼間ワッチをしていると、14時台に7エリアの南のほうまでオープンしていました。
CONDXは、良さそうですが、コンテスト本番でそこまで開くと3エリアでは勝ち目がありません。
ついつい、開かないことを祈ってしまいました。
早く設営したお陰で、結構休養も取ることができ、体力的にも助かりました。
ANT
4eleHB9CV×2 10mH(2本のアンテナの中間) 北東向け
HB9CV 10mH 北向け
自作F9FT 6mH
RIG
FT-1000MP+TRV
運用編
20時40分頃に、周波数取りをしようとすると、既に50.250は埋まっていたのでひととおりスイープしてサイドのかぶりがなさそうなところを選びCQを出しました。
JR4FLW局に呼ばれて、しばし話し込みました。鳥取は、これでキープ出来そうです。
いよいよ21:00になり、コンテストがスタートするもペースがあがりません。
仕方がないので、早めにCWにQSY−呼びにまわりで、何とか最初の3Hでは昨年のレート近くをキープ。
しかし、先食いをしてしまっているので、そこからのペースダウンは強烈でした。
嫌気がさしてきたので、3時には寝てしまいました。5時前目覚ましがなる前に雨の音で目が覚めました。
それほど強烈な雨がたたきつけています。
そんななか、オペレートを始めると、5時台にJO1DFG/8局に呼ばれました。これは、昨年FD並にオープンしてしまいそうな予感。
しかし、言うほどCONDXはあがらず、9時台に7、8のマルチを一気に増やした程度で、再オープンしてもほとんど増えませんでした。
発電器も、雨に打たせていたせいか、パワーが出なかったようでいつもより電圧降下が大きく、燃費も悪い状態でした。
沖縄もSSBのパイルを破れずあきらめていましたが、その後CWで呼ばれました。
結局、局数も延びず、2〜6、9エリアは大幅減に終わりました。TOTALでもかなりの減です。
結果(反省)編
ほぼノントラブルでオペレート出来た中では最悪の結果だったと思われます。
全国順位で考えても、1-8エリアでどの程度開けているかにもよるのですが、開けていなくてもこの局数ではマルチ差でカバーできそうにありません。
・そろそろ発電器のメンテナンスが必要
雨が混入してしまったせいだとは思うのですが、調子が悪くなりました。平成7年に買ってから一度もメンテをしたことがなかったのも問題かも。
・F9FTの成果はいかに?
西向けは、混信から逃れ、非常に静かなオペレートが出来ました。逆に単独ではとても使えないアンテナですね。
4eleHB9CVとの特性の差は、予想どおりトレードオフの関係でした。
今回のように、複数のアンテナを用意できるときはF9FTの方がよいですが、マルチバンドのうちの6mANTとしては、4eleHB9CVの方が使えそうです。
<結果>
バンド 交信局数 得点 マルチ
50 MHz 612 612 55
合 計 612 612 × 55 = 33660
<時間ごとの交信局数> (括弧内は電信の内数)
50 ALL
[21] 110 110
[22] 77(35) 77(35)
[23] 59(30) 59(30)
[00] 39(16) 39(16)
[01] 29(7) 29(7)
[02] 14(9) 14(9)
[03] 0 0
[04] 0 0
[05] 17(6) 17(6)
[06] 22(8) 22(8)
[07] 29(6) 29(6)
[08] 24(8) 24(8)
[09] 45(2) 45(2)
[10] 33(12) 33(12)
[11] 24(15) 24(15)
[12] 28(1) 28(1)
[13] 30(8) 30(8)
[14] 32(4) 32(4)
Total 612(167) 612(167)
<時間ごとの累積交信局数> (括弧内は電信の内数)
50 ALL
[21] 110 110
[22] 187(35) 187(35)
[23] 246(65) 246(65)
[00] 285(81) 285(81)
[01] 314(88) 314(88)
[02] 328(97) 328(97)
[03] 328(97) 328(97)
[04] 328(97) 328(97)
[05] 345(103) 345(103)
[06] 367(111) 367(111)
[07] 396(117) 396(117)
[08] 420(125) 420(125)
[09] 465(127) 465(127)
[10] 498(139) 498(139)
[11] 522(154) 522(154)
[12] 550(155) 550(155)
[13] 580(163) 580(163)
[14] 612(167) 612(167)
<マルチプライヤーの獲得状況>
50 ALL
[21] 27 27
[22] 5 5
[23] 4 4
[00] 1 1
[01] - -
[02] 1 1
[03] - -
[04] - -
[05] 1 1
[06] - -
[07] 1 1
[08] 2 2
[09] 10 10
[10] 2 2
[11] - -
[12] - -
[13] 1 1
[14] - -
Total 55 55
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