HONDA    CB750FB

 

[仕様諸元表]

製造年:1981年

乾燥重量:227kg

排気量:748cc

最高出力:70ps/9000rpm

最大トルク:6.0kg−m/7500rpm

エンジン型式:空冷4ストローク4気筒

 

 

 特に探していた訳では有りません。

それは、大阪のBIKE通り松屋町筋を冷やかしてた時に偶然出会ってしまったのです!

それも希少価値のあるFBの黒っ♪

もうコレだけで、躊躇する理由なんて見当たりません。(^_^;)

気が付いた時には後先考えず、契約書に署名をしていたta−bo!なのであります。(こればっか...)

当時は空前の空冷4気筒カスタムブームだった事もあり、ta−bo!も遂にカスタム地獄に溺れて行くのでした。

ホント、コイツには色々と手を入れてやりましたねぇ〜。(*^ー‘)フュ〜 

エンジンは823ccにボアアップ。

純正キャブレターをパワーフィルター仕様にし、大きくなったエンジンに併せてリセッティングしてやったり。

900cc用のOILパン/ポンプに交換し、9段のOILクーラーをマウントしてやったり。

前足をWPのスプリングに交換、後足をヨシムラカヤバのユニットに交換してやったり。

「ノーマルのルックスを崩す事の無いカスタム」

これこそが座右の銘なのであります。

なんせta−bo!は「これでもかっ!」って程の見苦しいカスタムは今でも大嫌いですので...。

またスペア外装も入手し、当時国内でも殆ど見る事の無い900FDカラーにリペイントしてやりました。

これで随分、北摂界隈の山手の道を走り回ってました!

ta−bo!のイメージでこのCBが色濃いのは、この性でしょう。(*^。^*)

でもCBちゃんとの相性は、先々代のCBちゃんから全く変わりません。

それどころかカスタムする事により、より一層親近感を覚えずにいられませんでした。

それこそ当時一緒に所有していたGSXR1100Mよりも、コッチの方がフラッグシップ扱いでしたし...。

そしてta−bo!はCBの魅力に益々溺れていくのでした。

 

ところが運命とは皮肉なものでして...、別れは突然にやって来るのでした。

まだ肌寒い春の日にみんなでTouringに行ったときの事です。

福知山辺りに差し掛かって、各人気持ち良くワインディングを満喫してた時のコトでした。

突然流れ出したリアタイヤを押さえ込むヒマも無く、大クラッシュ!!

哀れCBちゃんは、一瞬でこの様な姿となってしまったのです...。(×_×)

泣く泣くパーティの1人に家まで送って貰い、レンタのトラックで引き取りに向かう事と相成りました。

帰ってきたCBちゃんはフレームまで及ぶダメージを被っており、修理を断念せざるを得ません。

余りに突然な別れに、不完全燃焼のココロはくすぶったままでした。

(T_T;)ゞ