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マイリス膣坐薬

Q:
39週目に入り検診の時にマイリス膣坐薬を入れられました。既に、38週目には1.5cm子宮口が開いていると言われていましたが・・この薬によって陣痛が来るのでしょうか?



陣痛が来るのが待ち遠しいですね。次の妊婦健診で、子宮口の状態はどうでしたか。マイリス膣坐薬は、プラステロン硫酸ナトリウム(腟坐剤)で、添付文書によれば、本剤の効能・効果は「妊娠末期子宮頸管熟化不全における熟化の促進」とされています。

 お産の経過中、軟産道の一部である子宮頸管は熟化(軟らかくなって伸展性を増します)・展退(短縮)・開大します。この子宮頸管の熟化が不充分だと軟産道強靱とかいわれたりします。
この薬は、陣痛が来たときに、軟産道が順調に変化していくように準備するためのもので、陣痛を起こすためのものではありません。

乳頭への刺激をしていきましょう。陣痛を起こす刺激になりますし、スムーズな母乳育児にもつながるでしょう。

 赤ちゃんも一番いい時を選んでいるのだと思います。お母さんのお腹が居心地がいいのかもしれませんね。赤ちゃんがお腹にいる残りの時間を楽しんでくださいね。生まれた後は忙しくなりますよー!


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