妊娠初期
おっぱいについて・・・
Q

 今、15w5dです。
 先日、産院でおっぱいチェックがありまして、自分でも心配していた乳首について指摘されました。陥没ぎみで、触れば出てくるのですが、特に右がひどくすぐ戻りそうになります。今から毎日少しずつマッサージしていこう、と看護婦さんに言われましたが、治って飲ませられる形になるのか不安で一杯です。今までは、母乳がでるかなぁ・・・という心配でしたが、たとえ母乳が出ても、このままでは飲ませられないのかと思うととっても悲しくなりました。この産院は母乳主義なので、産まれてすぐ母子同室で、ミルクは与えない方針のようなので、この乳首から飲んでもらえなくてもミルクに・・・という風にはいかなかったら、赤ちゃんは大丈夫なのかと心配です。陥没はマッサージで治る、もしくは多少飲ませやすくなるのでしょうか。今は、どんな事をして、何を気をつけるべきかアドバイスお願いします。

A

 できれば母乳育児をしていきたいと思ってられますか?
15wからもう、おっぱいチェックをしてもらえる母乳主義の産院にかかってられるなんて、恵まれていますよね。

<陥没ぎみで、触れば出てくるのですが、特に右がひどくすぐ戻りそうになります。
<今から毎日少しずつマッサージしていこう、と看護婦さんに言われましたが、
<治って飲ませられる形になるのか不安で一杯です

大丈夫ですよ。刺激すればちゃんと突出する仮性陥没乳頭ですから。乳頭さえ、伸びが良く、柔らかければ、たいした問題なく、吸ってくれるはずです。
簡単に飲める哺乳ビンの乳首を覚える前に、babyちゃんに mamaさんのおっぱい&乳頭をしっかりと吸ってもらいましょう。そんなに心配することはありません。

<この産院は母乳主義なので、産まれてすぐ母子同室で、ミルクは与えない方針のよう

ということですから、ますます、母乳育児を進めていく上での施設側の環境も整っているということです。産まれて直後から入院中の数日間の母乳への関わり方は、とても大切です。
今の状態が安定しているのでしたら、看護婦さんが言われたように、今から少しずつ乳頭の手当てをしていくと良いと思います。
 お風呂に入ってリラックスしている時など利用して、乳頭をきれいにしながら、刺激にならない程度にゆっくりと行なってくださいね。
もし、マッサージをすると、すぐにお腹が張ってくるようでしたら、中止して様子を見ましょう。

Q
アドバイスありがとうございました。

> できれば母乳育児をしていきたいと思ってられますか?

出来れば、自分も母乳で育てられたので、自分のbabyにも母乳で愛情一杯に育てたいと思っています。

> 15wからもう、おっぱいチェックをしてもらえる母乳主義の産院にかかってられるなんて、恵まれていますよね。

初めての妊娠なので他の病院もそんなものかと思っていたのですが、違うんですね。

> 大丈夫ですよ。刺激すればちゃんと突出する仮性陥没乳頭ですから。
> 乳頭さえ、伸びが良く、柔らかければ、たいした問題なく、吸ってくれるはずです。

プレッシャーとか思わず、逆にこの恵まれた環境のなかで出来るだけの努力をしてみたいと元気が出てきました。マッサージのほう、頑張ってやってみます!どうもありがとうございました。

A

> 出来れば、自分も母乳で育てられたので、自分のbabyにも母乳で愛情一杯に育てたいと思っています。

素敵ですね!おっぱいは、おかあさんから赤ちゃんへの特製のプレゼントですよね。いっぱい飲ませてあげてくださいね。

> 初めての妊娠なので他の病院もそんなものかと思っていたのですが、違うんですね。

病院によって、授乳に対する考え方は大きく異なります。機会があったら、どんな方法で授乳を行っているか、授乳が上手くいかないときには、どのような指導をしてもらえるか等を聞いておくと良いでしょう。

> プレッシャーとか思わず、逆にこの恵まれた環境のなかで出来るだけの努力をしてみたいと
> 元気が出てきました。マッサージのほう、頑張ってやってみます!どうもありがとうございました。

まだまだ時間はたっぷりありますので、気長にがんばってくださいね。

2002/05/20

妊娠中期
おっぱいマッサージ
Q

 今、22週です。
 よく、雑誌や妊娠の本に、6ヶ月になったらおっぱいマッサージを・・・
 と言う記事をよく見つけますが、私の通っている病院では、子宮を刺激するので、絶対にしないように!といわれました。
 私は母乳で育てようと思っているので、お乳は沢山出て欲しいんです。
 それに、もともと胸があったほうなので、大きな胸の人はお乳が出にくいと言われるので、マッサージを早く始めれば沢山出るのであれば、早くしたいと思います。
 実際の所はどうでしょうか???

A

 > 子宮を刺激するので、絶対にしないように!といわれました。

 妊娠の経過は順調ですか? お腹が張ったり、下腹部痛・鈍痛があったりというようなことはありませんか?
確かに、おっぱいのマッサージは子宮を刺激して、お腹を張りやすくします。陣痛がなかなか来ないときや陣痛が微弱な場合は、おっぱいや乳頭を刺激して、子宮の収縮(陣痛)を促したりもするんですよ。

> 私は母乳で育てようと思っているので、お乳は沢山出て欲しいんです。
> 大きな胸の人は、お乳が出にくいと言われるので、マッサージを早く始めれば
> 沢山出るのであれば、早くしたいと思います。

 母乳育児を頑張りたい気持ちは、とても大切にしてほしいことですし、そんな風に思っていただいて嬉しく思います。ただ、おっぱいは たくさん出れば出るほど、良いというものでもありません。出過ぎる場合も、分泌量が少ない場合もそれなりに苦労があります。“さし乳”といって、赤ちゃんが飲みたいときに、ちょうど必要な量だけ、催乳・分泌されるおっぱいが理想的ですね。

 また、赤ちゃんに直接しっかり吸ってもらうことが最も大切です。 どんなタイプのおっぱいも、赤ちゃんから直接、吸てつ刺激を受けることで母乳の分泌が促されていきます。赤ちゃんの飲み方で、おっぱいそのものの状態も日々変化するものです。

 さて、妊娠中からの母乳育児に向けてのおっぱいのマッサージについてですが、基本的には、妊娠経過が順調であること、流早産の注意や安静の指示を受けていないことが大切です。おっぱいに触るとすぐにお腹が張りやすい場合や体調の悪い時などは中止しましょう。
 胎動が確認でき、安定期に入ったら、始めてもらっても構いませんが、乳首のマッサージは刺激が強いですので、いつ産まれても大丈夫な37週以降にされたほうがいいでしょう。
 また、乳管開通 されやすいように、入浴時に乳かすなどを取って、いつも清潔にしておきましょう。それだけでも今は十分なように思います。日常生活のなかで、ノーブラにしている時間を増やして、おっぱいが自由にぶらぶらと動きやすい状態にすることも、母乳の分泌の為にプラスなことですよ。
 牛や犬など、四つんばいの哺乳動物は、いつもぶらぶら状態で、動くたびにおっぱいマッサージしているのと同じような効果があり、乳房の基底部が良好な状態といえますね。

2004/01/20