高齢者講習
平成10年10月から、免許を更新するにあたって、高齢者講習が必要となりました。対象となるのは、免許更新時の誕生日に満70歳以上となる方です。(道路交通法第101条の4)また、平成21年6月から、75歳以上の方は講習予備検査が必要となりました。
高田自動車練習所では、奈良県公安委員会の指定を受け、平成22年より高齢者講習を実施しています。
最近の交通事故の特徴は、高齢者が被害者としても加害者としても増加している事です。安全運転をしようという気持ちがあっても、運転に必要な情報を的確にとらえることや、適切な判断や対応をすることができなかったりして、交通事故という結果を招いてしまう事が多くあります。これは、加齢とともに記憶力・判断力や身体機能が低下しており、視力や判断力に衰えがあるためであると考えられています。自分の身体機能や能力を正しく自覚し、能力に合った運転を心がけていただくのが、高齢者講習の目的です。
講習の日程
高齢者講習は、免許証の有効期限の切れる6か月前(誕生日の5か月手前から1か月過ぎまで)から受講できます。講習は予約制ですので、電話でお申し込みください。
電話番号 : 0745-21-5001
なお、免許証の更新手続きは、誕生日の1か月手前から、誕生日の1か月過ぎまでの、合計2か月間です。誕生日を1か月以上過ぎてしまうと、免許は取り消しとなりますので気をつけてください。やむを得ない理由があって、期限の切れてしまう方は、延長規定がありますので、免許センターにお問い合わせください。
講習時間は3時間です
※小型特殊免許のみ保有の人は、74歳以下は1.5時間、75歳以上は2時間です。
- 最近の交通事故の特徴など
- 新しく改正された法令の解説など
- 身体機能の低下と安全運転について
- 運転適性検査器をつかった検査と診断
- 視力検査計をつかった検査と診断
- 実車運転での検査と診断
- 道路でのハッと、ヒヤリとした体験の意見交換
- 記憶力や判断力についての簡単な検査(講習予備検査:75才以上の方のみ)
講習に必要な持ち物
- 運転免許証
- 講習のお知らせのハガキ
- 眼鏡など
- 運転のしやすい服装
(実車を使用しての運転があります。ただし、小型特殊免許のみ所有の人は、実技講習はありません) - 筆記具(ボールペン)
- 講習手数料
誕生日時点で 74歳以下の方 |
誕生日時点で 75歳以上の方 |
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普通免許、二輪免許、原付免許 などの方は5,100円です |
普通免許、二輪免許、原付免許 などの方は6,000円です (予備検査650円+講習5,350円) |
小型特殊免許のみ保有の 方は2,350円です |
小型特殊免許のみ保有の 方は3,000円です |
講習修了後に交付される「高齢者講習終了証明書」は、免許証の更新手続きの際に必要となります。大切に保管してください。
警視庁による、講習予備検査(認知機能検査)についての説明ページです。(警視庁サイトへ移動します)
警視庁による、講習予備検査に関するQ&Aを掲載したページです。(警視庁サイトへ移動します)