2007.3.9 彦根市議会 市民文教常任委員会(一部抜粋・要旨)

馬場和子議員(彦政会)



馬場和子議員
 本会議の中でも出ておりましたけど、場外勝馬投票券発売所設置同意の請願書が採択されたということで、その中で市長の発言に対しての質問がありました中で、市長は、これまでの古いデータでしたけれども示されて、青少年問題にはこれだけの影響があるんですということをお示しになったんですけれども、市長は弁護士さんではありますけど、学校の先生ではございませんので、教育の現場ということでは余りお得意分野ではないかとは思うんですけれども、これはまだ先のことなんですけど、この施設が設置された場合に、彦根市の子どもたちに対して本当に問題はないのかというようなことを、子どもたちに間近に接していただいている教育の立場の方としてどのように思われているのか。
なかなか本会議ではそこまで突っ込んだことも申し上げられませんので、こういう委員会の場というのは、そういうふうに身近なことを細かいこと、大きなこともお互いに意見が聞けるということがいいことだと思いますので、その点1点、どのようなご見解をお持ちかお伺いしたいと存じます。よろしくお願いいたします。


矢田徹教育長 
今日の生徒指導の問題行動等では、カラオケ、それから、ゲームセンター、コンビニでもたまり場になりますので、一時期図書館が夜間開放されたところでは、そこがたまり場になって大変困ったというようなニュースも入っておりましたけれども、たまり場としてどう寄っていくかということはわかりませんけれども、そういう問題、人の集まりやすいところへ行くという1つの傾向は出てくるかもわからない。
ただ、私らでも馬とか自転車とか舟とかその辺になってくると、私らの範疇ではギャンブルに手が届かない範疇ですので、お子さんがそこまで行くのかどうかちょっと私にも想像がつきません。
大人でもなかなかそこまでのギャンブルという、市長はギャンブルとおっしゃっていましたけれども、そういうものになってきますと、よほど慣れたというか、ある程度そういうものがないと近寄っていけない。
そういう面からいくと、いきなりすぐ生徒指導上の問題になるというようなことはないだろうと思うんですけれども、ただし、高校生とか無職少年とか、そういう範疇になりますと、ちょっと想像がつかない。
いずれにいたしましても、人の集まるところとか、そういうところへはすぐたまり場とする傾向は今日ではございますので、そういう面では今後幾つかの問題点はあろうかと思います。


馬場和子議員
 小中学生がそんなギャンブルにまで手を出さないだろうから、そないに即今問題にはならないけど、でも、人の集まるところはたまり場になりやすいというので、人を集客するような施設には子どもの目が向くという意味のことだと思うんですけれども、今いみじくも教育長の答弁の中で「幾つかの問題」とおっしゃいましたので、どのようなことを想定されているのかな、もし差し支えなければで結構ですけれども、お願いできればと思います。


矢田徹教育長
 小学生は別といたしまして、中学生の問題を我々は一番気にするわけですけれども、今先ほど申し上げましたように、大人のギャンブルでもかなり慣れた人でないと普通話題には上がってこないギャンブルですので、
無職少年の方とか高校生とか、その辺のところがどう動いていくのかということが1つ心配される
また、それにつられて中学生が行く場合があるのかなと、そういうような状況ですけれども、実際私どもは、そういう今申し上げたギャンブルのところにはちょっと顔を出していませんのでわからないんですけれども、大津駅前等で無料バスか何か出ていますが、その様子を見ていると、まあ、大人の方かなというような思いはしておりますけれども、近くに学校というのがございませんので、学校を抜け出して行かないと、高校生にしても行けない。
ただし、
無職少年の場合はちょっとわからないと思いますけれども、その辺のところですね