2006.12.15 彦根市議会 産業建設常任委員会(一部抜粋)



前川春夫 委員長   
  請願第13号「場外勝馬投票券発売所」設置同意の請願書の件を議題といたします。
 事務局に請願文書を朗読させます。


議会事務局
〔請願第13号について朗読〕


小林 武 議員   
 ただいまの請願につきまして、当局にお尋ねしたいというふうに思います。

 請願に出ておりますこの地域は、過去、場外舟券・車券売り場の開発申請に伴って同意書が出されておるように聞き及んでおりますし、また、前中島市長が同意されているというふうに認識しておるわけでございますけれども、その後の経緯がどのようになっているかということについてお尋ねいたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



若林吉郎 建築指導課長
 それでは、経過についてご説明を申し上げます。
平成3年6月6日から予備協議が始まりまして、その後、平成4年9月7日に滋賀県土地利用に関する指導要綱第5条第1項の規定による開発事業計画の届け出がございました。
平成7年10月30日に場外勝馬投票券発売所計画に係る協議について確認書を取り交わしてございます。
平成9年12月11日に5条1項の開発事業計画の変更の届け出が提出されてございます。
次に、平成9年12月12日に、さきに取り交わしました確認書の変更ということで、変更の協議確認書を取り交わしてございます。
その後、平成10年2月10日に開発協定書を締結してございます。
その後、平成16年5月26日に場外舟券・車券発売所の設置同意、また、平成17年5月10日には同意の撤回通知等ございまして、今年になりまして平成18年5月23日に原地域周辺整備株式会社より場外勝馬投票券発売所設置に関する同意についての陳情上申書および同意願が提出されてございます。
その後、平成18年8月3日付で市長より同意できない旨の内容を回答しています。
以上が今日までの経過でございます。


小林 武 議員   
 そういうような状況を把握いたしまして、この請願の理由の中にも上がっておりますけれども、来年度、3月21日から彦根城築城400年祭が開催されるわけでございますけども、そういった中で支援が得られるというような請願理由がございますけども、このことにつきまして当局はどのように評価されておるのかをお聞かせいただきたいというふうに思うわけでございます。

 これは、請願の内容にもかかわることでございますけども、当局がどのように理解されているかなというふうに思いますのでお聞きするものでございますので、お答えがなければ、それはそれでいいと思うんですけど、まずは行政がどのようにお考えかをお聞きしたいと思います。



松田一義 助役
  請願の中身のことに関する意見等については差し控えさせていただきたいと思います。


田島茂洋 議員
 それでは、私からは、ただ今議題となっています請願第13号「場外勝馬投票券発売所」設置同意の請願書に賛成の立場で意見を述べさせていただきます。

 請願者であります鳥居本学区構成4団体と原町自治会では、名神高速道路彦根インターを核として、周辺の山や丘陵地を大々的に開発されてまちづくりに貢献してこられましたことは、請願趣旨の冒頭に記載されているとおりであります。

 そして、本鳥居本学区地域は、世間一般、迷惑施設として嫌われます一般廃棄物最終処分場の設置建設に協力いただいたおかげで、彦根市にとってはごみ行政において大変安心していられるところであり、感謝されているものであると思っています。

 今日では、原地域周辺整備株式会社が中心となり、さらに本地域で計画されている「場外勝馬投票券発売所」設置の開発を最後の手段として取り組まれ、発展と住民の生活安寧と福祉の向上に努力されておられるところであります。

 公政会では、かねてより特に取り組んでいます、何とか歳入を増やせて雇用の拡大につながる企業、第3次産業でもよいから企業誘致に匹敵する企業を積極的に探していましたところであります。
そのようなときに、以前より懸案とされている原地域周辺整備株式会社の計画がそのことにマッチするのではないかと判断いたしたものであります。

 そこで、今回の「場外勝馬投票券発売所」設置同意の請願書が提出される以前より情報をキャッチし、いろいろと調査、研修、実際に開設されている山梨県笛吹市の「ウインズ石和」、現地先進地行政視察も実施し、つぶさに現状を把握させていただきました。
その結果などをもって本請願の本意等を精査し議論させていただきましたところ、本地に最適の施設であると結論を出したものであります。

 以下、そのことについて議論申し上げますので、私の議論を聞いてでもその願意をくみ上げていただき、ご賛同くださいますようお願いするものであります。

 それでは、ここでお時間をいただき、私たちが調査いたしました結果を踏まえまして、請願趣旨や請願の理由になると思います、その根拠となると思います計画内容を申し述べさせていただき、皆様のご理解をちょうだいしたいと願うものであります。

 まず、この請願書は鳥居本学区自治連合会の構成団体の代表が理事となられている理事会が、去る11月18日、鳥居本学区自治会館で定足数32名中31名の出席で開催され、上程された本請願について慎重に審議され、全会一致でこの請願書が採択されたと理事会議事録で確認をいたしております。

 さて、
この建設予定の本施設は、彦根インターに隣接する長年放置されている休閑地約6万6,810m2の土地を有効活用されようとするもので、地元原町の懸案の事業を誘致したいと願われているのであります。
その土地に
建坪約3,500m2の5階建て、延べ床面積1万7,500m2、(仮称)名神彦根リゾート複合ビルを建設されるのであります。

 
1階はエントランス、多目的ホール、飲食店、物販店で、土日は馬券発売関係者のみの利用ですが、平日は一般の方々への開放で使用可能となっています。

 
2階から4階は場外勝馬投票券発売所と事務所で、土日のみ使用されます。

 
5階はいろいろな浴槽やサウナなどを備えた温浴施設で、掘り当てられた温泉も活用して廉価でご利用いただくようにと聞いています。

 
屋上は、市内を一望に見渡せる露天風呂を設けられていて、1階から温浴施設や屋上への専用入り口、ホールを設けてあり、土日も利用可能とされています。

 以上のようなことから、請願趣旨についての根拠には合致していると思っています。

 次に、請願の理由の1番目の福祉の向上についてや、5番目の雇用の増大については、あの施設で合わせて300名ほどの採用予定となっていると聞いています。
8番目の温浴施設についてはさきに述べたとおりであります。
そのほかの1の地域環境の整備改善が促進されることについてや、2の教育文化施設整備事業支援が得られること、3の交付金、環境整備費の交付があり彦根市に貢献できること、4の彦根城築城400年祭事業への支援が得られること、これについては市長がご同意されれば多額の交付をしますと私どもに約束をいただいております。
6の地元地域の公共施設等の整備充実が図られること、7の道路整備事業、特に国道306号のバイパス設置については応分の負担をさせていただき、促進されること等々についてはお約束いただいています。


 
そして、私たち公政会が去る8月11日、12日の金曜、土曜に視察させていただいた笛吹市の担当職員さんの説明や、「ウインズ石和」の所長さんに直接お聞きしたことで、詳しくは申し上げませんが、交通渋滞の解消についても即刻対応されていますし、また、青少年の場内での遊びや徘回などは全くないことや、もし来場しても未然に指導していると、青少年問題についても全く問題がないと言われていました。

 また、ウインズに没頭し過ぎて家庭の崩壊に結びついたなどのことについても、市役所への苦情訪問などは一回もなかったなども聞き、そのほか幾つかの懸念するところもお尋ねいたしましたが、すべてにおいてよりよく対応されているとお聞きいたしてまいりました。
また、石和町時代から現笛吹市になる今日までに交付されました環境整備費交付金の金額については、その年度年度の状況により必要金をいただかれているようであります。
22年間で16億4,269万4,000円となっており、平均して毎年4,000万円から5,000万円弱で特別寄附として3億円、整備費一時金として1億円、3億8,000万円という年もあります。
このように、公式の場所でお聞きしたウインズのことについては、すべてにおいて間違いないと自信を持って確信をいたしました。

 そして、彦根市のウインズ計画は全国で初めてのウインズの複合ビル構想の建築物の構築を計画されており、国家が認めている競馬というものが健全な遊興であり、今回の複合施設は、市民がすべての日において安心して楽しめる大変有効な施設であると考えるものであります。

 計画されている彦根の施設も、緑の中に囲まれた清楚で立派なものと思いますし、「ウインズ石和」の施設でも経験したのですが、清潔で利用客のマナーもよいように思われるし、豊富なガードマンにより安心して利用できるものと確信しました。このようなことからでも、決して彦根市の品格を損なう、ふさわしくない施設には当てはまらないものと思って確信するものであります。

 委員各位、また議員各位、さらに市民の皆様におかれましても、原町を中心とした鳥居本地域住民の生きていく権利を主張されての、今日まで長い年月待ちに待っての心からの、最後の手段の願意であることをかんがみていただき、市長が言われます人の権利を尊重するという大切なことを守っていただき、法律に違反していない施設でもありますし、彦根市や公共にも貢献できる施設でありますことから、ぜひご賛同いただきますことを心からお願いし、本請願の賛成の意見といたします。

 まことにありがとうございました。


渡辺史郎 議員
 私は、今議題になっております「場外勝馬投票券発売所」の設置同意の請願書について継続審査をご提案申し上げます。

 この請願書が出されております原町は、地域の立地を生かしたまちづくりを検討され、早くより開発を進めてこられたことは十分に理解をいたしております。
しかしながら、現時点において、先ほども小林委員の質問で回答があったわけでございますけれど、舟券・車券場外売り場開発要綱の結論が十分世論に出ていないように思います。
また、提出された請願書は唐突なことで規模や内容等も定かではない。
過去、市民には反対の請願書も提出された経緯がございました。
民間事業者の開発行為は民間が自主的、また主体的に取り組むべきものと考えますが、場外勝馬投票券発売所は、その周辺に与える影響の大きさゆえに、私ども彦政会では掲げている請願理由の根拠などを調査研究する時間が必要であると考えました。
よって、継続審査することをご提案申し上げます。委員皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。


正村嘉規 議員
 この場外勝馬投票券発売所の問題に関しましては、彦根市議会においては十数年間にわたる賛成、反対の大きな議論の輪が広がってまいりました。
その中にありまして、今回、改めて「場外勝馬投票券発売所」設置同意の請願書が出されておるわけでございますが、非常に委員の皆様方はこの問題に関しまして、もう15年間にわたりますそういう経過があるだけに、何かトラウマ的になっていらっしゃいまして、少々ヒステリックな状況になっていらっしゃるんじゃないかと。
もう少しやはり冷静に議論をしていかなきゃならないときが来ているんじゃないかと、かように私は考えるものでございます。

 さて、私があえてここで申し上げますことは、今回のこの請願に対する、なぜ請願が出てきたのか、いまだにわからないわけでございます。
市長流に言わせるならば、日本は法治国家でございます。
職業の選択の自由は憲法において保障されておるわけでございます。
一民間業者が法に基づきまして自らの資本と労働を提供しながら経営を営むことにおいて、あえて議会の同意を求めるなんてことはかつてなかったわけでございますし、その必要はないわけでございます。
だから、こういう請願をどうしてお出しになったのか、また、それに紹介議員がいらっしゃいますし、また、議長はこれを受理なさいましてここにお出しになったわけでございますが、民間がやる事業に対しましてどうして議員が紹介議員になり、そしてまた議長が請願を受けたのか、後ほどそのご発言を私は賜りたいと思います。

 民がなさることにおいて、私は継続審査の問題でもなし、この請願に対しまして民が自らの資本と労働と法に基づいてやる事業に対しまして、何らこの請願を不採択にする根拠は全然ないと私は考えるものでございます。

 この場外馬券の問題が賛成なのか、反対なのかという議論がもし出るときは、それは反対に対する請願が出たときでございます。
その反対理由が、法に照らし合わせましていたって合理性に欠け、また、法との整合性がないものであるならば、我々議員として、地域福祉の向上に貢献することができないという考え方が、法と照らし合わせて合理性と整合性があるならば、それに対して、これは認められないと、また、事業主に対して改善要求をしていくと、それが我々議員に課せられた課題ではないかと考えます。
この請願書自身が上がってくることに問題がある。
だから、私としましては、法に基づいて粛々と原周辺開発株式会社さんは進めていかれるべきではないかと思います。
何ら私は不採択にする根拠がないということを改めてここで申し上げたいと思います。

 議長、また紹介議員から何か発言があるならば、ぜひよろしくお願いします。
 以上です。


前川春夫 委員長   ほかに発言はありませんか。
   (「議長の発言を許していいか、皆さんに諮ってください」と呼ぶ者あり)


前川春夫 委員長   委員の皆さんにお諮りします。
 議長の発言を許してよろしいですか。皆さんのご判断をお願いします。よろしいですか。
   (「どうぞ」と呼ぶ者あり)
   (「ちょっと待ってください」と呼ぶ者あり)


前川春夫 委員長
   北村委員。


北村 收 議員
 別に議長の発言を拒否する問題ではないんですが、議長そのものがこの誘致そのものに、もし加担をされている、賛成をされているような立場で、議長という立場で発言されるのであれば、私は反対をします。



前川春夫 委員長   どうですか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)


前川春夫 委員長
 ここで、議長の発言に対しての賛否をとりたいと思います。
 賛成という方、挙手願います。
   (賛成者挙手)


前川春夫 委員長
   よろしいですか。

  
 (「私がお願いしたんですから、議長ができないと言うならばできないのであって、それに対して、議会の中の問題ですからね、理事者側に説明を求めているのとはわけが違う」と呼ぶ者あり)


前川春夫 委員長
  議長の発言を許します。


岩崎国次 議長
  北村委員のご意見ですが、私は、この請願者とたまたま同じ地域に住んでいる一住民であります。
しかし、私がこれを受け取ったのは、彦根市議会の議長として、市民の要請、請願という形で受け取ったと。
 以上です。


前川春夫 委員長
   ほかに、皆さん、ご意見ございませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)


前川春夫 委員長
  発言がないようですので、次に移ります。
 請願第13号「場外勝馬投票券発売所」設置同意の請願書については、継続審査を求める発言がありますので、まず継続審査についてお諮りいたします。

 この際、起立しない委員の取り扱いについてお諮りします。

 起立しない委員は継続審査に反対とみなすことにいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)


前川春夫 委員長
  ご異議なしと認めます。そのように決定いたします。
 それでは、請願第13号を継続審査とすることについて採決をいたします。
 請願第13号を継続審査とすることに賛成の諸君の起立を求めます。
   (賛成者起立)


前川春夫 委員長
  ありがとうございました。ご着席ください。
 可否同数であります。よって、委員会条例第17条の規定により、委員長が継続審査に対する可否を裁決いたします。

 委員長は請願第13号について継続審査を否決するものと裁決いたします。

 それでは、請願第13号を採決いたします。

 請願第13号「場外勝馬投票券発売所」設置同意の請願書の採決を行いますが、この際、起立しない委員の取り扱いについてお諮りいたします。

 起立しない委員は、本案に対し反対とみなすことにいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)


前川春夫 委員長
  ご異議なしと認めます。そのように決定いたします。
 それでは、請願第13号「場外勝馬投票券発売所」設置同意の請願書を採決いたします。
 請願第13号は採択すべきものと決することに賛成の諸君の起立を求めます。
   (賛成者起立)


前川春夫 委員長
 ご着席願います。
起立多数であります。
よって、請願第13号は採択すべきものと決しました。

 以上で、本委員会に付託されました請願の審査は終了いたしました。これにて本委員会に付託されましたすべての案件の審査を終了いたします。
 暫時休憩いたします。
                               午後1時32分休憩

                               午後1時43分再開

前川春夫 委員長
   休憩前に引き続き会議を開きます。
 本委員会の審査の結果報告書等の案文につきましては、委員長にご一任願いたいと思いますが、ご異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)


前川春夫 委員長
   ご異議なしと認めます。そのように取り計らいます。
 次に、定例会でもありますので、所管事項に対する一般質問を行います。
 発言はありませんか。
 北村委員。


北村 收 議員
   1点、質問させていただきます。
 住友大阪セメントの跡地の件でございますが、私が聞くところによりますと、12月中に開発許可が県から正式におりるように聞いておりますが、どこまで詳細を把握しておられるのか、ちょっと教えてください。



若林吉郎 建築指導課長
   
住友跡地開発の許可の件でございますけども、現在は彦根市が許可権限を持っておりまして、平成18年11月29日付で許可済みでございます。


北村 收 議員
   もう少し内容的に詳しくちょっと説明していただけませんか。


若林吉郎 建築指導課長
  
平成18年11月16日に、都市計画法第29条の開発許可申請がございまして、受理をいたしました。
そして、審査をいたしまして関係書類、整ってございましたので、先ほど申しました11月29日付で土地利用に関する指導要綱第7条に基づきます開発協定を締結するとともに29条の開発許可をおろしたわけでございます。


北村 收 議員
  これが許可がおりたということは、どういう開発内容であるかということに基づいておろしておられると思いますが、その開発内容のことについて言うてください。



若林吉郎 建築指導課長
  内容でございますが、
許可申請者は大阪市淀川区西中島4─3─24、サムティ株式会社、代表取締役森山茂。
開発区域の位置でございますが、彦根市里根町字猿ヶ瀬23─1ほか147筆。
開発面積は14万7,043.6m2。
用途は商業施設および分譲住宅85区画でございます。
工事予定期間は平成19年1月19日から平成20年1月31日までとなってございます。

 土地利用計画の中身でございますが、当然、大規模な開発でございますので、地域内には道路、公園、緑地、今申しました商業施設、分譲住宅、集会所用地、ごみ置き場、調整池等々ございます。
合計14万7,043.6m2となってございます。
 以上でございます。


北村 收 議員  
 いよいよ住友大阪セメントの跡地が開発されるわけでございますが、これに付随してずっと懸案事項でありました306号バイパスが、当然、県との協定の中に入った上での、それと、公安委員会の方とも話し合いが、恐らくもうできているのではないかと思います。
その絡みが、当然、開発の中に306号バイパスが入っているわけですから、その件について教えてください。



中村義夫 都市建設部次長
  306号の件でございますけども、先般の個人質問でもご答弁させていただきましたように、県の施工で、現在、国道8号の古沢の交差点、そして、外町、原側のインターのところの交差点を事前協議する中で、今、委員が申されましたように、
開発区域の中につきましては、当然、開発業者がその分は施工いたします。
ただ、問題はその前後の取りつけにつきましては、その開発には間に合いませんけども、県の方で計画を立てて進めていくような状態でございます。

 以上でございます。


北村 收 議員  
 306号バイパスの方も、県も非常に乗り気になっているということも聞いておりますし、早い段階でこれができるものと私は確信をしております。

 それと、先ほどの説明の中で、開発内容に商業施設と住宅施設という、これは当然、当初からの、前持ち主からの申請の内容と余り変わらないと思いますが、中には私、聞いているうちに大型商業施設、この7月から規制が厳しくなりますので、7月以降になりますと1万m2以下の許可しかできない。
何万m2というのは恐らくもう7月を過ぎると許可は出ないと思います。
そういう中で、今、駆け込みで大型商業施設をつくる可能性が十分考えられるわけですが、その点もし何か把握しておられるようやったら、この場で言うてください。



若林吉郎 建築指導課長
 今の法律が変わる件でございますけども、来年の11月30日施行でございまして、それまでに着工となりますと、やむを得ないといいますか、法的には可能ということでございます。
   (「十分考えられる」と呼ぶ者あり)


北村 收 議員
  ということは、それが前提でこの開発許可申請が出されていると私は思うんです。
いろんなところから私も情報は集めていますが、そういうことを恐らく理事者側も把握しておられると思いますが、もし言える範囲で言っていただけるんでしたら、この場で言っていただきたいなと思います。



中村義夫 都市建設部次長
  商業集積につきましては間違いございませんけども、中身についてはまだちょっと確定しておりませんので現段階ではご説明できませんので、ご理解をお願いいたします。


北村 收 議員  
 一応そういう、ある意味では大型の商業施設が出るということも、私もちょっと聞いておりますので、当面また商工会議所等のカインズの問題の二の舞になるとも考えられますので、そこのところ、やっぱり早く早くに情報を集めていただいて公開していただける、情報公開を議員の方にしていただくのが務めだと私は思いますし、当然、先ほど答弁の中にありました12月には規制が厳しくなってできない、当然、業者は、せっかくあれだけの20万m2の土地を買った業者ですから、そんな小さいものを建てて終わるようなことは考えていないはずなんです。
ぜひ、これからいろんな形でどういう開発、建築確認申請が出るかどうかということもよく把握をしていただいて、ご指導願いますようにご要望申し上げておきますので、よろしくお願いします。