2007年8月28日 請願書 (農水大臣)



請 願 書


平成19年8月28日

農林水産大臣遠藤武彦 殿



場外舟券車券売場建設に反対する会


ギャンブル施設建設に絡む農協系金融機関融資に対する指導監督について


【請願の趣旨】
 私たち「場外舟券車券売場建設に反対する会」は滋賀県彦根市原町の名神高速道路彦根インター付近に計画されている場外馬券、舟券、車券売場などの公営ギャンブル施設誘致計画に反対しています。
 私たちが、これら公営ギャンブル施設の誘致計画に反対している理由は、@道路渋滞を主とした生活環境への悪影響、A治安の悪化などによる地域安全環境への悪影響、B青少年の健全な育成への悪影響、C歴史と文化のまち彦根市の健全な発展への悪影響、以上のようなさまざまな悪影響が市民生活に及ぶ懸念があるからです。
この公営ギャンブル施設誘致計画に対しては獅山向洋彦根市長をはじめ周辺4自治会(原団地自治会、原町西団地自治会、西沼波東部自治会、湖上平地蔵町自治会)、老人会、子供会など彦根市の健全な発展を願う多くの市民が反対しています。
 その結果、今年3月には日本中央競馬会が彦根不進出を正式に表明いたしました。
しかし、新聞報道によれば場外馬券売場誘致団体の幹部は誘致活動を断念せず継続するとの意向を変えていないそうです。
当該誘致団体がギャンブル施設誘致を諦めない現状においては、私たち市民は安心して生活できないことからギャンブル施設誘致反対運動を継続せざるを得ない現状であります。
 ところで当該建設予定用地には複数の債務者により抵当権、根抵当権が設定され、差押、仮差押物件が含まれており、これらの問題点については一昨年4月20日の衆議院国土交通委員会や同年6月29日の滋賀県議会で議論されたところです。
 ついては、当該ギャンブル施設誘致に関するこれまでの農協系金融機関からの融資が適法かつ適正なものであったかどうか厳正に調査をしていただくとともに、更なる融資が不正に行われないよう厳重に指導監督していただきたく請願いたします。

【請願事項】
 名神彦根インター脇のギャンブル施設誘致・建設に関わる農協系金融機関からの融資について厳正に調査していただくとともに、更なる融資が不正に行われないよう厳重に指導監督していただくよう請願いたします。
 尚、調査結果および今後の対応策について回答いただくようあわせて請願いたします。
以上