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8月に米国のペンシルベニア州フィラデルフィアで開かれる中国船の国際ボートレース大会「世界ドラゴンボート選手権」に、兵庫県相生市の看護専門学校の卒業生と現役学生で編成した「スーパードルフィン」チームが出場する。女性部門では日本からは初参加。約50人の同チームは「医療現場で培ったチームプレーを生かしたい」と練習に励んでいる。
スーパードルフィンは、32人乗りのペーロンチームとして1998年に発足した。ペーロンが盛んな相生市の大会では3年連続で入賞したが、トップには届かなかった。そこで経験を積むため、昨年7月に船種の異なる22人乗りのドラゴンボートの世界選手権予選(大阪)に参加したところ、優勝してしまった。主催者の日本龍舟協会は、初の女子代表に同チームを選出。同校教員で監督を務める河田英幸さん(37)は「技量に加えて元気さが評価された」と話す。
ドラゴンボートは、船長13メートルのペーロンよりも3メートル長く、スピード感もある。だが、船上でたたく太鼓の音に合わせてオールをこぐ点はペーロンと同じで「乗り手の一体感が重要」(同監督)だという。
世界選手権の女子は250メートル、500メートル、1000メートルの3種目。出場国は20カ国で、中国やドイツなどが強い。初参加の同チームが世界とどれほど戦えるか分からないが、看護婦の小西順子さん(24)は「看護婦仲間で団結して臨む」と明るく話した。練習は多忙な勤務や看護実習の合間になる。「正直、夜勤明けはつらい」とは藤堂美和さん(32)。それでもボート上では元気な声を絶やさない。「息を合わせてこぐのは何より楽しいから」ときっぱり。今は世界選手権に向けて、オールを握る手にも一層力が入っている。
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