トップページ > カドリールって何?
カドリールって何?
カドリールとは、人馬4騎でチームを組み、音楽に合わせて馬場でさまざまな図形を描いて行進したり、いろいろな演技をするものです。
4騎以上の場合はレプリーズと呼ばれる場合もあり、増員の場合4の倍数が基本となります。
極めて平たく言うと、団体戦のシンクロナイズドスイミングのようなものです。(かなりおおざっぱな言い方ですが…)
カドリールの難しいところは、ただ経路を正確に踏めばいいのではなく、チーム全体がお互いをみ、息をピッタリと合わせないといけないところでしょうか。
経路が変わるたび、人馬の順序が変わるたびに難しくなるポイントが変わってくるので、毎回新たな気持ちで取り組むことができます。
カドリールは見ていて単純に楽しいので、馬に乗った事がない方でも充分楽しめるのではないでしょうか。
私達日曜班は馬場のカドリールをしていますが、練習風景はそれはそれは地味です(笑)
クレイン京都にはカドリールチームがたくさんあり、気付けば各曜日にカドリールチームがあります。
(複数のチームがある曜日も!)
発表会は主に8月に行われる夏祭りと12月に行われる乗り納め会で行われ、各チーム趣向を凝らした衣装などを着用し、華やかに行われています。
私たちが考える、カドリール最大のポイントとは「揃えること」です。
各個の運動はもちろんのこと、全体のリズム、馬間、様々なポイントで「揃える」事が重要になってきます。
どんなに高度な技術を持ち、難しいことができても揃えることをしなければそれは個人演技です。
カドリールなのに1列の部班を組んで、ただただ経路を回る…なんていうのは面白くないですよね。
ですから 上手く馬に乗れる=カドリールが上手い ということではないと思っています。
もちろん誘導等、最低ラインのことはできなければいけませんが、馬歴・鞍数なんて関係ないんじゃないかな~と思います。 それより、揃えるために相手のことを考えることこそカドリールでは重要なのだと思います。
カドリールという団体演技は個人にはないメリットがたくさんあり、それが個人の成長へも繋がって行くように思います。
興味を持たれた方はぜひやってみてください(^^)