平成19年5月10日  春は鯛ですね

 私は貧乏人ですが、美味しいお魚は大好きなのです。でもここは田舎ですし、ちゃんとしたお店で生きの良いお魚を食べると結構出費もかかります。それならば自前でという訳で、私は時々自分で料理をいたします。10キロ離れた町には市場が有り、新鮮な魚が手に入ります。そこで見つけたのが立派な鯛。(勿論養殖ですが。)それに甘エビの美味しそうなのが有りましたので一緒に買って帰りました。


ちょっと肥満気味の鯛

 で、ある日の夕食は、鯛と甘えびのお造り、鯛の頭とアラの煮付け、鯛の鱗付きの皮は塩をして干したものを素揚げにします。甘エビの頭も素揚げにして、軽く塩をふって鯛の皮と一緒に頂きます。これがまた、二品ともぱりぱりと歯ごたえが良く酒のアテになかなか美味しいのです。鯛の中骨の部分は煮付ける前に一度昆布のだし汁で十分煮てだしを取り、珈琲のペーパードリッパーで、油などをきれいにこしとり、お造りのヘタの部分を具にした吸い物にします。(私はお酒を飲むのでお吸い物ではなく、残りの切り身と、庭に生えている三つ葉の刻んだものをご飯に載せて、熱い鯛のスープをかけて鯛茶漬けにしていただいています。)てな訳で、買って来たお魚は出来るだけ余す所無く頂くようにしています。これで一人前500円くらいでしょうか。お酒は当然頂き物ですが.......。


出来上がった鯛のフルコース

 ちなみに、甘エビの皮むきと揚げ物は新弟子の和田君に手伝ってもらいました。弟子になると色々な事を覚えなくてはいけないですね.........。 

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