平成19年5月7日  最近思う事

 4月の21日から始まった私のサイトの「読者の広場」への嫌がらせ行為は、なんとも後口の悪い出来事でした。本名を名乗り堂々と質問すればいい事を、いい大人が深夜にハンドルネームまで偽って、いくつもの書き込みをして何が楽しいのか。社会的な地位や家族も有るだろうに、自分は安全な所にいると思い込み、姑息な手段で嫌がらせをするなど、その人間性を疑われる行為です。

 私は「読者の広場」の応対の中でも書いていますが、刀鍛冶が100人いれば100通りの仕事の仕方が有ると思っています。当然、作刀に対する考え方もそれぞれだと思います。私は自分の立場から自分の考え方をこのサイトに書いているに過ぎません。もちろんそう書くには、それだけの資料を集め考証を重ねた結果ですが、間違いを指摘していただければ、その指摘を検討して削除を含め、加筆訂正などもさせていただいています。今までにもそのような事は有りましたし、表現があまりに過激なため苦情が出て、一つのコーナー自体を閉鎖した事も有りました。でも、私は基本的に、このサイトでは読者の人が不利益を被らないように考えて書いているつもりです。だだ一部の人には、あまり人に知られたくないような内容も含まれていますので、今までにも嫌がらせ行為が有りましたし、これからも発生するのではないかとも思います。しかしそのような場合は、これからも毅然とした態度で臨もうと思っています。

 また今回は、私の作品に関する書き込みも含まれていましたが、私の作品はまだ試作段階のようなもので、それほど完成度が高い訳では有りません。出来れば皆さんからの批評なども沢山頂ければ幸いです。工芸品の批評の仕方については、書き込みの中で「立寄人さん」が書いておられましたが、まさに当を得た内容だったと思います。具体的な事は一切書かず感情に任せて抽象的な批判を繰り返すのと、そこに有る事象を見つめて論理的に批評するのとは全く別物です。ここでは大人のご意見を頂ければ幸いです。

(ちなみに、あれを書いたのは私の友人の工芸作家です。たまにこのサイトを見てくれているようです。)

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