平成18年6月11日 東下り再び

 この所目の回る忙しさで、ゆっくり仕事もしていられないのですが、先週の土日とまた東下りをしていました。10日の土曜日は千葉工大で開かれる「鉄の歴史その技術と文化」フォーラムの定例会に出席していました。今回は去年11月に私の工房でやった「下げ」の公開操業で得られたデータの発表が有りまして、取り敢えずその結果を聞きに出た訳です。

 そして11日の日曜日は今回の東下りの最大の目的、静嘉堂文庫美術館で開かれている「静嘉堂の名刀五機七道・千年の流れ」を見に行きました。


静嘉堂文庫美術館

 さすがに静嘉堂文庫らしく、普段見る事の無い鎌倉時代の奥州宝寿の太刀や珍しい新藤五国光の太刀など今回も見る事が出来ました。また、以前にも書きましたが、ここの刀の展示は太刀を逆に置いて刃を上にしています。これは上からの光線で刀の刃文を見やすくする為の工夫だと思いますが、決まりに捕われず見る人の立場に立った良い工夫だと思います。会期は7月23日迄です。詳しくは以下をご覧下さい。

静嘉堂の名刀 五機七道・千年の流れ

 そしてその日の午後、一人の学生と会い家迄一緒に帰る事になりました。詳しくは次のページに書いておきますのでお楽しみに。

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