平成18年2月10

 昨日は三ツ野君の事を書きましたが、えこひいきをしているみたいなので、今日は義村君の事も書いておきます。もう義村君も長くここに居ますので、かなり仕事ができる様になています。


二筋樋に挑戦中の善村君

 義村君は今、私の刀の仕上げを手伝ってもらっているところです。焼きの入った刀は普通、春になってから仕上げを行ってきました。しかし最近はこの通り、彼もかなり腕を上げて来たので、良い焼きの入った刀は順次仕上げて行く事ができる様になりました。刀鍛冶は独立した時に全ての仕事ができる状態でないと刀を作れない訳ですから、弟子時代に親方の下仕事をしながら腕を磨いて行く訳です。ただ仕事を任すこちらはヒヤヒヤ物ですがね。

 でもこの写真を見るとお分かりだと思いますが、彼はかなり寒がりみたいで、ちょっと着込み過ぎですね。それともウオームビズに協力しているのか? ともあれ、今年の冬は灯油が恐ろしく高いので、ストーブをがんがん焚かれるよりは私は助かりますが.....。

戻る