平成17年12月20日

冬はやっぱり鍛冶屋ですね。

 この所とても寒い日が続いていますね。私の所でも12月としては珍しく雪が積もってしまいました。


表の畑には雪が積もっています

 でも仕事場の中はとても暖かいです。と言うよりは仕事をしていると大汗をかいてしまいます。大鍛冶屋の仕事である下げの炎は、通常の小鍛冶と違い強烈ですから、前に立っていると大変暑いのです。顔など露出している所はそのままだと、こんがり焼けてしまいますから、透明の樹脂製のお面を着けて、強烈な熱射を防ぎながら仕事をしています。昔の人はどんな風にやっていたのでしょうかね? ずいぶんと我慢強い人達だったんでしょうね。脱帽いたします。


下げの火床

 この仕事、本当は12月の中頃には終わっていなければいけないのですが、いまだにやっています。11月からこっち結構雑用が有って、思う様に仕事が進まず日曜日も返上でやっている所です。弟子は良い迷惑でしょうがね。でも、もうすぐ冬休みにしなければいけないので、冬休み返上と云うのはちょっとかわいそうですからね。

戻る