平成17年9月5日

 9月3日から静岡県三島市の佐野美術館で開かれている「刀匠宮入行平と宮入一門」展の展示作業のお手伝いに2日の朝から三島に行ってきました。

 日本刀の愛好家の間では有名な三島の佐野美術館ですが、今回初めて現代刀の展覧会を企画して頂き、その最初の展覧会に私が刀鍛冶の仕事を習った、宮入の親方の一門展を開催して頂く事となりました。

佐野美術館の玄関

 この展覧会は既に長野県の坂城の鉄の展示館で展示されていた作品を、そのままこちらへ持って来ての展示となっています。残念ながら、坂城での展覧会のご案内をする前に、私のMacの機嫌が悪くなり、このサイトの更新が出来なくなってしまい、ご案内をする事が出来なかったのですが、今回はちゃんとお知らせいたします。

 私は初日の前日、9月2日の午後博物館に到着しましたが、既に展示作業は始まっており、遅ればせながら作業に加わる事となりました。会場には一門の刀鍛冶の作品は勿論、親方の遺品や鞴なども展示してあります。

鞴を展示している所

 照明もバッチリ調整してありますから、とても見やすい展示になています。

照明の調節

 尚、佐野美術館の展示室は大きい展示室が1つと、小さい展示室が2室有り、その内大きい展示室では宮入一門展、小さい展示室の方は「瀬戸と美濃のやきもの」の展示をやっています。

 また、ミュージアムショップではこの展覧会の図録の他、一門の刀鍛冶が作った小品も販売しています。私のサイトの売店で販売している文鎮も出していますので、お立ち寄りの際は是非覗いて下さい。

展覧会の詳しい情報は佐野美術館のサイトをご覧下さい。

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