★ 近況(2008年5月〜8月)★ 

  

2008年5月5日(月)  「焚き火」
昨夜から岐阜の郷へ出かけていました。小雨降る中,柿畑で,いらくなった奥さんの書類を燃やしていました。ドラム缶にバーベキュー用の金網をのせて,火の粉が飛び散らないようにしました。車一杯の書類を燃やしましたが,朝から夕方までかかりました。京都でこんなことをしたら,消防署に怒られそうです。
お世話になっている大工さんに,自家製の「高菜のお漬物」をいただきました。それが,ピリっとして実に美味しい。京都では,なぜか,ウコンで黄色く色づけされており不思議です!?
2008年5月10日(土)  「披露宴」
かつての同僚が,ようやく伴侶を得ました。そのお祝いの会に参加しました。先日の甥夫婦よりも歳の離れた夫婦ですが,若い奥さんにしては,とてもしっかり者で安心します。縁というものは,うまくできています。
2008年5月17日(土)  「親睦会」
勤務先の歓送迎会でした。日所長の立派な勲章を気軽に手にすることが出来ました。参加者が少ないという淋しさが気になりましたが,興味深い会となりました。
2008年5月18日(日)  「模様替え」
奥さんの退職に伴って,家の中は足の踏み場もありません。もともとゴミ屋敷だったので,それはそれは大変‥そこで,これを機会に家の中の大幅な模様替えを行っています。それに伴って,ついでに片付けと掃除ができるだろうといういう読みです。
教材関係の本が不要となり,数百冊どころか,千冊を越える本を古紙回収に出すことになりました。山のように積みあがった本で,玄関はいっぱいです。少し古い本は役に立たず,譲るわけにもいかないのです。また,数多くの貴重な教材もゴミにするしかありません。数週間にわたって,毎回,45リットルの袋で10袋ほどを出し続けました。家にお金が残らなかったのもわかります‥
2008年5月22日(木)  「模様替え続く」
今日は休館日,夕方までかかって,ようやく模様替えが,まあ,何とかなりました。しかし,まだまだこれからという作業もたくさんあります。私の新しい2階の部屋へLANケーブルやインターホンケーブルや電源コードを引っ張ったり,パソコンやオーディオの接続をしたりと,ややこしいし,じゃまくさい。とにかくLANケーブルをごろごろ引っ張って仮にパソコンに接続したら,メールがどっと取り込まれ唖然‥数日,接続しなかっただけで,大変なことになっています。
2008年5月24日(土)  「'08近畿科学教育研究集会」
依頼があって,滋賀県での研究会に参加しました。場所は「近江兄弟中学校」,ここは,有名なヴォーリスの設立した学校です。一度,見学したいと思っていたのが,依頼を引き受けた理由の一つでもあります。近畿の各地から親しい著名な先生方が参加され,楽しい時間を過ごせました。昼食は,いつも通り,「たねやさん」で素敵な郷土料理をいただきました。その後,クラブハリエで,美味しいバームクーヘン,道の駅では新鮮な野菜をたくさん買ったり,充実した一日でした。
2008年5月27日(火)  「M先生の病気」
尊敬する館山市のM先生の具合が悪いという知らせが入りました。ショックです‥。昨年末にお会いしたときも少し体調が悪そうで,気になっていました。気骨あふれる理知的な熱血漢ですから,そうそう簡単に病に負けることはないと思います。しかし,かなりの高齢なので心配です。また,先生の生き方を考えると,私はどうなのか‥とてもじゃないけど,M先生のような有意義な日々,人生ではなく,先行きの見通しも無く,(健康上の不安もあり)暗い気分になります。
2008年5月31日(土)  「ファーブル」
琵琶湖博物館へファーブル展を見に行きました。茂木さんが,「エジソン,ファーブル,ファラデー」と,3人を並べていましたが,なるほどと思います。いつもながら,湖岸の入り江など,多彩な水環境のおもしろさを見ながらのドライブは気分の良いものです。
尊敬する故「日浦勇先生」の展示があり,会ったことはないのですが,懐かしい気分を楽しみました。アサギマダラのマーキングを広めるのに,大きな役割をされたことを初めて知りました。少し前,蓬莱山頂で,同じくアサギマダラのマーキングをしているF先生のことが話題になったところでした。
ちょうど,大原の道の駅「里の駅」のオープン記念日で,帰りに立ち寄ることができました。本日のみのお土産をいただき,ラッキーでした。イタドリの塩漬けなどを購入しました。
2008年6月2日(月)  「通勤痛」
今月から自家用車の駐車が禁止され,公共交通機関を乗り継いでの通勤となりました。今までより25分ほど早く家を出る必要があり,厳しいことになりました。環境問題,ガソリン価格の高騰など,仕方がないかな(-_-;)とは思います。また,脊椎異常を考えると,鍛えるチャンスかも‥と考えます。しかし,帰宅すると崩れるように倒れこみました。この体で,いつまで通勤できるのか不安です。また,荷物は最小限でないと無理です。毎日のように寄っていたホームセンターや電気店と疎遠になるのも辛いことです。
2008年6月4日(水)  「無用の一眼レフデジカメ」
定時制高等学校の学習で,遅くなりました。夜の9時過ぎに公共交通機関で帰宅というのは,厳しいものです。帰宅して横になると,もう立てません。
いつも仕事で利用している一眼レフデジカメは,重過ぎて持って行けません。教材の透明アクリル板の微妙な質感を出したいために選んだ特別な仕様の一眼レフデジカメですが,もう用なしのようです。
2008年6月4日(水)  「コンパクトデジカメ」
デジカメなしでは勤務に支障がでます。仕方なく,新しいコンパクトデジカメを購入しました。接写が多いので,ズームマクロの可能な機種となり,そうなると選択肢は限られます。仕方なく,かなり高価な機種を選び,娘に貸していた機種と交換しました。実は,娘も仕事でズームマクロが必要で,私の特別なコンパクトデジカメを使っていたのです。しかし,一眼レフデジカメとは,明らかに劣る画質‥悲しいくらいの差があります。
2008年6月13日(金)  「取材」
日本経済新聞社の記者とカメラマンが私の取材に来ました。意図がよくわからず,十分な準備ができず申し訳ないことでした。簡単なインタビューだと思ったら,2時間30分に及ぶ丁寧な取材となり驚きました。カメラマンも凝った方で,芸術作品を撮影するような丁寧さで感心しました。いつも読んでいる新聞社の取材は嬉しいもので,ありがたい機会でした。
2008年6月17日(火)  「家に激突」
朝,出かける間際に,事情があって車の位置を少し動かしました。その時の運転操作ミスで,車を我が家にぶつけてしまいました。窓ガラスが割れる大きな音は,爆発事故のようです。今月から徒歩通勤となり,朝の余裕がなくなったこと,車の運転をしなくなって勘が鈍ったこと‥いろいろな要因が重なっていますが,要は不注意‥その時はパニックで,ぐしゃぐしゃの現場をちらっと見て逃げるように出勤しました。後は,奥さんが処理してくれました。自宅を破壊しても保険金は出ないそうです。
2008年6月20日(金)  「教え子の退職」
本日は,一番遠いS中学校の学習日でした。この学校の理科の先生は教え子で,会えることを楽しみにしていました。姿が見えないので聞くと,「退職されました。」ということで驚きました。3学年の理科の授業を持ち,担任と運動部で,体がもたなかったらしいのです。いつも元気が無いようで気になっていましたが,結果的に何もできず申し訳ない気持ちでいっぱいです。
帰宅しようとすると,ものすごい雨‥。27日の教員研修講座の準備をしていて,もう,夜の9時です。ゆっくりするのは無理で,仕方なく竹田駅まで暗い夜道を歩きました。ひざから下,背中,靴の中まで雨水が溢れてずぶ濡れ‥車での通勤が出来なくなって厳しいことになりました。脊椎の異常箇所も悪化し,帰宅すると,その痛さに苦しみました。
2008年6月27日(金)  「中講座」
中学校の教員研修講座を担当しました。年1回だけの化学分野の講座ですから,珍しく役立つ内容を数多くという意図で行いました。特に,イオンを電気泳動で考えるという長年の想いを,ようやく具体化できました。スーパーマッケットの棚にあった意外な食品が高性能で驚きました。家事を頑張る効能もあるようです。ただ,本当に価値ある性能なのかどうかは,もう少し丁寧に調査する必要がありそうです。ただ,1時間30分という時間では短すぎで,どうしても不十分な内容となります。申し訳なく思います。
2008年6月29日(日)  「井本彰先生」
親しくしている井本彰先生にプラネタリムで挨拶をしていただきました。「プラネタリウム解説コンクール」で優勝した「こぎつねチロンの星ごよみ」という番組の制作者で,それを投影している関係です。ほのぼのとした素敵な内容で,すごいなあと感心しました。ありがとうございます。
2008年6月30日(月)  「ちょっとやってみようかな化学」
米沢剛至先生が「ちょっとやってみようかな化学(日本評論社)」という本を出版され,それが届きました。結晶作りの先生として有名で,そのノウハウが書かれているのは貴重です。また,絵は,「遊々サイエンス」で担当していただいた西川奈菜美さん。久々の登場ですが,とても素敵です。理科の教育書が廃れつつある中,久々に良い本が出版されました。
2008年7月1日(火)  「ソニーDRC-MF」
大画面の液晶テレビ全盛の中,我が家のブラウン管TV(ソニーのDRC-MF)の美しさに惚れています。それが,しばらく前から不調,修理を頼んだら1個のコンデンサーの取替えだけで見事に蘇り,美しい画面に再開できました。こんな良いものが,なぜ消えてしまうのでしょうか‥ その前に,よい番組が少なくなりTVを見る機会が減りました。NHKで時々しっかりした番組に出会いますが,海外メディアの作ったドキュメンタリーが多いですね!
2008年7月2日(水)  「日経新聞(こだわり人)」
日本経済新聞の「こだわり人」欄に私が掲載されました。ずいぶん長時間の取材でしたが,紙面の関係で一部の内容だけの掲載となっています。残念でもありますが,新聞記者さんの真摯な取材,掲載までの丁寧な応対に感謝します。また,記者さんに多くのことを語ることができ満足でした。今後の取材の参考になることと思います。
2008年7月6日(日)  「退職記念会」
奥さんと義理の妹さんの退職記念の会を行いました。京都の老舗料亭「H茶屋」は素晴らしく,ほっとする結構な時間を過ごせました。しかし,退職といっても再出発というのが本当のところ‥「長い人生を思い起こして!」といったしんみりした雰囲気でもありません。ということで,なんとなくの楽しい会となりました。まあ,これからです!
2008年7月9日(水)  「病院予約」
H大学病院へ持病の定期検診へ行きました。痛みが悪化しており気になっていたのですが,レントゲン検査で前回の2倍にずれていることがわかりました。自動車通勤ができなくなって一ヶ月,多分,その影響だと思います。起き上がったり立ち上がったり,階段を登るごとに痛みが走り,困ったことになりました。
2008年7月10日(木)  「車売却」「T大学での講座」
通勤に使えなくなった車は,自宅前に飾っているような状態で一ヶ月‥仕方なく売却しました。ちょうど,一年前の同じ日に新車登録したことがわかりました。とても気に入っていた車だけにかなりショックした。一ヶ月に10万円ずつ価値が落ちていったことがわかりました。
午後は,奥さんの車を借り,カーナビ頼りでT大学へ‥親しいS先生の依頼で講座を担当しました。「最近の大学生はどうなのか?」不安な中,とにかく飽きさせないような工夫(さまざまな準備)をしました。要するに次々と内容を変化させながら,意図した方向をねらうというものです。このような形式は初めてのもので反省も多かったのですが,お奨めです。
2008年7月12日(土)  「お骨納め」
ようやく,父のお骨納めをしました。仏壇に遺骨を6年間も置いていたのですが,お寺さんから急ぐような指示はなく時間が経過しました。2ケ所に納める関係で,昨夜,父のお骨を分けました。とても軽く,お箸でつかむだけで簡単に壊れます。この軽さの中のあまりの重さに,涙を抑えることができませんでした。お墓に納めた後,素敵な場所を予約して少し早い夕食をいただきました。
2008年7月13日(日)  「岐阜へ」
昨日のお骨納めの後,岐阜の郷へ出かけました。放置してある家の修理が終わり,その点検と費用の支払い,そして,いつもの雑草とりです。今回は,近所のお宮さんで見事な大きさのヤマモモの実をどっさり採りました。ヤマモモの実は,お骨納めの後の夕食で,うやうやしく1個出てきたことを思い出して笑いました。
2008年7月20日(日)  「韓国仁川でのS-cable」
今日から夏季休業となり,勤務は多彩多忙。そんな中,科教協「石川大会」の準備で「科教協ニュース6月号」を見ると,韓国「2007仁川科学大祭典」で演示実験されているS-cableの写真に気付きました。そういえば,昨年の「愛知大会」で,「杉原先生ではないですか。パスカル電線を使わせてもらっています。」と,韓国の高校の先生に声をかけられました。彼女も仁川から来られていました。どうやら,S-cableは仁川で広がっているようです。
2008年7月22日(火)  「人間ドック」
体調不良が続き,人間ドックへ行きました。結果を主治医に見てもらって,今後の対策を立てる予定です。同じ理科の先生2人に会いました。健康診断ではなく病気診断が目的ということで,気分の重い人間ドックでした。午後は,翌日の準備で大変でした。
2008年7月23日(水)  「N県立教育研究所での講演」
小学校10年目研修ということで,講演を依頼されました。79名という多さで,ずいぶんと悩みました。理科は,他教科のようにお話しするだけというわけにはいきません。また,観察実験は,手元の小さな対象物がほとんどです(TV番組の派手な演出は,理科教育として位置づけにくい見世物です)。2時間余りもありますから,飽きさせない変化も重要です。また,他の講演者と似た内容は絶対に避ける必要もあります。どうするかずいぶん悩みましたが,楽しい悩みでした。この日のために奥さんの車にカーナビを取り付け,2時間余りかけて到着しました。疲れましたが,楽しい一日でした。
2008年7月30日(水)  「後期講座」
中理研の後期講座で,「樟脳ボート」を披露しました。樟脳に特別な興味を持ってから40年余り,「あきらめない」が信条ですが「しつこい」が的確かもしれません。まだ,少し改良点がありますが,単なる遊びではなく,ようやく教材化できそうです。この講座も参加者が増え,ずいんぶんと楽しい雰囲気になりました。結構なことだと思います。
科学教育研究協議会「石川大会」
2008年8月1日(金)  「金採集」
科教協「石川大会」のフィールドワーク「金採集」に参加しました。親しくしているS先生(大会実行委員長)の企画で,とても楽しみでした。金箔工芸の体験の後,炎天下,犀川上流での金採集。岸辺のススキなどを引き抜き,根を洗います。その泥を椀がけすると,「点」程度の金が数個,黒い砂鉄の中に光ります。手でもピンセットでも拾えず,スポイトの登場となります。これでは面白くないので,もっと大きなのを目指しましたが,時間内には見つかりませんでした。「山師」の意味を体感しました。
金沢大学へ移動し,有名な田崎和江先生の研究室で分析しました。電顕で元素分析できるというので驚きましたが,原理は簡単ですぐに理解できました。いつの間にか,ずいぶんと進化しています。研究室の見学もさせていただき,田崎先生の気さくな説明は楽しくてわかりやすいものでした。都合で,帰りのバスに便乗した田崎先生が突然の名ガイド‥流暢で元気でおもしろい話に拍手喝采,とても充実した1日でした。

2008年8月2日(土)  「科学お楽しみ広場」
「石川大会」は片山津温泉で開催されました。午前中は,全国の先生が持ち寄る教材市で,ゆっくり見て歩くのは久々です。見事に工夫された教材のオンパレードで圧倒されます。一度参加すれば,10年分くらいの教材は手に入ります。民間による手弁当手作り大会の素晴らしさです。
午後は全体会,田崎先生の記念講演は他の多彩な催しで圧縮‥しかし,短いながらも素敵なお話でした。会場前で夕食をどうするか悩んでいると田崎先生が通りかかり,「一緒に来なさい!」。田崎先生お馴染みの地元料理のお店へ連れて行ってもらい,ご馳走になりました。そこで,またまた,意外なおもしろいお話をたくさん聞きました。以前に金沢で出会ったコロンビアへ派遣されたMさんも,教え子であることを知りました。

2008年8月3日(日)  「分科会」
「中谷宇吉郎 雪の科学館」が,大会に配慮して早朝開館をしてくれました。建物も展示も素敵なもので,館長さんからは,興味深い実験をいくつも見せていただきました。分科会は百数十本のレポートがあり,興味深いハイレベルな議論が続きます。この大会だけを見ると理科教育危機なんて存在しません。しかし,ここに集う先生方は,いわば特別な存在‥こんな会を知ってしまったが故に,底なし沼のような教材研究にのめり込むことになりました。何も知らなければ,きっと楽な人生だったような気もします。
2008年8月6日(水)  「地域教育フォーラム」
理科の分科会を担当することになり,気疲れする一日でした。日所長と栗林慧さんの対談など興味深い企画だったのですが,予定通りに進むのか不安,不安。科学屋台という演示実験の担当もしており,対談の内容はほとんど?? とにかく無事に終了して,ほっとしました。
ここでも「樟脳ボート」を披露しましたが,昨日,新たな改良に気付きました。パワーアップと大型化ですが,これで「樟脳ボートの改良復活」から「新たな発展」へ,独自の歩みを始めました。演示中に訪れた門川市長が私を見つけ,盛んに手を振ってくれました。
「知多半島旅行」
2008年8月12日(火)  「知多半島へ」
新しく出来た第二名神を使って岐阜の郷へ行くことにしました。その途中経過ということで,いくつかの見学をしました。まず,「博物館(酢の里)」です。酢の文化を真面目に継承することで知られる業界リーダーのミツカン酢,その博物館は,ぜひ訪れたいところでした。また,「ねのひまつ」で知られる盛田酒造のお店「盛田(味の館)」の盛田昭夫さん(ソニー)の展示も楽しみでした。どちらも気付くこと,考えさせられることが多く,よい機会でした。また,「INAXライブミュージアム」へも行きましたが,とても興味深い展示が多かったです。特に,「土壌モノリス」の展示館があってびっくりしました。

2008年8月13日(水)  「アルガンランプ発見」
翌日は知多半島を一周し,「新美南吉記念館」へ行きました。横の丘まで取り込んだ素敵な記念館で,「新美先生もさぞかし満足されているだろう。」と思いました。「おぢいさんのランプ」に登場したランプが展示してありました。それが,どうやら探し求めている「アルガンランプ」のようなのです。意外なところで,実物に巡りあえました。しかし,そうなら,かなり明るいランプです。作品のイメージは少し違ったものになるような気がしました。

2008年8月14日(木)  「救急車搬送」
昨夜,岐阜の郷に着き,朝から雑草抜きなどをしていました。昼前に少し休んでいると,急に天井が回転を始め嘔吐,脳梗塞かと手足の動きをチェック‥大丈夫そうですが1時間たっても平衡が保てません。嘔吐も続き,意識も混乱状態になってきました。仕方なく,救急車を呼びました。すぐに脳の断層撮影と点滴,少し回復して,夕方に郷の家へ帰宅しました。京都まで帰るのは無理と,もう一泊しました。

2008年8月15日(金)  「ドカンで帰宅」
お盆の渋滞に巻き込まれたら大変と,早朝に郷の家を出て,京都へ向いました。奥さんに運転してもらいましたが,車の動きで吐き気が続きます。ようやく我が家の前まで来て,車をバックさせる時,お隣にドカン‥奥さんは看病で疲れきっていたのです。
2008年8月18日(月)  「タイ国より視察願い」
昨年に訪問したタイ国IPSTより,勤務先への視察願いがE-mailで届きました。特にお世話になったNさんも来られるということで嬉しいことです。
2008年8月20日(水)  「X線CTスキャン」
体調が優れず,医者と相談して,内臓のX線CTスキャン画像を撮りました。血管に造影剤を注入しての撮影で,より詳しくわかるそうです。入れた途端,カーと全身が熱くなりました。東芝の機械で,小さな窓から内部で回転する機械部分が見えます。それは面白いのですが,何らかの異常が見つかるのは当然という体調で,気分の重い検査となりました。
2008年8月23日(土)  「追加検査」
先日の検査結果を医者に聞きました。やはり問題点ありで,精密検査(RIとMRI)となりました。うーん‥‥
2008年8月26(火)〜27日(水)  「RI検査」
2日に渡ってRI検査を実施しました。わざわざラジオアイソトープを注射し,被爆しながらの検査とは辛いものです。どんな試薬のどの元素をRIに置き換えてマーキングしているのでしょう。そして,どんな放射線を測定しているのでしょうか? 聞きたいことはたくさんあっても,何も言えない雰囲気ですね。機械はGE製,モニター画像は点描で,昔やったX線分析を思い出しました。
A電子通商に通販を頼んでいた商品が届きました。S急便のいつものお兄さんが,両手一杯に大きなダンボール箱を抱え,玄関にドンと置かれました。重量は約35kgで,中身は電子部品‥呆れつつ,嬉しいものです。
2008年8月30日(土)  「?」
RIの結果は?です。はっきりした結果がでません。検査後に専門医を紹介していただける予定です。次は,MRIの検査です。化学ではNMR‥学生時代に扱っていただけに懐かしい出会いで,自身の身体のことを忘れるなら楽しみです。