★ 近況(2000年9月〜12月)★ 

  

2000年9月1日(金)
昨日まで,夏休みの宿題と思われる質問が相次ぎ,返事で大変でした。保護者や高校生などへは書きやすいのですが,小学生への返事は悩みます。どの質問も,かなりの予備知識がないと答えにくいのです。いい勉強になりました。
2000年9月2日(土)
このホームページへのアクセスが8月末は急増し,1日300件を越えるようになりました。それが,9月1日になると100件以下と,通常に戻りました。皆さん,大変だったんですね。ご苦労様です。来年までには,もっとさまざまなネタを更新できることと思います。
2000年9月9日(土)
9月に入って,公私ともやらねばならない事が山積しております。10月半ばまでホームページの更新は,ほとんど無理です。掲載したいことは山のようにあるのですが,とても残念!
本日,地方の町の小さな骨董品店で,大きな銅鏡を安価に入手しました。銅鏡は,金属学習に必須と考えております。前から持っていたのとは比べものにならない立派なもので,感激です。「金属学習について」のページに写真を掲載しております。
2000年10月2日(月)
郁文中学校の平野功先生が8月30日に職場復帰され,9月30日に4年ぶりの授業をされました。ハングライダーの事故が原因で重度の障害を負われましたが,大変な努力での復帰です。パソコンとプロジェクターを用いての教授法を独力で開発されています。私たちはもちろん,生徒にとっても生きる勇気を与える事でしょう。おめでとうございます。事故のときが「遊々サイエンス」の執筆中で,彼の分担については,茅野市や高槻市の病院に行って聞き書きしました。
2000年10月9日(月)
高木仁三郎さんが8日に亡くなりました。残念ながら会う機会はありませんでしたが,著書などで活躍を知っています。原子力資料情報室の関係者からも様子を聞いていました。原子力と病気に戦い続けた極めて純粋で魅力的な市民科学者でした。ご冥福をお祈りします。
2000年10月11日(水)
杉原千畝さんが,ようやく名誉を回復されたという新聞報道を見ました。既に故人となっていますが,幸子夫人に伝えられた事がせめてもの慰めです。しかし,どうしてこんなにも遅くなったのでしょう。
2000年10月12日(木)
パピルス(紙paperの語源ともなったエジプトの古代紙)が必要になり,専門店に問い合わせると1枚12000円ということで絶句! ところが,東京の紙の博物館に聞くと1枚450円。パピルスには,とんでもない品質の違いがあるというのでしょうか!?
2000年10月25日(水)
新生出版の村山宏社長が,昨日,お亡くなりになりました。村山社長には「遊々サイエンス」出版の声をかけていただき,心から感謝しております。また,丁寧な校正をしていただきました。湯島の会社に訪問したことを懐かしく思い出しています。穏やかで温かみのある素敵な方でした。謹んで,ご冥福を祈ります。また,今後の新生出版に期待します。
2000年10月28日(土)
姪のサヤコさん(京都芸大3回生)が,「第11回京都広告賞」の銀賞を受賞しました。27日の京都新聞(朝刊)に作品とともに紹介されています。久々に嬉しい事件です。
2000年11月4日(土)
岐阜の里に,柿狩りに行きました。無農薬の自然栽培といったもので,1個1個がとても個性的な形をした柿です。柿畑は2つあり,品種が違います。年によって出来具合が大きく変わりますが,それこそが自然なんだと開き直っております。そして,人生もそんなものだと思うと,ほっとします。その年の都合で送ったり送らなかったりすることがあり,申し訳ありません。
2000年11月8日(水)
今週の土・日曜日(11・12日)は,「青少年のための科学の祭典(京都大会)」に出展します。「泥どろ実験」という,新しいコンセプトに基づく実験の紹介です。泥の中で,さまざまな実験が行え,その結果を検討するのがおもしろいというものです。興味のある方は,レポートを差し上げます。
2000年11月17日(金)
今日は平日ですが代休日となりました。その日に,偶然にも20年近く会った事のなかった友人が山形から訪ねてきました。息子の大学の保護者会に出席するためで,ずいぶんとお互いに年をとったものだと感じました。ただ,長い年月を感じさせないほど,お互いのイメージが変わらず,結構なことだと思いました。
2000年11月20日(月)
昨日の日曜日は,再び柿狩りに美濃の里へ行きました。今回は大きい方の畑の富有柿ですが,あまりよい出来ではありません。ブドウの房のように小さ目の柿がたくさんぶら下がっています。理由は,摘果をしなかったからです。摘果をして,数は少なくても大きくて立派な柿を期待したことがありますが,虫や台風にやられてほとんど残らなかったのです。ほったらかしの無農薬栽培は,徹底してほったらかしがいいようです。
2000年11月22日(水)
産経新聞(関東版)の教育情報欄に,このホームページが紹介されるそうです。夏休み前は,NHKの出版物でも紹介され,ありがたいことです。しかし,作っている本人は不十分さをよく理解しており,まだ相手にもされない方が日本全体としては健全だと思うのですが…
 
2000年11月23日(木)
下の娘が大学に合格しました。陶芸科なんですが,実はかつて私があこがれたところで,複雑な心境です。自身の人生が,これでよかったのかと再び自問してみました。
姪のサヤコさんは,その後,立て続けに3つの賞を受賞し大忙しです。一つはエプソンのコンテストで,プリンタがもらえるそうです。
2000年12月1日(金)
10月30日の産経新聞(関東版)の「日刊じゅく〜る1198号(科学に興味がわくHP上)」という記事が掲載され,私のホームページが紹介されました。冒頭に取り上げられ,嬉しいというより,気の重い事です。最近はアクセスも多くなり,といって更新を進める余裕も無く,ああ!
2000年12月7日(木)
今朝,父の様子がおかしく,全身を震わせています。何となく不安だったので奥さんに仕事を休んでいただき,病院に連れて行ってもらいました。病院に着くと39.5℃の熱となり,持病の薬の副作用である白血球減少という爆弾をかかえており,危ない状況でした。間一髪助かったようです。
2000年12月8日(木)
本日は開戦記念日。日本人が最も反省し,考えなければならない大切な日です。全国の学校や家庭では,どのような話題になったのでしょうか? 母校では,「わだつみの像」の前で「不戦の集い」が開かれたはずです。学生時代,像をかついだことがあります。とんでもない重たさがうれしかったです。
2000年12月16日(土)
妹にお歳暮を持って行くと,ちょうど姪の受賞記念品のプリンタや作品集がエプソンから届いていました。そこで,エプソンの賞のことがよくわかりました。応募は7000点近くあり,その上位30点入ったということでした。