★ 近況(2000年1月〜4月)★ 

  

2000年1月1日
年末の31日は,奥さんのお父さんが急病となり,救急車で病院に搬送されました。近所のお医者さんが救急車に乗って対処していただき,理想的な処置が出来,順調に回復しつつあります。救急車に,いつでも医者が同乗する体制が必要だと思いました。
夕方からおせち料理を作ることになり,奥さんは早朝まで大忙しでした。盛口襄先生は「おせち料理は,毎年,僕が作るんだよ。」とおっしゃっていたことを思い出しました。真似の出来ない素晴らしい先生です。恐れ入ります。  
2000年1月2日
盛口襄先生らが中心になった理科教育の討議や実験などをする研究会が,年末にありました。日本には,自由で豊かな教育が各地で存在します。また,その波が広がりつつあり,未来に確かな希望が持てます。あきらめる状況ではありません。そんな,希望の光を見ました。
2000年1月3日
年末から一時帰宅していた父が,再び入院です。「年末にも危険な状態になる!?」と宣告されていただけに,とても嬉しいお正月となりました。しかし,病との闘いはこれからです。   
2000年2月14日
世間では,バレンタインとか何とかで華やいだ雰囲気があります。私は,仕事に家事に,とにかく多忙で,それどころではありません。父の入院も長期化し,見とおしが暗い日々です。
今月は,岩石採集や研究会のお誘いがありますが,時間が取れますかどうか微妙なところです。
2000年3月4日
父が退院し,我が家もにぎやかになりました。しかし,病気が治ったということではなく,今後も不安が続きます。いずれにしても,いつも誰かが家にいるのはいいことですね。
仕事が多忙なことに加え,家族に異変があるとホームページの更新などは後回しにならざるをえません。いつもぎりぎりの生活であることがよくわかります。  
2000年3月11日
Y先生(金沢のK高校)からお誘いのあった「生成中の高師小僧」の観察会がありました。講師は,T先生(京都のN高校)です。私は休日出勤で参加できず,とても残念でした。後で,とてもおもしろかったという感想をいただきました。私は,今月だけで4日の休日出勤で,代休もとれない忙しさが続きます。
2000年4月9日
「ホログラムビー玉万華鏡」をホームページにアップした関係で,ビー玉の入手方法を知らせてほしいという連絡が入るようになりました。そういえば,私も京都市内で1店知っているだけです。そこで,製造元を調べましたがなかなか見つからず苦労しました。ようやく見つけたのがCAMELブランドの「松野工業(Tel.06-6708-1936)」ですが,小売はしていません。もちろん,通販もできず,入手の難しさは相変わらずです(園芸店でハイドロカルチャー用に入手できるのは使えません)。
2000年4月22日
摂南大学の宮田秀明先生の講演と研究室の見学ができました。宮田先生は,ダイオキシン研究で著名な先生です。最近の著書としては,岩波新書の「ダイオキシン」が有名です。GC−MSという現代の分析に欠かせない高度な機器が連続運転されていました。しかし,その前の抽出と濃縮は,やっかいな手作業で,私の学生時代とあまり変わっていないところが意外でした。C14を利用した検出データの補正など,興味深い工夫が随所に見られました。   
2000年4月29日
松阪市のS先生からの情報で,伊勢神宮(内宮)前の「おかげ横丁」へ行きました。「付け木」の実物が欲しかったのです。「宮忠」という神殿神祭具・製造販売店で見つかりました。予想通りのものでしたが,とても嬉しかったです。まいぎり式火起こしの商品もあり,感激しました。ただ,値段は5万円もしました。