KDX125のリアショックの交換とリンクのグリスアップ

後期型のKDXはリアショックにサブタンクがついたので、今のショックのヘタリ具合を考えて
交換すると同時に、今まで(92年式です)グリスアップしたことがないので、やってみます。

リアホイールを浮かした状態で、リンク部のタイロッドを
はずします。ショックアブソーバーはロッカアームと、
シートの下のボルトの2点で止まってるので
それをはずすと、下にズボっと抜けます
抜いたところを下からのぞいたところです。
フレーム、スイングアーム、エンジンを貫通している
ピポッドシャフトを抜きます。
段がついて、結構錆びていましたのでペーパーで
慣らします。
スイングアームについてるチェーンスライダーは
はずした時でないと交換できないので
今のうちに交換!
ロッカアームをはずします。
ボルトが抜けないので、左下の丸いチェーンスライダ
をはずしておきます
ロッカアームをはずすと、見てのとおり錆び錆びです。
ペーパーで直してグリスアップ!
アームはカラーを抜いて、中のピンのベアリングに
グリスをたっぷり塗りこみます。
3箇所に2つずつあります。
一つが割れていたのですが、次あけるときに交換。
修正してカラーを放り込む!(良くないです…)
カラーの中にもグリスを塗りこみます
スイングアームのベアリング部にもたっぷり塗りこんで
あげます。
カラーにも焼き付きかけなのか、色が変わっていたので
ペーパーでこすり、グリスを塗りこむ!
そして組み込み。アーム、スイングアーム、ショックと
組み込みましたが、ショックのサブタンクが邪魔なんで
アーム、ショック、スイングアームの順番で組んだ方が
楽かもしれません
ショックはボルトオンでつきます。
ただ、サブタンクをつける場所が…
メインスイッチをはずして、左のフレームにタイラップで
取り付けます。スイッチはどこへつけようか…
サブタンクは、ガソリンタンクのコックや、チョークが
邪魔にならないように慎重に位置決めです。
新旧比較!
メインスイッチは右のタンク下の白い樹脂のガードの
中にタイラップで取り付け。
キーをオンにすると樹脂内に収まり引っかかりも無し
ただ、キーホルダーはつけないほうが無難かな?
ショックのサブタンクはフレームに
タイラップでくくりつけます。
とりあえず走りに行ってもはずれなかったので
大丈夫でしょう。
ただ、タイラップは劣化していくんで定期的に
交換が必要です。
インプレ

 実際走ってみると、前期型とは全然違います。
 ソフトよりにすると、コースでは頼りないですが、林道なんかでは良いのでは。
 コース走行ではハードよりにセットすると、高速でギャップに突っ込んでも良く吸収
 してくれます。
 リア周りのグリスアップをした影響もあるのでしょう
 今まで結構振られているのを、体で押さえつけていましたが、これで大分楽になるでしょう。