「んっ、…あ、晶…」
「えっ、何ですか、師匠?」
「…いや、なんでもない」
「あっ、晶、晶!」
「んっ、何だ?」
「あ、…やー、やっぱなんでもあらへん」
「んだよ、それ?」
「…むー」
「…どうしたの、高町君、なんか悩み?」
「んっ、月村か…いや、悩みと言うほどではないのだが…」
「うん?」
「…ちょっと晶に聞いてみたいことがあるのだが、ちょっと聞きづらくてな」
「へー?」
そんなことを話している二人の教室に、一人の少女が入ってくる。
「あ、お師匠」
「ああ、レンか…どうだ、聞けたか?」
「あ、やー、やっぱなんか聞きづろーてー」
「お前もか…」
はーっと、二人そろってため息をつく。
「なになに、すっごく気になるんだけど?」
「うーむ…」
「お師匠、忍さんなら、簡単に聞けるかもしれませんね」
「…それもそうかな」
「なになに…」
「…とりあえず、翠屋へ…」
カラン…
「…それで、晶ちゃんに聞きたいことって?」
アイスレモンティーで口をしめらせたあと、忍が向かいに座っている二人に聞いた。
「…いや、レンが晶の部屋で、見つけたんだがな…」
「ええ、…あれはちょっとマンガを黙って借りに入ったときでした…」
レンがどこか遠い目をして、語り出す。
「…晶の部屋で、…『グラップラーバキ』を見つけたんです…」
でも、あっさり終わった。
「…そ、それで?」
「…晶にとって…」
「…俺は、勇次郎なのかな…と…」
「…うちは、花山薫なのかなーと…」
ズ、ズズーーカラン…
忍はゆっくりとレモンティーを飲み干すと…
「…ねえ、これがオチなわけ?」
……ごめんなさい(泣)
というわけで、バキを見ていて、なんとなく(苦笑)
SSとして置くのもね(笑)
後書き
SSとして、置いてしまいました(苦笑)
まあ、枯れ木も山のにぎわいと申しますし…うぐぅ(泣)