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AOKI
takamasa 「SIMPLY FUNK.EP」近日発売予定 |

強靭に鍛え上げたリズムの圧倒的な存在感をメインに据え、リリース以来好評を博している現時点での最新アルバム「SIMPLY
FUNK」(PFCD11)から「superstrings 76」と「dancing queen」の2曲を抜粋し、さらにここ最近の彼のライブパフォーマンスで披露され話題を集めている新曲「see
that girl」を加えた12インチ。
アルバムに収録されていたヴァージョンとは異なり、 ライブでのヴァージョンを基に緻密なエディットを加え自在に変化する液体的とも
言える独自のリズム感覚を垣間見せる「superstrings 76+」、4/4リズムを引用しながらも
既存のミニマルトラックとは全く異なる、純然たるファンクと実に透明で軽やかな浮力を 与えてみせた「dancing
queen」という2曲もさることながら、今回新たに収録されたエクスクルーシヴ・ トラック「see
that girl」が実に素晴らしい。純度の高い金属の塊を丹念に削り出したかのような強度を 持つリズムを軸に据えているあたりはアルバム「SIMPLY
FUNK」と同様の方法論の延長線上にあると言っても 差し支えは無いのだが、そこに加わっている青木孝允自身のヴォーカルの自由かつ自然なフィーリングには
特筆すべきものがあると言ってよい。これまでも自身の作品の中でもヴォーカルを取り入れる試みを 行ってきた彼だが、この「see
that girl」ではトラックとヴォーカルがこれまで以上に自然かつ不可分な バランスで溶け合っており、彼が自身の表現領域をさらに押し拡げ、現在も成長と変化を遂げてきている
という事実を雄弁に物語っている。
text by Kohei Terazono
⇒ 公式サイト |
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AOKI
takamasa、小栗栖憲英と映像を担当の高木正勝ので結成したユニット「Silicom」の記念すべき1stアルバム。
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スケッチショウ(高橋幸宏+細野晴臣)や坂本龍一が参加する、アドヴァンスト・ミュージック(次世代音楽)の「今」を1枚のディスクにコンパイルしたアルバムにも参加。 |
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