Dolly  金魚
私はこの歌詞を恋人が死んでしまった人の話と捉えましたので
そのように解釈していきたいと思います。 

★金魚★ 
どうか酷い夢だとボクに痛みを与えて  
>これは悪い夢なんだよって、僕の頬をつねってこの夢から覚まして

答えて 寡黙な悲鳴に気づいて 
>誰か答えてよ。僕の声にならない虚しい叫びに

繋ぐ糸が千切れてボクは何度も紡いだ  
>僕と君を繋いでいた命が消えて。
 僕は何度も君の冷たい手を握り、命が戻るように願った
 ※繋ぐ糸=赤い糸、命=君が生きてた事 

教えて 存在する意味の無さを 
>誰か教えて。君を生きる意味にしていた僕は
 今、何を意味にして生きればいい??

掌で掬い取った浴槽の赤い金魚 空気に溺れて泡になってハジけた 
>悲しみと涙で溢れた僕の瞳に、君の残像を映し出した。 
 けれどその君の残像もまた、現実に触れた途端
 泡のようにすぐに消えてしまった
 ※浴槽=悲しみの涙の中 
  空気=現実 

涙こぼれ、線香花火みたい  
>一粒の涙が零れ、その涙と共に僕の願いも消えていった
 ※最後まで落ちなかったら願いは叶うという
  線香花火のジンクスとかけている。 

切なく滲んだ夏の空 
>涙で夏の空が滲み、切なく感じた

涙こぼれ、夕暮れの浴室は「サヨナラ」が溶けて泳ぐ 
>涙が止まない。夕暮れの部屋の中で、君との別れを感じた
 ※浴室=涙で湿度が上がった部屋 

Wake up your dead.because I become a victim...Please. 
>生き返って。僕が君の代わりに犠牲になるから…どうかお願い。

寡黙に沈む冷静と情熱 
>声にならない悲しみの中。
 僕は平常心を失い、君への想いは行き場を無くし、虚しく沈んでゆく
 ※沈む冷静=冷静が沈むという事は冷静さを失うという事 

甘いシロップ漬けの二匹の金魚はチェリー  
>幸せ過ぎたあの頃。
 僕らはさくらんぼのようにずっと一緒で、離れる事はないと信じてた
 ※甘いシロップ漬け=幸せすぎた日々を表してる 

冷たい瓶底で腐った幸せ 
>それなのに、無惨にその幸せは冷たくなった君と共に消えていった。
 ※腐った幸せ=死んだ君 

掌もがくキミを見えないフリしてた  
>君を束縛してしまったあの時。
 本当は苦しんでいた君を、僕は見て見ぬふりをしてしまった。

窓から咲いたひまわりが痛くて 
>窓から覗いた太陽の光が痛い程胸に刺さり、僕は酷く後悔した。

涙こぼれ、線香花火みたい  
>一粒の涙が零れ、その涙と共に僕の願いも消えていった。

切なく滲んだ冬の空 
>涙で冬の空が滲み、切なく感じた。

涙こぼれ、夕暮れの浴室は「サヨナラ」が溶けて泳ぐ 
>涙が止まない。夕暮れの部屋の中で、君との別れを感じた。

雨は雪に、季節はまた色を繰り返し あの夏に帰っていくから 
>夏から冬に季節は移り変わり、また君がいた夏はやってくるから。

...あの日の金魚と同じ模様探して
>今日も僕は、いるはずのない君の影をどこか探している

149 名前: Nana [sage] 投稿日: 2007/12/25(火) 03:50:10 ID:JUCpRQb8O