Dir en gray  鼓動
どことなくその悲しそうな顔もきっと明日には忘れ消える 
いつからだろうこんなに瞳が死んだのは 
 どこか影のある君の面影さえ俺は明日には忘れるのだろう 
 いつから俺の目の中からあの光は消えたのか 
  
無意味に 生き続け唄う俺にいったい明日に何がある 
部屋で独り鼓動を奏で叫ぶ 
 達せられる目的もなく、無意味に生き唄い続けてる俺にとって、 
 明日があるということに何の意味があるのだろう 
 部屋で独り、鳴り打つ鼓動のように俺は孤独に叫ぶ 

Don't kid yourself and don't fool yourself 
 自分を偽るな、そして自分を誤魔化すな

I am addicted to the perceived fate 
しがみついた運命に俺は独り 
don't kid yourself and don't wound yourself 
 俺は感じた運命に夢中になっている 
 だけど信じた運命は俺を裏切り、俺は独りになった 
 自分を偽らないでくれ、そして自分を傷つけないでくれ 

止まない雨 止まない音 止まない傷 
止まない愛 止まない唄を… 
 雨は俺の上に止むことなく振り続け、音は鳴り続け、 
 俺の傷は増え続け、俺の愛は注がれ続け、 
 俺は唄い続け… 

もう止められないから 
もう耐えられないから 
 変わってしまった運命を止めることは誰にもできないから 
 俺はこれ以上この苦しみに耐えることはできないから

声殺して 目を塞いで 闇に溺れて彷徨って 
もう縋れない 
声殺して 目を塞いで 闇に溺れて彷徨って 
鋭利な君の声を胸に… 
全てを闇に 
 だから俺は声を殺し(=本心を隠し) 
 目を塞ぎ(=悲惨な現実に目を塞ぎ) 
 闇に溺れて彷徨う(=行き場を見失って彷徨う) 
 もう俺は君にも、他の誰にも縋ることはできない 
 だから君は声を殺し(=本心を隠し) 
 目を塞ぎ(=悲惨な現実に目を塞ぎ) 
 闇に溺れて彷徨う(=行き場を見失って彷徨う) 
 鋭利な君の最後の言葉を胸にしまい 
 全てを闇の中に葬ろう 

晴れ晴れしい朝よ皮肉に 
―おはよう― 
 俺の悲しみや苦しみに構うこともなく、いつもと同じように上る朝日よ 
 皮肉に「おはよう」

詩・ポエム板 767 名前: 名前はいらない 投稿日: 2007/01/14(日) 17:21:45 ID:QHh0TZCH