基本はEDEN。世界の終わりを予知してしまった男と女の死、 そしてその終末の先にある理想の国、EDENを夢見る、というストーリー。 EDENの「大空に溶け込む 世界を見下ろす」=空の意識。 「大地に染み渡る 恵みさえ毒を帯びて」=大地の意識 「大海原に歌う 波打つこの魂で」=海の意識。 清めの泉に入った事で、 男の意識はこの3方向に分裂していって、それぞれが 「Pride」「Angelic blue」「カナン」になる。 未来を知り、それぞれの場所から世界の崩壊を見た主人公は 自分の終わりすら悟り、とても優しい人格に生まれ変わる。 Prideはそんな彼が彼女に対して想う事。 「無力な僕は 眠れぬ夜を重ねた たった一つ夢見て」の夢は、 lost breathや瓦礫の花の「夢」=悪夢(予知夢)。 これはSyndromeの夢現。 「長い夜を塗り替えてゆく 眩しい光の中で」は EDENの最後の歌詞の部分。 Angelic blueはanother world =美しい世界の存在を知ってしまい、 それを君に見せたいと願う海に溶けた主人公の意識。 カナンは終末の中で愛する君との想い出を回想している。 瓦礫の花、lost breathの通り、最終的には二人とも死んでしまうけど、 その終局の向こうにはEDENという理想郷が待っているのだと願いたい。。。
Nana 投稿日: 2006/07/26(水) 20:29:37 ID:CRtsCWVv0