Due'le quartz  自殺願望
僕=主人公 
僕と貴女はおそらく十代の恋人同士だった。 
大切な花は「貴女」の処女をあらわしている。セクースをしたことがあるんでしょうね。 
で、主人公はおそらく病気なんでしょう。 
先天性か後天性かはわからないけど恐らく不治の病。 
愛し合うが故にいつか永遠の別れがあることを知っているから 
愛すほどに「僕」の「貴女」に対する態度は想いとは裏腹になってしまう。 
若い二人にはそんな恋愛は重すぎたのでしょう。 
「貴女」は死んでしまいます。事故か自殺か病死かはわからないけど。 
「僕」が逝き急ぐのははやく「貴女」に会いたいから。 
そして「貴女」のいない世界に病死するであろう自分の意味など見出せずにいたから。 
「愛を注ぐ花になれたら」はもっと優しくしてあげられたら…という後悔。 
自分が優しくなれなかったのを「貴女に忘れてきた優しさ」と表現したのでは。 
やがて「僕」は自殺を決行する。輪廻の輪をくぐりまた「貴女」に会えることを夢見て。 

どうでしょうか? 
ちなみに十代ながら彼女を「貴女」としたのは「僕」の若さ故 
大人びた言葉に憧れを持ったからではないかと思っています。 
輪廻の輪=季節が巡るだと思うのです。 
また出会えたねというのは死に際の幻覚というか「僕」の最後の理想です。 

Nana :03/03/05 00:18 ID:CXOeRv30