Dir en grey  cage
僕は、自分を愛してくれる理解者=MOTHERをずっと待っている。 
出来れば、毒の口付けをする様に強く強引に愛してほしい、という気持ちがマゾ。 
だが、最初のMOTHERに虐待を受けて、あまりのショックで僕は最初のMOTHERを 
壊してしまう。それが幼い頃に出来た記憶であり、トラウマ。 
その記憶(悲嘆)がある故に、僕は君の優しさ(美徳)をうまく受け入れられない。 
時計が左回りで、過去に戻れたとしても、このトラウマは決して消えない。 
結局僕は、虐待されるのが怖くて自分から最後のMOTHERである君まで壊してしまう。=サド 

抽象的でスマソ・・ 
「いつかはやさしさに〜」のフレーズは、MOTHERの僕に対する気持ちだと思ってます。 

cage :03/02/01 08:35 ID:gqyyxnTw



漏れ的解釈。 

僕は幼い頃に母親から虐待を受けていた。 
でも、僕にとっては虐待も母の口付けだった。 
今はもう母親は生きてはいない。僕は母の愛に飢えていた。 
そして、サドの君に出会った。君は僕を毒の口付けで愛してくれた。 
僕の母親のように…。 
君に愛されながら、でも、母親からの虐待が今でも痛い。 
君は僕には優しすぎたみたいだ。 
そう思って君を殺した僕はサド? 

僕の視点で書いてみた(ワラ 
ちなみに、犯した罪は君を殺したことと解釈しました。

Cage :03/02/01 18:36 ID:mICuHKDj



漏れも勝手に解釈。 

幼い頃からの虐待の記憶から主人公はマゾ体質になってしまった。 
いつか母がしてくれた毒を含んだような甘いキスが好き。 
出来るなら母と同じようにサドの君も甘い痛みとキスをくれたなら、と願う。 
しかし、幼い頃の酷い虐待の記憶故に君の愛し方じゃ生温くて主人公は満足出来無い。 
何故なら其処に愛情が在るから。 
主人公は母親の欠片ほどの容赦の無い暴力を愛と認識していたから 
主人公を労わる気持ちを無くし切れない君の暴力を深い愛情だとは感じられなかった。 
いつかはこの痛みしか求められない苦しみから解放されるかもしれない。 
けれどもう限界が近付いていた。 
(行き過ぎたSMプレイにより)意識が遠のく。 
君は最後の母親(サド、暴力をくれる人と解釈しました)。 
何故なら主人公が今君を殺すから。 
君の暴力で幼い頃の快感、欲求を満たそうとしたけれど無理みたいだ。 
意識が遠のくほどにいたぶられても満たされないのだから。 

君を殺した後マゾ体質の主人公は自ら自分を傷つけ死に至る。 
薄れ行く意識の中で思った 
「・・・愛してくれた君まで壊してしまった僕はサド?」 

途中の「いつかは優しさに気付いて〜」ってとこの優しすぎる曲調を 
意識が遠のいてる部分と解釈しました。 
「最初で最後の理解者」は母親 
犯した罪は昔幼い主人公が母親を殺してしまった事と解釈しました。 

cage :03/02/01 19:12 ID:rlg05IXp



漏れは物心ついた時から母親から虐待をうけていて 
それが愛情と履き違えて成長してきたもの 
奥底ではそれに対してどこか憎しみみたいなのもあったのかと。 
だけどやっぱ母親から受けたものがその虐待だけだったから 
母親から受けた虐待を愛とするため君からもその愛を受けてたみたいな。 

最終的にどこか母親も君も物足りなくなって 
殺しちゃったのかと思ってた。 
難しいわ…   

Nana :03/02/01 19:22 ID:DeTB2SXw



この詞の物語では主人公の青年が実の母親を母親だと思っていない。
過去に虐待されていて母親の温もりを知らない少年は
女性に出会う度に女性の中に母親を求めているが
裏に猟奇的な性癖を隠している。
相手の攻撃的な部分を受け入れることが愛だと思い込んでいるので
自然と母親に似たSな女性と挽かれあって
S女に飼われるような恋愛をしていく(多分父親がそういう人だった) 
ある日主人公は決断をする、自分の裏の顔を理解してもらおう!
いつものように行為に及んでいる最中
過去の虐待の衝撃を思いっきり相手にぶつけて勢い余って相手を殺してしまう。
母親的存在がいなくなったことで正気に戻り
母を失った子供のような絶望感に浸り、殺してしまったことを後悔する。
そしてその女性から受けたものは過去に自分が受けてきた仕打ちに比べて
全然優しすぎたことなのかもしれないことに気付く。

こっからは俺の妄想
でもこれは最初の出来事じゃなかった。 
多分3人目(サドが3rdに聞こえてしまうため俺が勝手に解釈) 
そして一人目は母親で、何人も母親候補を探して来たけど
相手には主人公の最初の女じゃないことに気付かれたくなかった。
ってより母親を母親と思ってないので
出会った女性は必然的に主人公にとって最初の母親になる。
しかも最初で最後の女を相手に求めているので
都合良く自分の記憶を書き替えて最初で最後の女ってことにしてるので
実際に殺したのは3人どころじゃない。
そのうちに飼われてるようで実は自分が女を飼っているという状況を
作り出すすべを身に付け主人公の恋愛は冷めたものに変わっていく
(多分−18℃くらい) 
そうやって17人殺してきたけど最後の女には気付かれたどころか
逆に騙されていて殺す前に逃げられる。
鳥籠=牢獄とも解釈できる 

121 名前: Nana [sage] 投稿日: 2007/12/22(土) 20:22:08 ID:LUWbvO3OO