『今だけ今だけでも袖で隠した傷跡消えて』 の傷跡ってリスカだと思う っていうかソレ以外思いつかない・・・
Nana :03/01/22 01:56 ID:c24n4Mr/
小屋が気になってる 一体どんなとこに居るんだ
Nana :03/01/22 20:46 ID:Y1FL3pfe
DRAINの歌詞はどういう意味なのかな? 俺から見ると真珠夫人みたいな感じが・・・w
Nana :03/01/23 06:13 ID:HXGNEpI2
“The snow booth”が和訳したら“雪の小屋”。 多分、…かまくらの事だと思う。 ♪夕暮れ照らす小屋の〜♪の「小屋」は、かまくらなのかなぁ〜と。 “早咲きの桜”ってフレーズも出てくるしね。 ま、個人的見解なんで。
兄貴 :03/01/23 20:20 ID:qU4OmTuv
The snow boothでは無くThe show boothかと…。 直訳、見世物小屋?
Nana :03/01/23 21:22 ID:xQKqzeBg
漏れはThe show booth=小屋で、遊廓みたいな所だと思った。 なんか、PVで女の子が売られていく? ていうか無理矢理連れていかれるらしいので、そう思った。 それで考えると結構歌詞わかるかも。 漏れ自身はPVまだ見てないから見当違いかもだけで(ニガワラ
Nana :03/01/23 23:15 ID:86TyC8ws
ほんまや!通りで、何回聴いても「スノー」に聞こえないわけだ! 素でボケた自分に欝。
兄貴 :03/01/23 23:18 ID:qU4OmTuv
漏れ的解釈 主人公と女の子、二つの視点で書かれている。 主人公は綺麗で儚げな女の子のことが大好きだった。 彼女に会える日を指折り数えて待っているほどだった。 が、あるひ彼女は姿を現さなくなった。 夕焼けに染まる頃、早咲きの桜の下で涙を隠していた彼女を いまでも忘れらない。 女の子は、親の借金の肩に見世物小屋へと売られるコトに…。 もう、来れないであろう大好きな桜の下で自分の人生を嘆く女の子。 そうして、彼女はつれて行かれた。 彼女にとって見世物小屋での日々は苦しいものでしかなかった。 手首を切り死のうとしたコトもあったが死ねなかった…。 しばらくして、主人公は見世物小屋で彼女を見つける。 しかし、自分にはどうすることも出来ず、 悔しさに只泣くばかり…。 女の子の居る見世物小屋の裏には、 幼い頃を過ごした村と同じ桜の木があった。 せめて、その木の下に居る時だけでも 手首の傷のない頃、心の傷のないころに戻りたいと願う。 主人公もまた指折り数えたあの頃に戻りたいと願う。 物語はこう解釈したけど、これまた深読みは出来ません(ニギャ しかも、uv見たら微妙に違うかもと思い出した。 まぁ、あくまで漏れ的解釈なんで。 長文スマソ。
126 :03/01/24 18:53 ID:H//Rnp7/
書いたのに追加してみる。前は書かなかったが、 漏れ的解釈では、この曲は見せ物小屋で彼女を見てからかなり経っている。 『夕刻に〜涙』は昔の思い出を語っていて、 『忘れた〜傷』は現在の自分の気持ち 時が経ち忘れたコトすら、この場所(桜の下)はありありと思い出させる。 現在の喧噪に消していた君とあのころの傷を。 『夕魔暮れ〜』からはモノクロの傷についての話。 そして、指折り数えた頃に戻りたいのは現在も同じ…。 で、それを押し並べたのが前回の解釈です。 今回はかなり説明口調だな…。なんか偉そうな口調でスマソ(ニガ
126 :03/01/26 17:03 ID:g8J1mXIv
俺が考えたDRAINの歌詞です まず登場人物はかつて愛し合っていた二人で 舞台は明治とか大正とかそんな感じ。 すごく愛し合っている二人が いつもその二人は桜の下で愛をはぐくんでいたのだが ある日突然彼女は違う男と結婚をさせられ彼の前を去る。 しかもその嫁いだ先では旦那から暴力をふられる。 一方彼のほうは彼女のことを忘れられずに 桜の下で彼女を待っているが彼女はこない。 そして数年が過ぎ彼女が彼のいない桜の下へ向う こんな感じに思いました。 でもこの内容だと昔T○Sでやった百年の○語みたいだなw それとPVみないで曲と歌詞のみでの予測です
ドレミファ名無シド :03/01/26 19:29 ID:KdAyzW4a
DRAIN AWAYの解釈、いろんな方々してらっしゃる。 漏れ的解釈とか書いて良いのかしらん。 もともと女の子は見世物小屋の人じゃなかったんだろうか。 見世物小屋=片輪者(失礼な言い方かな 女の子はちょっと頭の弱い子で且つ自虐的傾向のある子。(手首の傷 桜を見るとトランスに陥ったりしたり。 で、その見世物小屋は日本中を巡業していた。 春になると毎年主人公の地元にも来ていた、と。 主人公は見世物小屋で彼女を見つけて仲良くなっていき、 ソレが次第に恋に変わっていく。 因みに主人公は色弱で赤と緑が識別できない。 だから彼女の傷も「モノクロの傷」に見える。 ある年、何かのふとした拍子で女の子は 満開の桜を見て主人公の前でトリップ。 そのまま彼女は自殺。 以上「天国へ結ぶ恋」の影響を受けまくった解釈ですた。 お粗末。長文スマソ!!
167 :03/01/27 18:19 ID:iVNKhZV3
DRAIN AWAYみんな両思い派? 漏れは青年の片思いだと思ったんだけど。 ちなみに>126さんのが、いいなと思いました。 でも、>167さんのも素敵ですね。すごい切ない。
Nana :03/01/27 23:30 ID:CjILfUKd
DRAIN AWAY、男は死んでると思うのはオレだけ?
Nana :03/01/30 20:26 ID:g+GaQZsi
人に染められてってどういう意味何だろ?
219 :03/01/30 20:29 ID:yQkQdI57
>>219 「人に流される」 とかそういうの 自分を持たず、周りに染められてしまう・・・そんな感じ
220 :03/01/30 20:32 ID:uz77gZcC
>>219 オレは陵辱と解釈しています
221 :03/01/30 20:32 ID:g+GaQZsi
>221 漏れもだけど・・・>220の説も捨てがたい。 もしかして、昔の恋人だったけど、別れちゃって、違う人といるの見ちゃったとか。
Nana :03/01/30 20:39 ID:5Ckm0Zvh
DRAINに関しては、他の男に染められてって意味なんじゃ>219
Nana :03/01/30 20:40 ID:VZjbF2kV
あぁ、221みたいな取り方もあるか やっぱり人によって様々なんだな・・・
220:03/01/30 20:42 ID:uz77gZcC
今、歌詞読み返してたんだけど220のもあってる気もする・・・難しいな・・・
221 :03/01/30 20:50 ID:g+GaQZsi
>219 見せ物小屋だし、女の子が屈辱を受けている様子 かなと漏れはおもった。
Nana :03/01/30 21:53 ID:7mhPy1eh
漏れ的ドレインの解釈 長いので2分割です。 主人公は遊郭(The show booth)の彼女に惚れていた。 指折り〜が彼女に通っていた事だと。 桜の下〜はその店には桜の木が有ったんだと思われ。 哀しそうな顔ってのが彼女はそこから出ることを願っていた。 通ううちにお互いに惹かれていき一緒に逃げ出す事を約束する。 しかし彼女だけ見つかって連れ戻されてしまう。 一緒に逃げられなかった事を主人公は負い目に感じ果てし無き罪証になる。 しばらくの月日がたち、彼女がほかの人達に売られていく(染められて)のを見て 何も出来ない自分が悔しく(涙ポロポロポロリ咲く) 悔しくて切った傷痕が今でもそのことを思い出させるため消えてほしいと願う だが消えることは無くそれが自分のおかした果てしなき罪証 その彼女はもうこの世にはいなく(才色刻に消えた儚き君) それからだいぶ時間が立っているのでモノクロの傷になると思う。 こんな感じかなぁと思って聞いてみますた。 長文の上めちゃくちゃ分かりにくくてスマソ
Nana :03/01/30 22:05 ID:5Vd3DGBL
でもなんとなく主人公は素朴で純粋なイメージがあるんだよね んなとこ通うなと(藁
Nana :03/01/30 23:30 ID:m8iBiS+M
通っているというより、 一度遊びに連れて行かれた所で彼女に惹かれたというような感じで・・・ 主人公が彼女を助けるために会いに行っていた感じです。
Nana :03/01/30 22:05 ID:5Vd3DGBL
見世物小屋に売られた少女は僕の妹で 禁断の愛を誓うために二人は手首に誓いの傷跡を入れた。 押し花は僕と妹の記憶の中の産物。二人だけの秘密の比喩。 悪徳という言葉に着目してみました。 早咲きも自分が犯したという意味で。
Nana :03/02/05 23:02 ID:HFYNwksd
夕魔暮れ映す寒い頃に見た 君が又 人に染められて 何も出来なくて 何だポロポロポロリ咲く は好きな人が出来て、元の人に申し訳が無くて泣いていた。 みたいな。
Nana :03/04/05 21:45 ID:Je5/8i/d
いまさらだけどDRAINの女のこって顔半分が奇形かやけどで見世物小屋に 出されてるっておもってた・・。 で、団長を殺して小屋の桜の下に埋めたんじゃないの? そのとき顔の傷は袖で泣いてて顔おさええてたから見えなかった⇒消えた っていってると思う
l :03/05/01 21:03 ID:eWookssn
DRAIN は 主人公が学生時代片思いだった純粋そうだった女の子 (主人公が告白して振られたOR付き合ってたのだが別れた) 借金苦で水商売で働かなくてはならなくなって、 見世物小屋はストリップ劇場みたいな感じのところで、 人に染められるというのは体を売る事で、 空も桜もあのころと同じなのに君だけは変わってしまった。 みたいな感じだと解釈してます。 あと主人公は実際は現在その女の人に会ってはいないと思います。 遠くで見て彼女の変わり具合に愕然として (元々主人公にそんな勇気はない)しゃべりかけることができなかった、 てなかんじに解釈してます。 ついでに 小説ではよくあることですが 空が青いと夕暮れという表現があるのですが、 主人公の心情と空の色をかけているのだと思います。
Nana :03/05/01 22:49 ID:ViNm5/8k
私的にDRAIN AWAYは主人公(男)が女の子を殺してしまい、 今で言う刑務所みたいな所に入って、自殺してしまう歌かなと思いました。 主人公は見世物小屋にいた女の子に恋をしていて、 (私が思う見世物小屋はいやらしい感じ((って言い方悪いですけど;;)) の雰囲気ではなく 曲芸((って調べたら空中曲芸とか玉乗り等・・・)) そうゆう感じの所だと解釈しました) 女の子は美人でどこか守ってあげたくなるような人だけど いつもどこか悲しそうな顔をしていた。 ある日桜の下(小屋の裏に咲いている)で泣いている姿を見てしまう。 そうゆう姿を何度か見ているうちに泣いている理由を知ってしまう。 それが、 夕魔暮れ映す〜涙ポロポロポロリ咲くの所かな・・・と。 そこで主人公は見ていられなくなって、彼女を殺してしまう。 だから本来は「夕間暮れ」なのに「夕魔暮れ」って字に置き換えたのかなと。 魔=人の心を迷わし、悪に引き入れる 意味らしい。 あと魔がさすとかそうゆう意味も含まれてるかも。 主人公は刑務所に入り何年かたった今でも 指折り数え会える日を待っていた頃に戻り、やり直したいと思い続け、 泣いている。 (それが空青き〜悪徳が鳴く一夜の春かなと) 壊れた夢=将来 忘れた四季=ずっと刑務所に篭もりっきりだから と勝手に解釈しました。 そして 才色刻=女性の美貌や才能が1番輝いている時 モノクロの傷=過去を振り返っているからその時彼女が受けた 心の傷や体の傷 指折り数え会える日を待っていた頃に戻り、 やり直したいと思い続け、 また生まれ変わったら会いたいという意味と 自分の罪の重さを感じ自殺する。 (これが空青き〜声は亡き一夜は春かなと)
Nana [sage] 投稿日: 2006/03/22(水) 17:35:38 ID:57cbWaWe0
DirのPVは、基本的にはその曲の歌詞との繋がりを持たせないんですが、 この曲に関しては例外的というか、「見世物小屋」「桜」「長い髪の少女」など、 共通してる部分がいくつか見られます。 が、やはり完全に一致しているとは思えないので (PVのほうには、物語の設定などには脚色もあると思うので) まず、歌詞そのものの解釈をしていこうと思います。 押し花懐かしみは思い出にひたる夕空 指折り数えていた 君に会う日を待つあの頃へ 君と過ごした花のような日々(桜の押し花ともかけてる)を懐かしみながら、 夕空を見上げ、俺は一人侘しく思い出にひたっている 俺は彼女に会える日を心待ちにし、その日まであと何日だろうと 指折り数えて待っていた もしもあの頃に戻ってやり直せるものなら、戻って君との関係をやり直したい 空青き良き時代の中で 壊れた夢と 悲しきかな 果てし無き罪証 声は亡き一夜は春 不幸が君を襲ったことも知らず、何もかも上手くいっていると思っていたあの頃 皮肉にも、そんな空青き良き時代に、俺の夢は壊れてしまった 悲しいのは、俺の贖いようのない罪の証、今はもう声の聞こえない君との、 俺にとっては、罪深いと同時に春のように美しかった、あの日の夜の出来事 夕刻に溺れ寒い頃に見た早咲きの 桜の下では彼女が立っていた 遠い昔話だけど 夕刻、夢と現実との境が曖昧になるころ、まだ桜が咲くには早い冬の季節に、 早咲きの桜の下で、彼女は笑顔で俺を待っていた、今では遠い昔話だけど あの頃は可憐でとても美しくでもどこか 悲しそうな顔 長い髪でほら隠した夕暮れの涙 あの頃の彼女は、その時咲いていた早咲きの桜のように、 可憐でとても美しかったけれど、 いくら待っても来ない俺に、その表情はいつしか曇り、 毎日日が暮れるまで俺を待ちながらも、長い髪で涙を隠していた 忘れた四季葬さえこの場所は君と映す 才色刻に消えた儚き君とモノクロの傷 忙しさに、四季が巡りゆくことさえ忘れていたはずの俺なのに、 この場所に来ると、当時の君のことがありありと心に思い浮かぶ けれど、桜の花びらがいつか散っていくように 目に浮かぶ君の美しさも賢さも、時の流れとともに消えていってしまった 思うのは、君の存在のあまりの儚さと、俺が君を傷つけたという事実 空青き良き時代の中で 壊れた夢と 罪深きは 垣間見た刻 悪徳が鳴く 一夜は春 皮肉にも、空青き良き時代の中、俺の夢は壊れてゆき 俺が今罪深く感じるのは、君との恋を垣間見て、 君を愛したいという願望から、一夜でも道徳に反した行為をしてしまった事実 The Show Booth 見世物小屋(桜の下で俺を待つ君は、人々を楽しませる見世物になっていた) 夕魔暮れ映す寒い頃に見た君がまた 人に染められて 何も出来なくて涙ポロポロポロリ咲く 悪徳が忍び寄る夕間暮れ、俺が寒い頃に出会った君がまた 心無い人々の噂に振り回され、でも何もできなくて、ただ涙を流し続ける 押し花懐かしみは思い出にひたる夕空 指折り数えていた 君に会う日を待つあの頃へ 夕暮れ照らす小屋の裏に咲く桜の下 今だけ今だけでも袖で隠した傷跡消えて 夕暮れ時、夕日に照らされた見世物小屋の裏に咲く桜の下で、君は 今だけ、今だけでいいから、俺を愛して受けた傷が消えてくれたらと願う 空青き良き時代の中で 壊れた夢と 悲しきかな 果てし無き罪証 声は亡き一夜は春 「涙ポロポロポロリ咲く」ってあるから、 「押し花」っていうのは、単に桜の花びらの押し花のことではなくて、 彼女の流した涙のことを言っているのかも…。
詩・ポエム板 871 名前: VULGAR [sage] 投稿日: 2007/01/20(土) 03:36:52 ID:owhnrlFk
まず主人公の男だが、「声は亡き」とあるから死んでいるのだと思う。 男は女とおそらく交際していたのだろう。 それがある日彼女が遊郭(今で言う風俗)で働くことになった。 人に染められる(他の男に汚される)彼女を止めることが出来ず、 どうしようもなく、泣いていた。 絶えられなくなった男は手首を切り自殺。 成仏出来ない男は桜の下で彼女との思い出の品「押し花」を懐かしみながら 彼女が来るのを待っている・・・。みたいな? 「才色刻に消えた」は遊女になることで才色(才知と美貌を持つ女性のこと) が消えたということ。 「空青き良き時代」は彼女が遊郭に行く前の幸せだった時。 「壊れた夢」は婚約のことだと思う。
詩・ポエム板 879 名前: 名前はいらない 投稿日: 2007/01/20(土) 13:54:18 ID:gTYZO8qx
時代は大正か昭和初期。 主人公はどこにでもいるような男子学生。 ある日、彼の住む村に見世物小屋で働く人々が巡回にきた。 その人たちが彼の前を通り過ぎていた時、彼はふと一人の少女に目がとまった。 綺麗な黒髪で顔を半分かくし、俯いたまま歩く少女。 その儚げで美しい姿に一瞬にして目を奪われた。 夜になり、彼はどうしても彼女のことが気になり見世物小屋に足をはこぶ。 学生ということで中には入れてもらえず、壁の隙間から中を覗くと… 先程の少女が『へび女』として晒されていた。 彼女が長い髪をかきあげると、美しい顔とは対象的に顔半分がケロイドで覆われていた。 そう、それはまるでへびのように… 彼は彼女の出番が終わるのを、見世物小屋の側で待ち、声をかけた。 『へび女』というのは彼の中では大きな問題ではなかったのだ。 一方、彼女は顔半分のアザを何度も呪っていた。 そして、見世物小屋で笑い者にされている自分自身をずっと恥じて生きていた。 そんな自分を普通の女性として扱ってくれる彼を初めは信じられなかった。 しかし、次第に彼の優しさと気持ちが本物であることに気付き、二人は恋におちていく。 彼を好きになればなるほど、彼女はいつも袖で覆い隠すアザを消したくなる。 せめて彼と会っている今だけでも…と。 そんな中、見世物小屋の団長が2人の関係に気づき、2人を引きはなそうとする。 口論になった末、二人は誤って団長を殺してしまう。 二人は話し合った末、団長の死体を見世物小屋の桜の木の下に埋めた。 そして、これで自由になれるんだと二人は思った。 しかしそんな儚い夢はすぐに壊れた 団長が失踪したことにより、見世物小屋にいたおのおのの者達は、 また別の見世物小屋に売られることになった。もちろん彼女も例外ではなかった。 彼女は必死に抵抗した。 そして彼も懸命に阻止しようとした。 だが彼女は気づいたのだ。団長を殺したことがバレたら… へび女である自分と一緒にいたら… まだ学生の彼の輝かしい未来を潰してしまうということに。 彼女は抵抗するのを止め、自分の髪の毛を少し切り、彼に渡した。 そして引き留めようとする彼の手をほどき、いってしまう。 彼はもう引き留めることができなかった。 彼にも彼女との未来に一抹の不安があったのだ。 その一瞬の迷いで、彼女を追いかけて取り戻すことができなかった。 人に汚されていく彼女を救うことも…なにもできなかったのだ。 それから、幾度もの歳月がながれた。 彼は春が来るたびに彼女を思いだし、初恋の思い出にひたると同時に果てしない罪を感じる… その手にはまだ彼女の髪の毛が…
915 名前: Nana [sage] 投稿日: 2009/10/31(土) 01:14:05 ID:6IGVKTjOO