Dir en grey 理由二重人格の一人がもう一人の存在に気付いた歌 出会ったり、抱きしめたりは自分の中でって解釈をしてみました 結構面白いなぁと自画自賛 8月3日 6度目の傷 一人が自分をかばう人格の存在に気付いた瞬間 他の歌詞の部分は8月4日で、この日に自己内で葛藤している かばっている方の人格は自分のことを守りたいと思っている 人を信じられない→君=自分を愛している 自己愛が人格に変わっている 信じることが辛く 君の過去を知った、の部分からかばわれていた方の視点 で、8月5日にビルから地面に… 最後の「君を想う」が二重人格な感じに思えたので Nana :03/06/02 00:08 ID:f8saMOx6 彼女と出逢って初めて自分の愚かさに気付いた 人を信じることが出来ないということが どれだけ人を傷つけているのかということ でも彼女は僕のことを裏切った その裏切りを知った今でも僕は懲りずに彼女を愛してしまう 僕は彼女を愛することだけはやめられそうにない 改めて思う、愛していても信じることは難しい だから彼女に気付かれぬように人知れず一人泣いてしまう でもこれ以上、彼女を信じて傷つくのは嫌だ また裏切られたら僕は立ち直れそうに無い だから僕は8月3日土曜日に彼女の裏切りに耐え切れず別れた 彼女に裏切られるたびに自分の体を傷つけてきた、それがもう6つになったのだ 別れてから彼女のことは何度も忘れようと思った でも愛おしさに負けてまだ抱きしめていたいと思ってしまう 信じることが辛く自分の弱さに負けてしまった僕 8月4日 彼女の辛い過去を知る 彼女は過去に裏切られた経験を忘れることが出来なくて 昔の僕のように人を信じることが出来ず、僕を傷つけるしかなかったのだ 彼女も辛い思いをしていたのだと知っても、今さら遅い もうこれ以上傷つくなんて嫌なんだ でも傷ついた彼女を力強く抱きしめ守ってやるほど僕の心にゆとりは無い 8月5日 雲ひとつない晴天の日、ビルの最上階から僕は飛び降りた 飛び降りてバラバラになった僕が地面に広がってる 魂だけになった僕はそれを上から見下している 今の僕には彼女を抱いたり見つめたり出来ないし 彼女を愛したり想っても、もう届かないけれど・・・ ビルの最上階から地面に落ちるまで、2日前からの思い出が頭にフラッシュバックする。 8月3日、僕は6度目の失恋をした。 今度こそは君も僕を愛してくれると思っていたのにすべてが嫌になった。 君と出会い自分がどんなに愚かであるか気がついた。 僕は過去に何度も人に傷つけらたせいで人を信じることが出来なくなっている。 でもその行為すら人を傷つけていたんだ。 人を信じられない僕、君に嫌われても仕方無い。 だけど君だけは懲りずに愛してしまう。君に振られた後も、ひっそりと泣いていたよ。 これ以上は傷つきたくない。でも、君だけはずっと愛していた。 あの日から今日に至るまで、君のことを忘れようとしたことがあったけど、やっぱりできない。 今は君をとにかく抱きしめたい。絶対不可能だけど。・・ 君のことは死ぬほど大好きなはずだったのに、 君のプライベートな過去をストーカーのように調べてしまった。 そのことを知って、「信用されていなかったんだ」と 一生忘れられない大ショックを受けてしまった君。 やはり君は僕にとっては、信用できる希少な人だったんだね。 それなのに、僕は何て愚かなんだろう。これ以上は傷つきたくない。 もう君を抱き締めることは絶対に出来ないんだね。 もうすぐアスファルトに到着する。もう本当に最後だ。 僕の身体は地面に醜く広がった。 肉体を失い、精神だけになった僕は、その自分の無様な姿を空中から見つめながら、 今でも「君を抱きしめたい。君を見つめたい。君を愛している」とひたすら懲りずに思っていた。 今まで被害妄想が激しく周りの人にも迷惑をかけてたことに気づいてなかったと悟った。 信頼すべき彼女さえも傷つけ、離れられてしまった。 そして自分の全てが嫌になり、自殺に至ってしまった。 そんな自殺の理由を綴った唄。 少し違う理由 :03/06/02 11:26 ID:tA8odHLF 雲一つ無い晴天の下 僕はこの空となら 同化出来ると思った。 天も地もない空間で 意識だけはハッキリしている。 さようなら。 [a reason] 人を愛する術を僕から奪ったのは貴女だ。 人に愛されずに育った貴女が、人を愛せる筈が無い。 優しさに飢えていた僕が望んでいた暖かい光は、 他では無い貴女自身だったのに。 凍った心を溶かせるのは、貴女しか居なかった。 自分を知ること 他人を知ること 何かと向き合う恐怖に怯えて塞ぎ込んでいた。 誰とも話さないのは、探られるのが嫌だったから。 話さないのではない。話せないのだ。 自分には発言権は無い、人権は無いと、 そういう風に生かされてきた。それが日常だったから。 貴女の瞳はいつだって憎悪に満ち溢れていた。 殺意を悟るのが辛いから、俯いてばかりいた。 頭を抱えて震えながら、静かに涙を流していれば時は過ぎるから。 だから耐えることにした。 だけど、その行為さえも人の怒りを買って、 何故だろう…世の中は僕を見捨てているはずなのに、 放って置いてはくれない。 一瞬しか触れられない温もりで意識を手放し、 またそれによって僕は覚醒する。それのくり返しだった。 誰かに愛を求めても無駄な事とは知っていた。 愛しても愛しても 見返りなんか望めないのに。 人なんか信じられない。 貴女なんか信じられない。 僕の世界は限りなく狭く、 貴女と僕しか出てこない物語を一人で読んでいる感覚。 信じる術など知る由もない。 貴女は僕に何を求めている? 愛する術など知る由もない。 愛されていない僕が、どうやって貴女を愛すればいい? 愛し方を教えてよ。愛されるにはどうすればいい。 貴女の両手から涙が零れ落ち、 それにならって僕は 人知れず瞳を濡らした。 それでも僕には貴女しか居ない。 貴女しか居ないのに、貴方はもう居ない。 僕の世界にも、この世の何処を探しても居ないんだ。 貴女から受けた全てを 愛情だと置換して 季節が変わるたびに 現実を夢と摩り替えてきた。 僕が生きてきた道は 貴女が生きてきた道。 それを知った今 貴女の居ない世界で僕はまた眼球を濡らした。 気付いて欲しくても それは叶わぬ願いだと知りながら。 精一杯腕を伸ばしたところで貴女に届くはずは無く。 拒絶される恐怖と 無いものと扱われた日々が 僕に拳を握らせる。 汚いものを見るような目で僕を見ないで。 彼女の肩越しに いつも貴女を思い浮かべる。 何度も彼女と貴女がオーバーラップした。 僕の過去が僕を縛り 彼女の哀しそうな笑顔に視界がぼやける。 8月3日 僕は僕の過去に負けて 自ら彼女を手放した。 これで6度目だった。 15年前の8月5日 確かに僕は 貴女の手によって空と同化した筈なのに。 8月5日 貴女を見つめた理由を抱きながら 貴女を愛した理由を抱きながら 貴女を思いながら 未来に絶望した僕は 今度こそ大空に羽ばたいた。 長くてスマソ。 勝手な解釈なんですが、歌詞に出てくる「君」が此処での「貴女」になります。 最後らへんで出てくる「彼女」とは、「僕」が付き合っている女性のこと。 「貴女」=「僕」を虐待し続けた母親のこと。 15年前の8月5日に、死に損なった「僕」(母親にベランダから落とされる)が、 15年経った現在、今度こそ死ぬというお話。 母親(=貴女)は子供殺しをする時には既に精神病にかかっていたので 後追いとか罪の意識とかを感じもせずに自殺した。 「僕」が母親に殺されそうになった事実を知るのはずっと後で、 母親の過去(虐待されて育った)を知るのと同時だった。 幼少の頃の虐待の所為で人を信じ、愛する事が出来ない僕。 それでもそんな母親を憎んだ事は一度だってなく、愛そうと努力もした。 自分がこれまで付き合ってきた女性に母親を求め、愛を乞うが、 最終的には自分自身が結局女性を信じられない。 消せない母親の記憶と歴代の彼女を傷つけてしまった自分に 嫌気が差した僕は、本当は死ぬはずだった8月5日に改めて 自分を終わらせた。自分を解放する為と、母親の最大の愛(だと間違って認識している) を受け入れるために。虐待さえも唯一母親と触れられる欠かせない時間だった、という 歪んだ愛の物語という風に自分では思い込んでます。ワラ この場合父親は必然的にいねぇな…捨てられたんだろうな。 未来は僕自身の隠語です。 過去ログの理由の解釈も圧巻でした…。 レス数読み違えたし…お粗末さまでした。 Dir 理由 1/6くらい? :04/06/11 17:38 ID:+mBd8/uV |