人格ラヂオ  崩壊した街 支配されない場所
色の違いが生み出した蔑みに 
押し潰されて君と僕が吊るされていた 
>白人が黒人を、黒人が黄色人種を、
 等の(肌)色の違いが生み出した蔑み(差別) に 
 押し潰されて(戦争が起こり) 
 君と僕がーは分からないけれど、
 黒人が差別により殺されて木に吊るされる、
 ということがあったそうなので、その事?

君の鋭く尖った指は 
僕の頭に鋭く突き刺さっていた 

躊躇いなく今崩壊した街 
実在しない僕の為の慰め 
支配されない場所へ 
>躊躇いなく敵の町を崩壊する 
 実在しない
 (戦争で死んだ為存在しない?
  実在しない、という事は「僕」ではない不特定多数の空想上の人間
  =戦争で亡くなったであろう人?) 
 僕の為の慰め(慰霊碑を作ったり、ということ?) 
 もしくは→僕の為の慰めは実在しない? 
 死んでしまった為戦争から開放される=支配されない場所へ=天国へ?

例えこれが夢でも現実でも 
実在しない君の為の慰め 
支配されない場所 
>夢でも現実でも
 (今となっては夢だったのか現実だったのか、
  伝える人間もいなくなってしまった) 
 実在しないーは上と同じ。「君」の為の慰め。支配されない場所も上と同じ 

君は頭を僕は指を無くした 
補うように二人仲良く 
吊るされていた 
>吊るされていた、とかは原爆ドームとか、
 あんなところに飾られている(というのも変だけど)人達?
 二人仲良く、は、その当時は敵同士だったのだが、
 今は仲良く(平和になったことの象徴?)飾られているということ?

冒頭では君が指を、僕が頭を無くしたようなのに
最後で反対になってるのが分からない 

230 名前: Nana [sage] 投稿日: 2008/01/23(水) 12:14:22 ID:A7Tray4u0



悪童日記を最近よんだので解読してみた 

崩壊された街 支配されない場所/人格ラヂオ 

・色の違いが生み出した蔑みに 
押し潰されて君と僕が 
吊るされていた 

ナチスが戦争をしていた時代が舞台なので「色の〜」はユダヤ人差別の事 
「君と僕」は主人公の双子の少年(ユダヤ人では無い) 
戦争のせいで双子が豊かに暮らしていた街が潰れ(崩壊した街)、
たくさん食糧をつくり戦時中の貧しさにも耐えていける
おばあちゃんの家(支配されない場所)で色々な人に貶され蔑まされながら
生活をしていた 

・君の鋭く尖った指は 
僕の頭に鋭く突き刺さっていた 

双子はいつも一心同体で離れると具合が悪くなるので離れられない 
まるで頭に指が刺さっているよう 

・躊躇いなく今崩壊した街 

戦争であっけなく潰れる双子の故郷 

・実在しない僕のための慰め 
支配されない場所へ 

故郷でお母さんから言われたような愛情の言葉なんて一つも無いおばあちゃんの家へ 

・例えこれが夢でも現実でも 
実在しない君のための慰め 
支配されない場所 

酷い事ばかり言われるこの場所では、愛情の言葉を思い出すと涙が出るので
ここにいる時は愛情の言葉も無意味とするようにした 

・君は頭を僕は指を無くした 
補うように二人仲良く 
吊るされていた 

ここのとこはよくわからない 
私の妹曰わく、お母さん妹の遺骨ではないかと 
そうだとしたら双子の親しい人が死んでいったことかもしれない 

611 名前: Nana [sage] 投稿日: 2008/12/26(金) 10:08:47 ID:G8XASED2O