シド  紫陽花
多重人格の歌かな、と思い、解釈。 

>残り香だけ たよりに過ぎし日想えば 
>僕は弱く 枯れるまで只泣きました 
昔の優しかった君を思い出し
いつかはまた優しくなってくれるんじゃないか 
そんな風に思うけど今は冷たい暴力的な君なので泣いてしまう

>帰る場所は違うけど 傘は1つしかなくて 
>僕は濡れたくないから さよならしました 
それぞれの人格は一緒には出てこなくて、 
僕は被害を受けたくないから、さよならしました。

>紫陽花の花が咲くこの道の 角を曲がったら君の部屋まで 
>僅かな距離 距離が今は遠く 
雨ときれいな花という正反対なもの=紫陽花
角を曲がる=角を取る=丸くなる 
僕がもう少し性格が丸くなれたら、僅かなことなんだけど、今は無理だな

>少し伸びた睫毛にかかる前髪を かきあげる手 爪を彩る紫も 
>僕の知らない君を一つ見つける度に 一年という月日を 只、悔やみました 
僕の知らない君=多重人格者を見つけるたびに
ああ出会わなければよかったなと悔やみました

>再会の朝に見た それぞれの 暮らし 背負うもの 上手く笑えない 
>僕は僕と後悔の渦へ 
また優しい君と再会したけど、
もう一人の嫌な君のことも考えると上手く笑えない 
どうしたらいいのかわからない、付き合っていたいのか別れたいのか、渦。

>またね。と手を振って振り返る 薬指には 日焼けの跡 
>優しい嘘は最初で最後の 
またねと手を振るときにはすでにもう一人の君になっていて、
僕があげた指輪も外している 
僕は優しく「うん」と言うがそれは最初で最後の嘘。

>紫陽花の花が咲くこの道の 角を曲がったら君の部屋まで
>僅かな距離 距離が今は遠く 
僕がもう少し優しくなれていたら、我慢していれば、
君の部屋(ずっと一緒)にいられたのにな。 
でも、それは、いまのぼくにはとても無理なことだったんだ。

189 名前: Nana [sage] 投稿日: 2008/01/07(月) 17:37:20 ID:zcLM8vpd0



>>189 
多重人格の曲ではないんじゃない? 
解釈は人それぞれ自由だけど 

自分だけの事で精一杯だった一年前の主人公が、
寂しがる彼女を煙たく思い一人残してどこか行ってしまうが、 
一年後に故郷に帰ってきて、今頃になって彼女の大切さを思い知らされるが、
彼女には彼女の新しい生活ができていて、
彼女を一人残し行ってしまった一年前を後悔している曲だと思う。 

残り香だけたよりに過ぎし日想えば僕は弱く枯れるまでただ泣きました 
>>懐かしい地元の風景に昔を思い出し、
 同時に色々な想いが溢れてしまい、弱くも泣いてしまった 
帰る場所は違うけど傘はひとつしかなくて僕はぬれたくないからさよならしました 
>>道(傘)は一つしかなくて、自分のことだけで精一杯で
 そばにいる彼女までが煙たくなり寂しがる彼女を残し一人故郷を出ました 
紫陽花の花が咲くこの道の門を曲がったら君の部屋まで僅かな距離距離が今は遠く 
>>紫陽花の花が咲いている彼女の家までの距離が今では遠く感じる 

少し伸びた睫毛にかかる前髪もかきあげる手爪を彩る紫も
僕の知らない君をひとつみつける度に一年という月日をただ悔やみました 
>>一年離れ、一年前とはまた違う彼女の部分をひとつひとつ見つける度に
 彼女を残して故郷を離れた一年前を悔やんでいる 

再会の朝に見たそれぞれの暮らし背負うものうまく笑えない僕は僕と後悔の渦へ 
>>一年後に再会した朝、久しぶりに見た彼女を取り囲む生活が
 自分の全然知らない物ばかりで、
 時の流れで変わってしまったものが寂しく
 一年前に彼女を残し離れたことを後悔している

「またね。」と手を振って振り返る薬指には日焼けの跡 
優しい嘘は最初で最後の〜… 
>>薬指には、彼女が残された一年間の間に
 他の誰かから貰った指輪をずっとつけていた。 
 主人公の前では、優しい嘘としてその指輪を外していたが、
 指輪の跡が日焼けの跡になってしまって
 主人公は徐々に気付いてしまいながら後悔している 

219 名前: Nana 投稿日: 2008/01/19(土) 13:16:34 ID:mCHC6EWGO



>>189 >>214 
何かの理由があって自分から別れたんだけど 
失恋から1年経っても立ち直れない曲だと思ってた。 
というより、自分と被るからそう思うだけかも。 
あと、時系列が曲の進行どおりじゃないんじゃない? 

残り香だけ頼りに過ぎし日思えば、僕は弱く枯れるまでただ泣 
きました 
>久しぶりに、彼女と過ごしていた街に来て、懐かしい香りだ 
とかで昔を思い出してる 

帰る場所は違うけど、傘は一つしかなくて 僕は濡れたくない 
から、さよならしました 
>別れた原因の話ではなく、現在の話。別々の場所に帰るのだ 
けれど、傘は一つしかない。 
彼女(元カノか)を送っていってもいいのだけれど、それでは僕 
が涙で濡れてしまうから、さよならしました。 

紫陽花の花が咲くこの道の、角を曲がったら君の部屋まで僅か 
な距離 距離が今は遠く 
>そのまま。(若しくは結局送っていったのかもしれない) 
紫陽花の花が咲いているこの角を曲がったら君の部屋に着くの 
だけど、その距離すら今は遠く感じる。 

246 名前: Nana [sage] 投稿日: 2008/02/04(月) 12:35:53 ID:JXip4lpdO



>>219 
亀ですみませんが 
>シド『紫陽花』 
“優しい嘘”は、彼女が言った「またね。」の一言なのかと思ってた 

主人公があげた、昔ずっとつけていた指輪を
彼女はもうつけていない事を目の当たりにして 
現実がつきつけられたようで悔やみ悲しんだ主人公は
彼女とはもう会えないような気がした(もしくは会わないと思った)。 
(だから“最初で最後の…”と言っている) 
そんな彼にとっては「またね。」の一言が
嘘のような彼女の優しい言葉だった。 

という解釈でした 
でも>>219の解釈見てなるほどと思い鳥肌立ちそうでしたw 

271 名前: Nana 投稿日: 2008/03/05(水) 18:35:00 ID:Rbh+P8lzO



帰る場所は違うけど 傘は一つしかなくて 
(もしかして君は浮気をしているの?) 
僕は濡れたくないから さよならしました 
(だけど本当にそうだったら怖いから、事実を知る前に僕は君とは別れた) 

なのかな?って思った。

443 名前: Nana [sage] 投稿日: 2008/08/27(水) 20:58:35 ID:rpHa4Ao90



1番の「残り香だけ頼りに...さよならしました」は
昔の恋人と再会して文字通り別れたところだと思った。
2番で一年前に別れた恋人にはもう他の恋人がいることを知って、
別れたことを後悔してるって内容じゃないかな。

445 名前: Nana [sage] 投稿日: 2008/08/29(金) 02:25:47 ID:14nC7WEjO