この詩は何となく原爆投下の際のアメリカ兵と 
殺された人々の両面から見たものだと私は思います。 

醜い顔の生き物(日本人)には
傷を付けても構わないと思うアメリカ兵。 
(広島or長崎の)人々は原爆投下によって生きることさえ奪われた。 
闇の雨=放射能に汚染された黒い雨が降り注ぐ。 
そしてその雨は人々を飲み込む様に汚染していく。 
闇の雨にうたれた人々は苦しみながら死んでいった。 
そこでは誰もが原爆によって爛れた醜い顔で
自分達の運命を嘲笑う。 
アメリカ兵も自分の醜さに気付かないまま燃える街を嘲笑う。 
人々は耐え難い程の痛みで体が焼かれていく。 
そして逃げる力さえもうなかった。 

人々は願った。 
「生まれ変われるとしたらこの爛れた姿ではなく、美しく、 
　そしてもっと強い者になりたい…」と。 

そこでは誰もが(住人＆アメリカ兵) 
醜い顔(焼き爛れた顔＆精神的に醜い顔)であふれていた。 

闇の雨降り注げと嘲笑うアメリカ兵=悪意。

Nana [sage] 投稿日： 2005/12/31(土) 13:26:54 ID:gHtRWwIN0