少女ロリヰタ23区  天上アクアリウム
私は恋人が死んでしまった話として解釈しました。 

>硝子越し 海がひんやり映って消えた 
(硝子越し=あの世とこの世の境目) 
君がこの世界から消えていった 

>悲しくて僕は水槽の奥をなぞった 
悲しくて、信じたくなくて、僕はいるはずのない君を探し続けた。 

>硝子越し 海がきらきら流れてゆくよ 
あの頃の君との思い出が遠くで輝いて見えるよ。 

>消えてしまっても ずっとずっと続けていたよ 終わりの来ない数え歌 
君が居なくなってしまっても、僕は戻る事ない君を待ち続けていた。 

>だからどうかもう泣かないで 震える指に口づけを 
「お願いだからもう泣かないで?」 
頭の中の君はそう言い、泣きじゃくり震えていた僕の手に
そっとキスしてくれた。 

>だけど夜はマーブル模様 電飾ぼかす涙とか 
だけどやっぱり、夜は君の事を思い出して
頭がぐちゃぐちゃになってしまうんだ。 
街の明かりさえ、涙でボヤけてしまう。 

>ごめんね、そっと耳打ちしたよ「バイバイ」 
耳元で君が「バイバイ」って囁いたような気がした。 

>見上げればパノラマの海 僕と君を乗せて泳いでく 
あの時、(まだ君が生きてる時)2人で見上げた満天の星空。 
この星空のように永遠に一緒にいれるような気がしてた。 

>だから手を繋いでいて?離れててもずっと想ってるから 
だからずっと手を繋いでいてね。 
例え離れてしまっても、僕はずっと君を想ってるから。 

>儚く消えてった言葉の粒が胸を焦がす 「だから、そばにいて。」 
「私もずっとあなたを想ってるよ。だから側にいてね」 
あの時、そう言った君の言葉が今も僕の胸を締め付ける。 

>あの夜、海は流星群。ひそやかに告げた「さよなら」 
あの夜、君はその言葉とこれからの思い出を連れて
まるで流れ星のように消えていった。 
君が居なくなった事によって君との別れを実感した。 
(ひそやかに告げた=言葉でさよならと言われていない) 

>深く深く沈んでゆくよ 深層の碧手を伸ばして 
君は深い深い眠りについていく。 
僕は離れていく君の冷たい手を握り続けた。 

>夜空。綺らり。瞳で。揺らり。循環り循環りくるレタリック 
夜空にキラリと星が流れ、その流れ星を目で追った。(君と重ねる) 
時間は君を置きざりにして回り、刻んでいく。 

>だけど僕はマーブル模様 心ぼやかす涙とか 
だけど僕は頭の中ぐちゃぐちゃで、君のいない時間なんて考えたくない。 
溢れ出して止まらない涙が、僕の心までも乱していく。 

>ごめんね、そっと耳打ちしたよ「バイバイ」 
(さっきと同じ) 
耳元で君が「バイバイ」って僕に囁いたような気がした。 

>ふたりでたゆたった 空のイミテイション 
あの夜(君が生きてた頃)暗い部屋で2人抱き合った時。 
(イミテーション=模造品、真似てつくる=空を真似た=真っ暗な部屋の中) 

>「忘れないよ。」 指を絡めてた 
(そのまま) 
「ずっと忘れないよ」って指を絡ませた。 

>どうか、叶いますように。星屑閉じ込めた手のひら 
そしてどうかこのままずっと一緒にいられますようにと
絡めた2人の手に願いを込めた。 

>儚く消えてった言葉の粒が胸を焦がす 「だから、そばにいて。」 
「私もずっとあなたを忘れない。だから側にいてね」 
あの時、そう言った君の言葉が今も僕の胸を締め付ける。 

>あの夜、海は流星群。ひそやかに告げた「さよなら」 
あの夜、君はその言葉とこれからの思い出を連れて
まるで流れ星のように消えていった。 
そして僕は、心の中でそっと君にさよならを言った。 

55 名前: Nana 投稿日: 2007/11/03(土) 22:41:42 ID:TgTJciwKO