私は恋人が死んでしまった話として解釈しました。 >硝子越し 海がひんやり映って消えた (硝子越し=あの世とこの世の境目) 君がこの世界から消えていった >悲しくて僕は水槽の奥をなぞった 悲しくて、信じたくなくて、僕はいるはずのない君を探し続けた。 >硝子越し 海がきらきら流れてゆくよ あの頃の君との思い出が遠くで輝いて見えるよ。 >消えてしまっても ずっとずっと続けていたよ 終わりの来ない数え歌 君が居なくなってしまっても、僕は戻る事ない君を待ち続けていた。 >だからどうかもう泣かないで 震える指に口づけを 「お願いだからもう泣かないで?」 頭の中の君はそう言い、泣きじゃくり震えていた僕の手に そっとキスしてくれた。 >だけど夜はマーブル模様 電飾ぼかす涙とか だけどやっぱり、夜は君の事を思い出して 頭がぐちゃぐちゃになってしまうんだ。 街の明かりさえ、涙でボヤけてしまう。 >ごめんね、そっと耳打ちしたよ「バイバイ」 耳元で君が「バイバイ」って囁いたような気がした。 >見上げればパノラマの海 僕と君を乗せて泳いでく あの時、(まだ君が生きてる時)2人で見上げた満天の星空。 この星空のように永遠に一緒にいれるような気がしてた。 >だから手を繋いでいて?離れててもずっと想ってるから だからずっと手を繋いでいてね。 例え離れてしまっても、僕はずっと君を想ってるから。 >儚く消えてった言葉の粒が胸を焦がす 「だから、そばにいて。」 「私もずっとあなたを想ってるよ。だから側にいてね」 あの時、そう言った君の言葉が今も僕の胸を締め付ける。 >あの夜、海は流星群。ひそやかに告げた「さよなら」 あの夜、君はその言葉とこれからの思い出を連れて まるで流れ星のように消えていった。 君が居なくなった事によって君との別れを実感した。 (ひそやかに告げた=言葉でさよならと言われていない) >深く深く沈んでゆくよ 深層の碧手を伸ばして 君は深い深い眠りについていく。 僕は離れていく君の冷たい手を握り続けた。 >夜空。綺らり。瞳で。揺らり。循環り循環りくるレタリック 夜空にキラリと星が流れ、その流れ星を目で追った。(君と重ねる) 時間は君を置きざりにして回り、刻んでいく。 >だけど僕はマーブル模様 心ぼやかす涙とか だけど僕は頭の中ぐちゃぐちゃで、君のいない時間なんて考えたくない。 溢れ出して止まらない涙が、僕の心までも乱していく。 >ごめんね、そっと耳打ちしたよ「バイバイ」 (さっきと同じ) 耳元で君が「バイバイ」って僕に囁いたような気がした。 >ふたりでたゆたった 空のイミテイション あの夜(君が生きてた頃)暗い部屋で2人抱き合った時。 (イミテーション=模造品、真似てつくる=空を真似た=真っ暗な部屋の中) >「忘れないよ。」 指を絡めてた (そのまま) 「ずっと忘れないよ」って指を絡ませた。 >どうか、叶いますように。星屑閉じ込めた手のひら そしてどうかこのままずっと一緒にいられますようにと 絡めた2人の手に願いを込めた。 >儚く消えてった言葉の粒が胸を焦がす 「だから、そばにいて。」 「私もずっとあなたを忘れない。だから側にいてね」 あの時、そう言った君の言葉が今も僕の胸を締め付ける。 >あの夜、海は流星群。ひそやかに告げた「さよなら」 あの夜、君はその言葉とこれからの思い出を連れて まるで流れ星のように消えていった。 そして僕は、心の中でそっと君にさよならを言った。
55 名前: Nana 投稿日: 2007/11/03(土) 22:41:42 ID:TgTJciwKO